バビロン盗賊団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:10 UTC 版)
「ソニックシリーズに登場するキャラクターの一覧」の記事における「バビロン盗賊団」の解説
宙に浮かぶボード『エクストリームギア』を自在に操る、古代からの盗賊集団。主に『ソニックライダーズ』シリーズに登場する。 ジェット(ジェット・ザ・ホーク) 声優:岸尾だいすけ 『ソニックライダーズ』に初登場した、バビロン盗賊団の首領のタカ。14歳。身長100cm。体重33kg。「伝説の風使い」の異名を持ち、エクストリームギアのテクニックに関しては歴代No.1と評されるほどの腕前。自分のスピードには絶対的な自信があり、自分より速いやつはいないと思っている。また、自分を筋金入りのワルだと思っている。自信家で負けず嫌いな性格であり、格好悪い所を他人に見せるのを嫌う。持ち前のプライドの高さ故にリーダーとしての強い意識を持っているが、懐の広いチームメンバーに救われている感もある。負けず嫌いだが、小細工を使ってまで勝とうはしない。盗賊としての勘の鋭さを持っているが、実年齢より精神年齢の高い者が多いソニックキャラクターにしては、かなり子供っぽい性格で、何かとソニックに突っかかる(ただし、本人は口が裂けても言わないがエンディングや『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』などでソニックを史上最速だと認めている節がある)。いつも父親から受け継いだコントロールボックスを持っている。クシャミとバショウセンを使った攻撃が特技。『ソニックライダーズ』ではエッグマンと手を組むが裏があると思っている。『ソニックと暗黒の騎士』ではラモラック役としてゲスト出演。ライダーズシリーズ以外の作品でプレイヤーとして参加するのはこれが初めてであった。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではフィギュアとシールとして登場した。『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではソニック側の隠れキャラクターとして登場する予定だったが取り消しとなり(ただし、データとしては収録されている)、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』と『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』ではライバルキャラとして参戦。アドベンチャーツアーズではエッグマンの仲間ではないが、ソニックと勝負するために現れる。他の選手にはまったく興味がないため、マリオで話しかけても通してはくれない。ジェット敗北後、リベンジを約束し引き上げる。ロンドンフェスタの一部のイベントによるとオリンピックにまったく興味がないようがソニックの実力を知るために見に来ただけだということが判明した。他にもオペラ「夏の夜の夢」を見に来て大爆笑したり、ネズミ捕りの依頼を受け、苦戦するなどの一面を見せた。エピソードモードでは、エクストリームギアに乗り、ソニックたちの前に現れるも犯人と勘違いされ、シャドウとシルバーに攻撃される。その後、ヨッシーに機械を探す手伝いを頼まれるが「自分には関係ない」と断り、そればかりかそれを横取りして高く売ろうとする。それを聞いたシャドウは勝負に勝ったら勝ったほうの言うことを聞くと言われ、勝負するも敗北し、クッパたち側のクッパJr.の代役としてチャレンジャーのメンバーに協力する。このようにオリンピックシリーズではライバルであったが『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』でついにプレイアブルキャラとして登場が決まった。『ソニック フリーライダーズ』でも、打倒ソニックに燃えている。また、シャドウやルージュなどは今回で初めて知り合い、実力を認めた。ジェットは唯一顔にゴーグルを付けて走行する(ただし、ムービーやマリオ&ソニックでは頭に付けていた)。ラモラック ジェットに良く似た円卓の騎士の一人。性格はジェットと同じでプライドが高く自分のスピードに絶対的な自信を持っている。ガラハッド同様、本編に登場しなかったため、アーサー王や他の騎士達との関連性や聖具、必殺技など詳しいことは不明。ガウェインと同じく双剣を愛用しており、必殺技の攻撃スピードはガウェインのワイルドメテオを上回る。他にも空中ジャンプやコマの様に回転斬りするなどスピードと身軽さを生かした戦術を得意としている。 ウェーブ(ウェーブ・ザ・スワロー) 声優:中村千絵 『ソニックライダーズ』に初登場した、バビロン盗賊団の紅一点のツバメ。18歳。身長110cm。バビロン随一のスーパーメカニックであり、自信に満ちた知力と技術センスを持っている。一方で、IQ300並みの能力を持つテイルスを素人呼ばわりするなど、他人を平気で侮るような発言や態度を取ることも多く、特に自分の言う事を理解できない者や納得いかない事柄に関しては一切認めようとしない。ジェットの事を団長として尊敬しており、彼に対しては常に敬語を使っているが、頼りない弟の様にも感じており、その為に長々と説教することも。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。テイルスの事を「おチビちゃん」と呼ぶ。ジェット同様本人は口が裂けても言わないがバビロンストーリーでは、テイルスの実力や技術センスを認めており、時折小細工を使ってジェットに勝たせようとするところがある(フリーライダーズでは、ジェットにその事で叱られる場面がある。自分達を騙そうとしたエッグマンにも天才科学者だと評価していた)。『ソニックライダーズ』では、「自分のほうがセクシー」だという理由でルージュにライバル視される裏設定があったが『ソニック フリーライダーズ』では、同じお宝目当てでエントリーし、ジェットを軽く見る彼女を逆に敵視した。『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』では新キャラとして登場が決まった。 ストーム(ストーム・ザ・アルバトロス) 声優:乃村健次 『ソニックライダーズ』に初登場した、ジェットの右腕的存在のアホウドリ。19歳。身長140cm。体重80kg。バビロン盗賊団の重戦車で、その巨体を生かしての怪力は岩をも砕くほどで張り手や猫だましなど関取のような技を得意とするが、反面単純で知性にやや欠けている。ジェットに並々ならぬ忠誠心を抱いており(好きなものにジェットを言うほど)、ジェットを侮辱する者は誰であろうと許さない。ジェットに褒めてもらいたいと思っているため、向こう見ずな行動を取り、結果的にジェットに怒られてしまう。少々短気だが基本的に性格は非常にのんびりとしているため、憎めない所がある。『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』では、星の聖櫃を手に入れるため、エミーを捕まえようとするも逆に返り討ちにあい、ソニックと逸れた責任を取られるなど情けない所もある。性格が正反対のウェーブとはしばしば対立することもあり、彼女のことを「すぐお願いをするメカオタク」だと思っている。ナックルズを敵視しており、拳でもエクストリームギアの腕前も自分のほうが強いと思っている。『ソニック フリーライダーズ』では、ナックルズへのリベンジとジェットこそが世界最速であることを証明するため、エントリーする(ただし、最後のミッションでウェーブとともにソニック達のギアに小細工をしたような素振りを見せていた)。語尾に「ワイナ」を付ける。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。
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