ベルサイユのばら
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『ベルサイユのばら』は、池田理代子による漫画作品。通称「ベルばら」。フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、フィクション作品。フランス本国では『Rose de Versailles (la)』、英語圏では『Lady Oscar』のタイトルで訳されている。
- 1 ベルサイユのばらとは
- 2 ベルサイユのばらの概要
ベルサイユのばら
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「ロザリー・ラ・モリエール」の記事における「ベルサイユのばら」の解説
1775年頃、12歳の時に困窮した生活の中で泥酔した貴族に声を掛けられたことから、病気の母のため売春をして金を得ることを決意し、パリの街で客を引こうとする。この際に偶然にオスカルに声をかけ、しかし、女性であるオスカルは当然、この申し出を受けず、ロザリーに同情して金貨を与えた。ローズ・ベルタンの店に、台所の下働きとして雇われた直後、母を、ある貴婦人の乗った馬車に跳ねられるという事故で亡くし(この時に母から、生母の名を途中まで聞かされている)事故現場に居合わせた新聞記者:ベルナール・シャトレに葬儀の手続きや埋葬を世話になる。 1776年から1777年頃、母の敵討ちとして、ブロンドの巻き毛とドレスの柄の記憶を頼りにベルサイユへ向かう。が、ベルサイユ宮殿の規模の広大さ、貴婦人のドレス事情を知らずにいたことから、同じくブロンドの巻き毛を持ち、偶然にも同じ柄のドレスを着用していたオスカルの母を件の貴婦人と誤認し、ジャルジェ家の屋敷へ侵入して彼女を襲撃、その際にオスカルと再会し、その行く末を心配したオスカルによって引き取られる。始めは風聞から王妃、マリー・アントワネットを良く思っていなかったが、オスカルに連れられて行った舞踏会で対面し、誤解を解く。オスカルに対しては、女性と知ってからもほのかな恋心は止まず、一途に慕う。その純真さ、愛らしさでオスカルの心を和ます妹のような存在となる。 探していた実母「マルティーヌ・ガブリエル」が、養母を轢き殺したポリニャック伯夫人であると知った直後、異父妹シャルロットが政略結婚に対しての嫌悪から自殺。その直後にジャンヌの引き起こした事件を理由にポリニャック伯夫人に脅され、引き取られて行くが、異父妹シャルロットの身代わりに政略結婚させられそうになり、生まれ育った町へ逃げ帰る。 1787年春、義賊「黒い騎士」として捕らえられたベルナールと再会。彼の身の回りの世話をしているうちに愛し合うようになり、結婚した。1789年6月、ベルナールを訪ねて来たオスカルと再会。夫の目の前でオスカルに喜んで抱きつき、ベルナールを嫉妬させた。同年、7月14日、バスティーユの戦いで死亡するオスカルを看取る。1793年、コンシェルジュリー牢獄に投獄されたマリー・アントワネットと再会。死刑直前まで世話をする。
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ベルサイユのばら
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「ルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュスト」の記事における「ベルサイユのばら」の解説
ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑されるころ(原作連載終了)まで登場。ベルナール・シャトレの遠縁にあたる設定で、「オルガン」を出版したために(本人曰く「最高傑作」。)発禁処分を受けて指名手配され、ベルナール・シャトレの下に身を寄せている設定だった。物語終盤のフランス衛兵隊が革命派に寝返った直後、ベルナールに故郷へ帰る旨を告げて彼らの前から去る。
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ベルサイユのばら
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「アラン・ド・ソワソン」の記事における「ベルサイユのばら」の解説
元は士官学校を出た少尉だったが、面会に来た妹・ディアンヌに手を出そうとした先代の隊長を殴り顎の骨を折ったため、フランス衛兵隊の一兵卒に落とされた。先代の隊長に表沙汰に出来ない強姦未遂という非があったことにより、銃殺刑は免れた。 その後、1781年の規則「4代以上続いた大貴族でなければ昇進できない(en)」という大貴族が高位高官の職を独占するべく陸軍大臣ド・セギュール公爵が制定したため、貴族の間でも上級貴族と下級貴族の格差を作り出しており、この差別により貴族とは名ばかりの平民以下の貧困に苦しむばかりか元の階級に戻ることも出来ず自暴自棄になっていた。1787年に新しく隊長となったオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ准将に銃口を向けて脅迫して追い出そうとして決闘に敗れ、なおも拉致・監禁を働くも被害者であるオスカル自身の温情により不問に処された。それでもブイエ将軍に無礼を働く等々の働き口を失いかねない暴挙を続けた。ブイエ将軍に対する愚挙で同僚がオスカルにほだされたのを機に意地を張りながらも徐々に力量を認めるようになり、いつの間にか恋心を抱くようになる。 1788年12月、ディアンヌと婚約していた貴族の青年が彼女を「名ばかりの貴族で貧乏だから」と簡単に裏切って金持ちの平民と結婚したため、これに絶望したディアンヌは首を吊り自ら命を絶ってしまう。最愛の妹が自殺したショックで半ば廃人状態になっていたのを、家へ訪ねて来たオスカルによって正気に戻される。義弟になる筈だった妹の元婚約者の姓名と心変わりの詳細は不明。 1789年6月19日、命令により三部会が開かれている議場を閉鎖する。(原作では)その時、衝動的にオスカルにキスしたのを、アンドレに止められる。 同年6月23日、会議場から立ち去ろうとしない平民代表たちを追い出すようにブイエ将軍に命じられるが拒否。第1班全員と共にアベイ監獄に投獄されるが、オスカルがジャーナリストのベルナール・シャトレに協力させて民衆を動かし、6月30日に釈放される。 なにかとアンドレと反目していたが、彼の失明を知ると涙ながらに拳を振るい「残れ」と命令。しかし、アンドレの意志が硬いことを知ると、他の隊員とともにアンドレを支えた。 同年7月13日、テュイルリー宮広場でオスカルに率いられてドイツ人騎兵隊と戦闘。衛兵隊側からもフランソワ、ジャン、アンドレ等多数の死者が出たが、とりあえず勝利。翌日、バスティーユ牢獄攻撃に参加し負傷。そして銃弾に倒れたオスカルをロザリーと共に看取る。
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ベルサイユのばら
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「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事における「ベルサイユのばら」の解説
詳細は「ベルサイユのばら (宝塚歌劇)」を参照 原作は池田理代子の同名漫画『ベルサイユのばら』。 本作品の外伝については「外伝ベルサイユのばら」を参照。
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「ベルサイユのばら」の例文・使い方・用例・文例
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