他のけしや
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 14:27 UTC 版)
祇王真琴(ぎおう まこと) 京都の「西京都けしや」。蒼曰く、集中力が持続せず、仕事が雑になりがち。 壬生陽色(いくるみ ひいろ) 東京で評判の悪い「江戸御堀端けしや」。十九代と呼ばれている。第10話「ほたるの道」で顔見せに登場し、第11話のラストで菜乃葉の顔を見に来た。犯罪者に記憶を消す形で加担したり、第13話「閻魔様が見ている」で不倫で妻と愛人の板挟みになった人物に2人の記憶を消して愛人の子を養子にした親戚の子だと偽ったのがバレて虐待する妻を止めなかった原因を作っている。悪事を「鎌倉けしや」に暴かれ、逆恨みの憎悪を抱く。 第26話「あと一度の桜」で入院中の母親が余命幾ばくもなくソメイヨシノが咲くのを見たいと願っていたが、2月なので諦めていた。しかし、菜乃葉や蒼の協力で大船フラワーセンターの玉縄桜を見て夫を呼びながら静かに母親が息を引き取ったため、借りを返すと誓う。 平将親(たいら まさちか) 家康が江戸幕府を開く前から坂東を支配した坂東の王にして民衆の味方「平将門」の血を引く「坂東けしや」。髪にメッシュを入れている。第9話「桜のない春」で自身のコンプレックスゆえに恋人・夏木大和(なつき やまと)の記憶消去を「鎌倉けしや」の頼もうとした女優・樹可奈子(いつき かなこ)を結局は客にし損ね、第10話では母親と和解したがっていた蒼の幼馴染・近江勇人(おうみ ゆうと)にあれもこれもとふっかけて不審を抱かれて断られたことを「鎌倉けしや」の蒼のせいだと怒っていた。 猫園陽貴(ねこぞの はるき) 第21話「思ひ出の海棠」で初登場。「谷中けしや」。2匹の巨大な猫と仕事をしており、「トメ」と「ゴ」が猫で蒼を驚かせた。三毛は「トメ」のユウコ、ハチワレは「ゴ」のアツコ。2匹の名前の由来は「ダブル浅野」であり、女性アイドルグループ「AKB48」のファンだと思った菜乃葉に「あの人いくつ?」と唖然とさせた。蒼より年下の少年に見えるが、年長者で朱門の死も知っている。 丹後自由郎(たんご じゆろう) 「烏森けしや」。あまり仕事を受けない偏屈な老父・自五郎が入院したため、大人しい性格だが、「トメ」の黒羽が仕切り、「ゴ」の夢良(むら)と3人で仕事をするようになった。しかし、青志郎曰く「スジもん(筋者)」ばかり。野々山隆の結婚詐欺に加担したため、入院中の父親が一時退院して雷を落とされる。 第27話「陽だまりのキネマ館」での父親の葬儀の席で引退を報告した。無理をして一時退院したことで父親が亡くなったため、これ以上「けしや」を続けることは出来ないと語った。 黒羽暉良(くろは きら) 「烏森けしや」を仕切っている「トメ」。金儲けしか頭に無く、犯罪に加担することすら厭わない。 丹後自(たんご みずか) 新たに黒羽に担ぎ上げられた「烏森けしや」。高1。自由郎の従弟。 大月(おおつき) 「西京都けしや」のトメ。かつては「鎌倉けしや」のトメで朱門の婚約者だったが、きつい性格だと当の朱門に避けられ、月子と恋に落ちた彼に婚約を解消された。 百旗部瑛琉の件で朱門に殺されかけ、紅太郎が命を落とすことになったが、己を制した朱門に救われた。瑛琉の母親を諭す。
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