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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:04 UTC 版)
作中、世界最強と言われている選手。ジュリアン・ロキ、レオナルド・ルナ、パブロ・カバソス、アダム・ブレイク、ダダ・シウバの五人は潔達のチームが三次選考に進出した際に対戦するために絵心に招待される。 糸師 冴(いとし さえ) MFとして世界中のクラブチームが注目している若手有望選手。新世代世界11傑に選ばれている。糸師凛の実の兄。 選手としての技術・才能は非常にレベルが高く、プレー一つ一つに高等テクニックや戦術が盛り込まれている。MFながらも得点能力は本職のFWと同等以上に優れ、ドリブルのスキルも相手の動きや仕草で一瞬の内に抜き去っていくカウンタードリブルを得意としている。潔曰く、「美しく壊す」サッカーを真髄としているとの事。 基本的に傲岸不遜かつ大胆不敵な性格と言動をしており、自分についてこれるようなFWがいない現在の日本サッカーに失望していた。しかしパスポート切れの間に伝え聞いた「青い監獄プロジェクト」の存在を知って以降、日本サッカーに多少の関心を持つようになる。自身が大なり小なり認める相手には、不遜な態度は残しつつも相手の話や要求に少なからず応じたりと相手を受け入れる度量がないわけではない。 三次選考二次ノルマ「適性試験(トライアウト)」後のU-20日本代表チームと青い監獄選抜チームの試合にて、青い監獄から士道龍聖を自分のバディとして重用することを条件にU-20日本代表に一時的に参加し、青い監獄イレブンと正面からぶつかることになる。 青い監獄選抜チームとの試合では、ゴールラインギリギリの位置からからの縦直下回転シュートで先制点をあげる。その後に弟・凛とマッチアップし最初は互角に見えたが、凛に「俺の弟でいる間は俺を超えられない」と言い捨て抜き去り、世界で戦う選手としての実力差を見せつけた。前半戦は得点に結びつくチャンスを作ったものの、U-20日本代表チームは1点リードされたまま前半戦終了となった。 「自分より得点力がない者をFWとは認めない」と言って憚らず、FWには自分が作ったチャンスに得点することだけを求めている。そのためゴール前で得点することに特化した士道とは非常に相性が良く、FLOW状態になった彼との化学反応で強烈な攻撃力を発揮する。試合の終盤からは相手の潜在能力と勝利への意志を感じた事で遂に本気を見せていき、何度もブルーロックイレブンをピンチに追いやるも、最終盤における凛との1対1の末、遂に凛から競り負けてしまい潔が決勝ゴールを決めた事でU-20日本代表は敗れる事となった。士道があれこれと理由を付けながらも連絡先交換を約束した。その後は凛の下に自ら歩み寄り、日本サッカーに失望していた自身の考えを改め、日本サッカーを変えるのは潔のような人間かもしれない事、日本サッカーはまだ変われると日本に希望を見出した。 U-20日本代表戦以降、メディアからは戦犯扱いするような記事や質問もあったが本人は「見た通りの結果だ。」と言い切っていた。 かつてのポジションはFW。「世界一のストライカー」の夢を追いかけていたが、海外に渡って世界を知ったことで「自分より優れたFWがいる」ことを知り、「世界一のMF」を目指す夢へ切り替えたが、それが自分に憧れていた凛との亀裂になり、決裂した。 レオナルド・ルナ スペイン代表。レ・アールの貴公子と呼ばれる。糸師凜の事は、彼の兄である糸師冴がヨーロッパで活躍している事もあって少なからず興味を持っている。一見すると爽やかな好青年に見えるが、本来は口が悪く満面の笑みで皮肉を言ったり他人を罵る事も辞さない。凛の死角からボールを奪い、凜との1on1であっさり抜き去りシュートを決めるほどの実力を持つ。 パブロ・カバソス アルゼンチン代表。そぼかすベイビーの異名を持つ通り、そばかすに童顔が特徴で、自分のことを一番可愛いと思っている。武器は速い振りの蹴りと高いパス精度。 アダム・ブレイク イングランド代表。ゲットゴールジャンキーの異名を持つ。武器はブレない体幹。女好きであり日本の着物を着た女性に興味がある。 ダダ・シウバ ブラジル代表。重戦車の異名を持つ。武器は高いジャンプ力。スラム街出身であり金に対して執着があるような描写がある。
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