ナースパディ星関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 00:35 UTC 版)
「クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」の記事における「ナースパディ星関連」の解説
地球から2万67光年離れた先の、天の川銀河西743丁目6番地54の5にある惑星。 シリリ 突如野原一家の前に宇宙から飛来したナースパディ星出身の宇宙人。父親には頭が上がらず、言いつけには忠実である。また、仲間の宇宙人が普通に使えるはずのスクスクパワーを唯一使う事が出来ず、その為に仲間からは役立たずと見なされ、父親からも見限られていた。醤油が好物で、どんな食べ物にもたっぷりかけて食べる。棒状の光の剣の形をした懐中電灯を所持している他、身の危険を察した際に発して浴びた者を25歳若返らせるバブバブパワーを使う。宇宙人である故に目立つために普段はしんのすけのズボンの中に隠れている。またマルチリンガルであり、日本語以外にも中国語・英語・スペイン語・ドイツ語など世界各国の言葉を話せる。 野原一家の家に不時着した際にバブバブパワーでひろしとみさえを若返らせ、二人から元に戻せと詰め寄られたことで元に戻す事を条件に自分を父親の元へ送り届けるように指示し、野原一家と行動を共にした当初は父親の言い付けは絶対だと決め付けて従い続け、野原一家の事も下等生物扱いをし、自由に行動するしんのすけに対しても「言われた通りにしろ」と強要ばかりを繰り返し、中盤ではしんのすけの行動に嫌気が差して彼と仲違いしたが、父親が用意したサーカス団の見世物にされた際に救出に来たしんのすけに助け出され、それを機にしんのすけと和解して仲良くなり、一緒に行動していく内に友達意識が芽生える。 終盤では一度は父親に従ったものの、それでも父親の本心や計画に利用されていた事を知り、その振る舞いに嫌気が差したことで逆らう意思を見せ、その上で計画を止める為にしんのすけ達に協力する。その後、計画を止めた後はしんのすけ達を地球に送るために父親の命令に背いて地球に残り、騒乱後は宇宙船が破損したために野原家に暫く居候していたが、しんのすけと花火を楽しんでいた時に突如として迎えに来た母親と再会し、共にナースパディ星に帰郷する。 チチシリ シリリの父親。性格は非常に尊大で、地球人を下等生物と見下しており、また子供っぽい所もあり、ひろしとみさえとの口論の際は二人を小馬鹿にした口調で煽っていた。シリリに対して「父さんの言いつけ第○条」と称して禁止事項を多数設ける事で自分の言いなりになるように教育しており、唯一頭が上がらない存在としてシリリに認識されている。またしんのすけからシリリに関する問題を出されても答える事が出来ずに呆れられ、本気で子育てをした事も無いのが災いして子供にした地球人の八尾をあやす事が出来ず、他の船員たちが子供にされた際も手を焼くなど、子供の扱いが下手。また、スクスクパワーが使えないシリリの事も才能が無いとして見限っており、代わりに唯一使えるバブバブパワーを計画の為に利用することでシリリを盛り立てようと考えるなど、シリリに対する愛情も皆無に等しく、更には計画のためにシリリの宇宙船を不時着させてモルダダ達を使ってわざと道中でシリリを怖がらせ続け、それを笑いながら見物さえもしていた。浴びた者を25歳成長させるスクスクパワーを使う。 7年前に地球を訪れた際に変質者として追いかけられた経験や、地球のテレビ番組を研究した結果として「大人は危険、子供は安全」という結論に至り、シリリのバブバブパワーを使って全ての大人を子供にして記憶を奪った後は再教育を施す「人類バブバブ化計画」を立案し、地球を平和な星に変えようと目論む。終盤ではバブバブパワーを地球全土に放射するための秘密要塞ラブスターを発進させるが、野原一家との争いの末に野原一家とシリリの宇宙船で駆け付けたカスカベ防衛隊の奮闘によりラブスターを破壊されてしまう。その後、計画の失敗に嫌気が差して地球から手を引くような発言をし、船員たちに撤退命令を出した後はシリリに「一緒に帰るんだ」と呼び掛けるが、完全に考えを変えたシリリからは拒絶され、複雑な表情を見せつつもシリリを見捨てて帰って行った。 ハハシリ エピローグのみに登場したシリリの母親。スレンダーな体型に清楚な雰囲気漂う美女。シリリが野原家に居候してから数ヵ月後に突如野原家の前に飛来し、息子と共に帰郷する。 モルダダ シリリと野原一家を追う正体不明のエージェントだが、実はシリリの父の部下である船員で、変装した中の一つである。太い眉毛におかっぱ頭をしている。 シリリの腕につけてる通信機をバブバブパワーを充填させる偽物にすり替えた他、新幹線の乗客に扮して野原一家とシリリの私物を盗んだり、サーカスの団長に扮してシリリを無理矢理サーカスの演目に出演させたりしたが、終盤ではカスリーと共に野原一家やシリリと接触し、彼らを秘密要塞ラブスターに案内した後はシリリの父の指示で正体を現した。 カスリー モルダダと共にシリリと野原一家を追う女エージェントだが、正体はモルダダと同じくシリリの父の部下である船員で、変装した中の一つである。 常にビデオカメラを回し、その映像を秘密要塞ラブスターに送信する役割を担っていたが、終盤ではモルダダと共に野原一家やシリリと接触し、彼らを秘密要塞ラブスターに案内した後はシリリの父の指示で正体を現した。
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