バンドでの役割
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BUCK-TICKにおいては主にリズムギターを担当。アルバム1作品につき2、3曲程度作曲する。基本的には今井寿の指向に合わせて作曲しているようであるが、「幻想の花」のように「どうしてもシングルで出したい」と主張した楽曲も存在する。総じてメロディアスで叙情的な傾向が強く、自身がアコースティックギターでバッキングを担うものが多い。曲数こそ今井より圧倒的に少ないもののファン投票で上位にランクインする楽曲も多く、ファンクラブ会報誌「FISH TANK」で行われた第1回アンケートでは好きな曲第1位に「JUPITER」が選ばれ(第二位は「さくら」)、『CATALOGUE 2005』リリースに際しHMVが行ったファン投票では「ミウ」が1位を、またファンクラブ会報誌でのB面曲投票でも「ナルシス」が1位をそれぞれ獲得している。 また、過去に1曲だけ作詞を担当したことがある(『悪の華』の「PLEASURE LAND」)。『Mona Lisa OVERDRIVE』の「BLACK CHERRY」も櫻井敦司と星野の共作となっているが、星野が考えたのはサビの「BLACK CHERRY」というフレーズのみである。 自作曲のレコーディング時はこだわりが強く、具体的な要求をしてくるケースが多いとのことである。ヤガミトールは「昔からヒデの方がこだわりが強い。本人のイメージとちょっと違うとチェックが入る(笑)。今井は面白かったらアリだから」と語っている。 1992年ごろよりキーボードを習い始め、一時期ライヴでもキーボードを演奏していたが、近年は曲作りやレコーディングでこそ使用するものの、「ステージ上で演奏することは二度とない」と語っている。 ギターとキーボード以外にもオールマイティに様々な楽器を演奏する。 BUCK-TICKで最初にオリジナル曲を作曲した。タイトルは「ソルジャー」。後に「フリークス」と改名したが、結局お蔵入りとなり音源化もされていない。本人いわくミディアムでマイナーコードの楽曲だったという。 デビュー当初は「やさしさ自然体」というキャッチコピーを付けられていた。雑誌のインタビュー記事でも無口で穏やかな雰囲気であることを記されることが多い。櫻井敦司曰く「バンドのオアシス」。デビュー当時の「メンバーを植物に例えると?」というインタビューでは「盆栽」に例えられていた。また1980年代はメンバー内で最も顔が老けていると言われ、他メンバーから「(10年後のメンバーについて)ヒデだけいいジジイ」などと度々ネタにされていた。
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バンドでの役割
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バンド結成当初から現在に至るまでBUCK-TICKの作曲のほとんどを担当している。アルバム毎のサウンドや世界観の構築は基本的に今井の意向によるものである。 前身バンド"非難GO-GO"と"BUCK-TICK"のバンド名も今井による命名である。結成当初、ザ・スターリンのコピーバンドだったため、今井は"THE NOTALIN"というバンド名を考えたが、樋口豊の強めの反対に合い、"非難GO-GO"とした。 初期は作曲に合わせてほとんどの曲に作詞をしていたが、『TABOO』以降は1つのアルバムに2、3曲となっていた。その後、『天使のリボルバー』以降の近作ではアルバムに4-5曲と増加傾向にあり、シングル曲も今井作詞のものが増えている。 『MY FUCKIN' VALENTINE』『CHECK UP』『細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM』『RHAPSODY』などの楽曲で櫻井との掛け合い的にサイドボーカルを執っているが、アルバム『Six/Nine』収録の『相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり』ではメインボーカルを務め、アルバム『Mona Lisa OVERDRIVE』収録の『Sid Vicious ON THE BEACH』では、初めてソロのリードボーカルを担当した。 頬に書いてあるB-Tの文字がトレードマーク。デビュー当初は頬全体に大きく書かれていたが、『SEVENTH HEAVEN』の頃より「なんか…みっともねえから」という理由で小さく書かれるようになり、現在に至る。頬ではなく首筋に書かれていたり、「BiTch」と書かれていた時期もあった。また、20年以上前より、右側の前歯2本にそれぞれ、「B」、「T」と金色の文字を入れている。 BUCK-TICKのライブで開演前に流されるBGM(オープニングBGM)は、今井が聴いている音楽から選んだものである。ライブ期間中になると、使用したBGMのリストをブログに載せて話題にしている。選曲については、会場の広さや客の状態(指定席なのか立ち見なのか)を考慮しているが、あえて無視する場合もある。 スロースターターの傾向があるのか、作曲期間の締め切りを超えてしまったり、レコーディング中も寝ているというエピソードも多い。その影響で『darker than darkness -style 93-』ではアルバムリリースより前にツアーが始まってしまったり、『Six/Nine』など星野英彦が作った楽曲では今井がギターを弾いていないケースも存在する。 ステージ衣装のデザインやアイデアを出すことについてもメンバーの中で一番遅い。今井曰く「(夏休みの)前半後半、遊びまくって、ギリギリでヒイヒイ言いながら、約1ヶ月分の日記をつけ始める。そんな小学生。それは俺。」とのこと。
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