ソード・ワールドRPGとは? わかりやすく解説

ソード・ワールドRPG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 14:00 UTC 版)

ソード・ワールドRPG』は、グループSNEが制作したテーブルトークRPG (TRPG) 。略称はSWRPGあるいはSW


  1. ^ 『安田均のFANTASY GAME FILE』(安田均 富士見書房 1996年)では、文庫版基本ルールブックが発売後1年で10万部を突破したと記している(ただし、文面からは発行部数なのか実売部数なのかは判断できない)。また、ソード・ワールドRPG完全版(1996年)デザイナーズ・ノートにおいて、清松みゆきは「日本でいちばんプレイされているRPG。これが、現在の『ソード・ワールドRPG』への評価として定着しています。ゲーム・デザイナーとして、これほど誇りに思えることがほかにあるでしょうか?」と記している。『RPG用誤辞典』(RPG用誤辞典編纂委員会 富士見書房 1997年。執筆責任者は朱鷺田祐介)では、「RPGとしては一番の人気を博している」と説明している。「TRPG:サプリ」増刊『2001年版TRPGガイド TRPGがやりたい!!』(TRPG:サプリ編集部 アトリエサード 2001年)では、「ほとんどのサークル、コンベンションでプレイ可能」と紹介している。なお、平成11年11月30日に第33刷の増刷が行われている。
  2. ^ この選択について、2006年8月に催されたジャパン・ゲーム・コンベンション (JGC) 2006内のイベント「ソード・ワールドトークショー」にて清松みゆき自身と水野良によって昭和末期の開発当時、ドラゴンマガジン発刊初期のエピソードなどを回顧する中で由来が語られた。
  3. ^ 2d6システムと名付けられたのは『スクラップド・プリンセスRPG』発売の際である。専用のロゴまで作成されたが、このロゴをつけた製品は同RPG1冊のみとなっており、2d6システムの展開は止まっている。ソード・ワールドの後続製品にも2d6システムのロゴや表示はない。
  4. ^ 同様のシステムを使用したものとして、『ドラゴンハーフRPG』、『スクラップド・プリンセスRPG』がある。ただし、キャラクター作成方法が異なるなど、完全な互換システムではない。なお、ドラゴンハーフRPGのレーティング表の打撃力50以上の箇所は1990年代前半において、ソード・ワールドのQ&Aコーナーで『打撃力50を越えるダメージはどうやって算出するのか?』という質問の答えとして『これを使ってください』という回答がなされたことがあり、一時期ソードワールドの補完ツール的に使用されたことがある。
  5. ^ 第1作第1話『呪われた地下神殿』(単行本『盗賊たちの狂詩曲(ラプソディ)』収録時に『冒険者たちの序曲(プレリュード)』に改題)の掲載は、『月刊ドラゴンマガジン』1988年11月号である。
  6. ^ なお、世界設定をパロディ化した作品として友野詳の『ファイブリア』シリーズ(『コクーン・ワールド』『ティルト・ワールド』『アビス・ワールド』シリーズほか。角川スニーカー文庫刊。後、汎用TRPG『ガープス』のサプリメントとして発売)がある。同作の原型となったリプレイ『不思議な地底探検』は、リプレイ・アンソロジー2『賽子の国の魔法戦士』に収録されている。
  7. ^ この表の作成は、ボードゲームバトルテック』のミサイル命中本数決定表にヒントを得たという(清松みゆき『バトルテックがよくわかる本』参照)。
  8. ^ ドラゴンハーフRPG』のレーティング表と組み合わせて計算するというもの。


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ソード・ワールドRPG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/03 10:37 UTC 版)

マルチクラス」の記事における「ソード・ワールドRPG」の解説

クラススキル制とも呼ばれるシステム採用しPC冒険者技能複数取得できる種族によってルーンマスター魔法使い技能への制限はあるものの、基本的に技能組み合わせは自由で、経験点支払って好きな技能レベルアップできる。最大技能レベル冒険者レベルとなるため、色々な技能つまみ食いすると、総合的なレベル低くなってしまう。

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ソードワールドRPG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:28 UTC 版)

ロードス島戦記」の記事における「ソードワールドRPG」の解説

本来は『ロードス島戦記』とは独立して展開されてきたシステムだったが、『ロードス島ワールドガイド』の発売によって、『ロードス島戦記』をソードワールドRPGへ統合することが可能になった。このとき追加されルールとして、ソードワールドシステムから逸脱したロードス島英雄たちの活躍合理的に再現できる英雄ポイントルールがある。超英雄ポイントを持つものは10レベル上限である通常の英雄英雄候補超えた資質を持つ存在として、超英雄や超10レベルキャラクター呼ばれる。 超英雄ポイント使えば行為判定やり直しができるほか、自分レベル上の魔法の使用遺失魔法既知化、上位精霊との盟約抵抗判定自動成功、などが行える。また、関連するレベル上限レベルであるレベル10以上なら、成功判定自動成功、神が身に降臨した際の魂の破滅回避レベル11上へのレベルアップなども可能。消費した英雄ポイントシナリオ終了時回復消費することで最大値増加する効果中には最大値減少させて使用するものもある。

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