メカラ ウロコとは? わかりやすく解説

メカラ ウロコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 05:14 UTC 版)

THE YELLOW MONKEY」の記事における「メカラ ウロコ」の解説

バンド誕生日とも言える12月28日には、「メカラ ウロコ」という「昔のTHE YELLOW MONKEYに戻る」という趣旨の元、初期楽曲メインにしたライブ1996年1998年、1999年2001年2016年2017年2018年にわたり7度行った吉井曰く忘年会兼ねて」のイベントである。日本武道館2020年東京五輪のための改修工事により使用不可となるため、2018年一度終わらせている。 基本2部構成行われ第1部通常のバンド演奏第2部からは「メカラ ウロコ楽団」と呼ばれるオーケストラ団体と共に曲を演奏する(弦編曲指揮チェリスト四家卯大が担当)のが通例となっていた。2016年以降は「メカラ ウロコ楽団としての参加はなく、2016年の「27」は徳澤青弦オーケストラ2018年の「29」は佐藤衣子ストリングスそれぞれ演奏している(2017年ストリングス編成自体がなし)また、ライブ途中でメンバーが「東京ブギウギ」の替え歌「おそそブギウギ」を歌うのが恒例となっていた。 これらとは別に2004年解散イベントも「メカラ ウロコ・15」と銘打たれている。また、2009年12月22日結成20周年記念としてフジテレビ放送され特番も『メカラ ウロコ・20』と釘打たれた。 バンド解散後吉井2006年2015年毎年12月28日日本武道館ライブを行うのが恒例となっていた。ただし、通常のライブツアー一環として開催される場合多く、「メカラ ウロコ」のタイトル使われていない吉井は「バンド復活するまでは、俺がこの日を守っていきたいという想いから(12月28日に)ソロライブをしていたんです。毎回メンバー元気なうちに、またここでやりたい思っていました」と語っている。 メカラ ウロコ・71996年12月28日日本武道館))1st - 3rdアルバム楽曲中心構成されオープニングの「MORALITY SLAVE」では、1993年実施され日本青年館でのライブ演出再現し、頭に袋を被せた女性武道館側のNG今回は裸ではない)を2人から20人に増やして披露された。吉井自身自伝にて「いまだに見ますからね。あのライブ映像は。(中略喜び部分では、過去にもあれを超えるライブはない」と胸懐するほど気に入っているライブであり、「いつか完全版出したい」と綴った2年後2009年完全版の『メカラ ウロコ・LIVE DVD BOX』がリリースされた。ラストでは吉井レコード会社移籍による心境語り移籍後第1段シングルとなる「楽園」ライブトリ飾った。 メカラ ウロコ・9(1998年12月28日日本武道館))1997年は『PUNCH DRUNKARD』のレコーディングなどで多忙だったこともあり、1年空いている。「PUNCH DRUNKARD TOUR」中の開催であり、武道館2DAYS後日でもあったため、充分なリハーサルできない状態であったが、メンバーの強い希望により行われた前回と同様、1st - 3rdアルバム楽曲中心である。アンコールの「MERRY X'MAS」では、吉井が『jaguar hard pain』に登場するマリーに女装して披露された。トリ飾ったSO YOUNG」はこの日が初披露であり、後に18thシングルとしてリリースされた。 メカラ ウロコ・101999年12月28日日本武道館))「PUNCH DRUNKARD TOUR」後の活動休止明け行われた29日ファンクラブ限定ライブWe are Petticort Laner de 公演」との2本立て開催された。女性コーラスとしてロビー・ダンツィ、マナ・リオンの2名、ホーンセクションとしてつづらのあつし(サクソフォーン。管編曲担当)、青柳誠サクソフォーン)、佐々木史郎トランペット)、下神竜哉トランペット)、清岡太郎トロンボーン)が参加しコーラスの2名とつづらの・青柳翌年開催されコンサートツアーSPRING TOUR」にも帯同している。初め4thアルバム以降楽曲披露され1st - 6thアルバムまで幅広く選曲された。トリ飾ったバラ色の日々」はこの日がライブ初披露である。 メカラ ウロコ・8(2001年1月4日大阪ドーム)、1月8日東京ドーム))過去3公演とは異なり日本武道館以外の会場行われ開催日バンド誕生日とは無関係である。楽曲メンバーの「今やりたい曲をやろう」という意向で、アルバム『8』の収録曲中心に構成されている。吉井曰く「昔の曲でセットリスト組んだら、『8』の収録曲が全然入ってなかった」ために、先述コンセプトのもとセットリスト組み直されたという。そのためタイトル11(12)ではなくアルバム合わせて『8』となっている。ライブラストでは吉井が「私たち、普通の野良犬戻ります!」「我がイエローモンキー永久に不滅です!」というMCと共にWELCOME TO MY DOGHOUSE」がトリ飾ったTHE YELLOW MONKEY活動休止前最後ライブであり、後に再結成迎えるまで実質的にバンドのラストライブとなったメカラ ウロコ・272016年12月28日日本武道館))20年前に初め行われたメカラ ウロコ・7」と直前まで行われていたツアーTHE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR -Subjective Late Show-」の内容組み合わせ形で披露。「MORALITY SLAVE」や「真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)」などはメカラ ウロコ・7同様の演出披露され選曲インディーズ時代のものから当時最新曲「砂の塔」まで幅広く選曲された。 メカラ ウロコ・282017年12月28日福岡 ヤフオク!ドーム))17年ぶりとなった東京ドーム公演2DAYS直後、「九州SPECIAL」と銘打ち選曲演出一新し福岡 ヤフオク!ドーム開催された。過去1度しか披露されていないWedding Dress」から始まり客席内のステージ移動してのアコースティックアレンジを披露する場面もあった。「追憶のマーメイド」は1995年以来22年ぶりに披露され、「LOVE LOVE SHOW」は歌詞博多弁変えて披露された。 メカラ ウロコ・292018年12月28日日本武道館))再集結後も披露されなかった曲が多数占めた公演は、1曲目が「ジュディ」で始まりサイキック No.9」「STONE BUTTERFLY」「DEAR FEELING」「GIRLIE」などアルバム『8』の曲を演奏しつつ、メカラ ウロコ・9の楽曲Oh! Golden Boys」「DONNA」「仮面劇」「遥かな世界」「街の灯」なども披露された。また、今まで1度演奏されなかった「薬局行こうよ」が初め演奏され、「甘い経験」「離れるな」などといった「PUNCH DRUNKARD」の曲も演奏された。「毛皮コートブルース」をメカラ ウロコで演奏するのは初めてであり、1999年12月29日の「Petticoat Lane de公演以来演奏となったまた、新曲本編演奏するのは初めてである。最後は、アルバム先行リリースされる新曲I don't know」で締めくくったまた、メカラ ウロコというタイトルライブを行うのはこれで最後となった

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