ソード・ワールドRPG関連
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「秋田みやび」の記事における「ソード・ワールドRPG関連」の解説
2001年から開始された『新ソード・ワールドRPGリプレイ』においてゲームマスター (GM) を務めた。10巻という巻数は歴代ソードワールドリプレイ最高記録である。 短編小説も数本書いている。『ひとひらの歴史』では軽妙なリプレイとはまた変わった、女性的でありながら硬質な語り口も見せる。独特の擬音語で笑いを取ったりする一方破滅的状況、狂乱状態、絶望的状況の段階的な判明とよみがえる思い出など二の足を踏みがちな内容をすら冷酷なほどあっさりと描写する(作中に登場しなかったシーンでは、宿屋の主人がファンガスにされているというものがあった)などその作風は「ほのぼのブラック」と通称される。 ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー『デーモン・アゲイン』では、第1話『やっぱり、猫は好き』のGMを務めるとともに、第2話『冷気の杖を奪っちゃえ!』ではプレイヤーとして参加した(GMは藤澤さなえ)。「ダイスの魔女」ぶりはここでも健在であり、特に第2話で作成したグラスランナーの精神力(能力値の一つ)は、歴代キャラクターの中でもトップクラスであった。 ソード・ワールドRPG2.0リプレイ「新米女神の勇者たち」シリーズにおいてもGMを務める。2011年5月に11巻が発売され、物語が完結した。しかし、強い要望があり2012年9月から続編「新米女神の勇者たちリターンズ」を開始、再びGMを務める。 2011年11月からソード・ワールドRPG2.0リプレイの新シリーズ「七剣刃クロニクル」のGMを務める。
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ソード・ワールドRPG (初版)関連
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「清松みゆき」の記事における「ソード・ワールドRPG (初版)関連」の解説
90年代初頭には『月刊ドラゴンマガジン』及び『RPGドラゴン』誌上でQ&Aコーナーを連載し、読者投稿から採用されたアイディアのデータ化も担当していた。Q&Aコーナーは1990年代後半まで続き、天野喜孝のイラスト、佐々木亮の漫画が醸し出す雰囲気と、リプレイの登場人物から編集者、水野良、山本弘らの関係者、Q&Aオリジナルのキャラクターまでが登場する賑やかさ、「ファンであるアメフト選手が負傷欠場した際にはやる気がなくなる」「失敗するとマグネシウムリボンの刑にされる」など遊びの多い文章が好評であった。 1992年11月号からはテーブルトークRPG (TRPG) ソード・ワールドRPGリプレイ第3部、世に言うバブリーズ編のゲームマスター (GM) を務めた。ルールの穴を突くプレイヤーの行動に苦しめられた戦訓は完全版ルールブックを作成するきっかけとなっている。第3部が一応の完結を見た後は第4部、第5部のGMも引き続いて担当した。この間、RPGドラゴンにおいて混沌の地を舞台とした「波濤の彼方に待つもの」(キャラクター・モンスターの投稿コーナー。モンスターに関しては細密なデータ設定が要求された)などの連載も担当していたが、雑誌の休刊とともに中断、未完のままとなっている。 しかし第3部リプレイがあまりにインパクトが強かったため、続く第4、5部リプレイはバブリーズの圧倒的な存在感の前に苦戦を強いられ、マスタリングに関しても、自身が後に認めるほどの大きなミスが目立った。折からのマジック・ザ・ギャザリングなどトレーディングカードゲームの興隆によるTRPG冬の時代もあって第5部アンマント財宝編終了後しばらくソード・ワールドRPGリプレイは休止することになる。この間にはRPGドラゴンの休刊などもあったが、Q&A、完全版に関する書籍などソード・ワールドのサポートは途切れることなく継続させた。 2001年から復活した新ソード・ワールドRPGリプレイ(へっぽこーずシリーズ、GMは秋田みやび)、新ソード・ワールドRPGリプレイNEXT(ぺらぺらーずシリーズ、GMは藤澤さなえ)では監修も務め、短編「パン・マン」の執筆などプレイ中に発生したネタを世界観に合うよう加工し背景世界に組み込んでいく手腕の健在ぶりも見せた。そうかと思うとNEXT第2巻「ダンジョン・パッション」の監修ではかつてとはやや印象の異なる、脱線をも受け入れる一面も見せている。 だが自ら筆を執る作品においては脱線の公式化を許容しない姿勢を貫いているようで、グループSNE公式サイトに投稿された『友愛団』(アノス盗賊ギルドの別名)に関する設定に関して、『友愛団はバブリーズが言っているだけ』とのコメントを返している。もっとも猫の街の冒険ではプレイヤーの設定からシナリオを組み上げる、積極的に背景に採用するなどしており、姿勢の変化も見られる。
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