他のこわしや
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 03:59 UTC 版)
静馬かなえ(しずま かなえ) 静馬仙術二十四代。現「こわしや」会長。23歳。番司の姉。仙術で水を操り、特に糸状に伸ばして物体を切断する技が得意。 静馬さなえの孫で、我聞の兄弟子に当たる。普段は九州(福岡の南の方)の神社の巫女を勤める。怒った時の様子からすると地は九州弁のようである。 さなえからの遺伝か、非常にキビしい性格の美女。怒りっぽく、暴走する番司をよくシメている。胸のボリュームについて指摘されても激怒する。 辻原からは「かなちん」と言われているが、もちろん本人は嫌がっている。工具楽屋と違い、かなり儲かっているようだ。 静馬さなえ(しずま さなえ) 静馬仙術二十一代。元「こわしや」にして、元「こわしや」会長。かなえ、番司の祖母。とうに現役は退いた身だが、まだ特殊ヘリを単身で撃墜できる程度には強い。水を使用した切断技(水刃)の達人。 我聞、かなえ、番司の師匠。指導はスパルタ式。 戦時中には軍で特殊工作部隊の隊長(階級は大尉)を勤める。当時の異名は「鬼の静馬」。当時の部下に中之井、神楽がいた。 かなえ以上にキビしい女性だが、子供は好き。我聞たちの母親の葬儀で我聞ら兄弟を見かけて以降、ずっと心の片隅で気にかけていたようだ。 静馬番司(しずま ばんじ) 静間仙術二十五代(予定)。15歳。かなえの弟。高校1年生の2学期から我聞達の学校に転校してくる。かなえと同じく水を操るが、こちらは水流や水弾として打撃的な用途に用いることを好む。祖母のさなえ曰く「ハナタレ」。 時代遅れの学ランに赤毛・虎縞ハチマキの熱血系少年で、悪ぶってはいるが根は純情。 工具楽屋で研修を行うため九州からやってきた。当初は我聞を「親の七光りでこわしやになった野郎」と決めつけ反目していたが、工具楽屋の仕事を通じて我聞を認め、友情を感じるようになる。 工具楽一家(特に果歩)には、ある事件が原因で「パンツマン」と呼ばれている。研修終了後は工具楽屋の近くで「こわしや」を開業。仕事の多くは工具楽屋と共同で行っている。 初対面で陽菜に一目惚れしたため、それを快く思わないGHKから厳しい扱いを受けている。そのため果歩とは犬猿の仲。加えて当の陽菜からは商売敵として距離を置かれ、姉のかなえにもシバかれているため、常に不遇な印象が強い。 如月湧次郎(きさらぎ ゆうじろう) 如月仙術。27歳。鉄の仙術を操り、その怪力でハンマーを振り回すなどの肉弾戦を得意とする。また体を強化し銃弾の中を突っ切ることも可能。 体も顔もゴツい男。性格は体躯の通りに豪快だが、妙なところで繊細な面も散見される。静馬かなえに恋をしているものの、報われる気配は全くない。 帖佐理来と行動を共にすることもある。傍目から見るとタイプは正反対だが親友らしい。 西音寺進(さいおんじ すすむ) 西音寺仙術。21歳。時宗との関係は不明?木や植物を操る。攻撃よりは防御や妨害といったサポート的な行動が得意。 のんびりした感じの真面目そうな兄ちゃんだが、堅物ではなくノリが分かる人。 雪見とよく将棋をしている(進の方が将棋は強いようである)。 奥津太一(おくつ たいち) 奥津仙術。51歳。熱を操り、手にした超高温キセルで壁を溶かし切るなどの芸当が可能。 典型的なべらんめえ調江戸っ子オヤジで、無類の酒好き。 子供も孫もいるが仙術関連には進んでいない。 安部雪見(あべ ゆきみ) 安部仙術。19歳。電気を操ることができる。 天然系ツッコミキャラ。普段は寡黙だが、怒らせると文字通りの雷が炸裂する。また従来の仙術技にカタカナ読みの名前をつける意外な一面も。 同作者の読み切り作品「出動!特命高校」のヒロインでもある(そちらでは高校1年で合気道の達人という設定)。 帖佐理来(ちょうさ りく) 帖佐仙術。27歳。光を操り、幻影や目くらましといった技を得意とするが、反面攻撃力には欠ける。 丸グラサンがトレードマークのお調子者で、自称プレイボーイ。その割に全然モテそうな気配がないのはご愛嬌。おニャン子の歌は彼にとって基本である。番司にとっては(あらゆる意味で)いい先輩。
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