三省堂 大辞林 |
のさば・る 3
(1)ほしいままに伸び広がる。はびこる。
「蔦(つた)の蔓(つる)が塀いっぱいに―・る」「暴力団が―・る」
(2)横柄な態度をとる。ほしいままに振る舞う。
「何と亭主久しいのと、―・り上れば/浄瑠璃・曾根崎心中」
[可能] のさばれる
品詞の分類
「のさばる」の用例一覧
坂口安吾 足のない男と首のない男 (青空文庫)
ろがこの男は毎日職業野球を見物してゐるだけが能かと思ふと、さうではないので、万歳も見てゐるし、 安来節 ( やすきぶし ) の小屋でカケ声をかけてゐることもあるし、浪花節でもレビューでも何でも行儀の悪い見物人ののさばる...
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岸田國士 なんとかせねばならぬ (青空文庫)
戯曲の出現に何等かの寄与をなしてゐる。 現在の日本は、戯曲家が腕をふるふ前に、演出家が舞台にのさばる前に、先づ、俳優らしい俳優が一人、起ち上らねばならぬ。 一人のハアバアト・マアシャル、一人のクロオデット・コルベエルで沢山だ。 俳優...
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逸見猶吉 逸見猶吉詩集 (青空文庫)
を渫ひ どのみちおほきく笑へればいいといふものさ これをしも不誠実だと責めるまへに…… だがいまは言ふな すべる蠅よ のさばる光栄のしやつ 面 ( つら ) たちよ 生活だと言つたのが愚の骨頂なら もう...
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