三悪 (タイムボカンシリーズ)
(アクダマン から転送)
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三悪(さんあく)は、アニメ『タイムボカンシリーズ』における3人組の悪役を指す。
- 1 三悪 (タイムボカンシリーズ)とは
- 2 三悪 (タイムボカンシリーズ)の概要
アクダマン(アクダマトリオ)
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「ゼンダマン」の記事における「アクダマン(アクダマトリオ)」の解説
紋者研究所の隣に建てられている屋敷に住む、命のもとを狙う三悪。女ボスのムージョが2人をスカウトし、結成した。紋者博士を騙して割符を横取りする際には様々なコスプレ(タイムワープする時代のエピソードに関するものが多いが、そうでない場合もある)を披露し、名乗りの際はゼンダマンに対抗し、「A」のポーズを取るが度々失敗する。 ムージョ 声 - 小原乃梨子 お色気美女でアクダマンの女ボス。24歳。自称、世界一の美女。何かにつけて隣に住んでいるさくらと美しさで張り合い、トボッケーにいつも「どっちがいい女か」と質問を浴びせてうんざりさせている。美しさを維持するための努力を怠らず、スタイルもモデル並みに抜群である。被り物や仮面姿だったこれまでの女ボスの容姿を大幅に改訂し、ヘアバンドのみの素顔で登場(変装する際は仮面を着用することもある)、衣装も歴代女ボス中もっとも露出度が高い。タイムワープをする際、及び各時代ではマントを着用し、ゼンダマンとの戦いで名乗りを上げる際に脱ぐのが恒例。鉄ちゃんもムージョの色っぽさに赤くなってしまう程であり、その成果は中盤以降の悩ましポーズで発揮される。世界一の美女を自称しているだけに『タイムボカン王道復古』ではナレーターや観客を、『ボカンGoGoGo』ではドクロベエを魅了したことがある。アクダマトリオはシリーズを通してすべて同一人物かと思われたが、すべて別人である。 トボッケー 声 - 八奈見乗児 アクダマンのメカ製造および戦術担当。25歳。ムージョにスカウトされる前は落ちこぼれ科学者だったが、天才頭脳を持っている。女子中学生と女子高生が大好き。ギャグはツッコミ。たまに、視聴者のサポートしているかのように常識人的なマトを得た発言をしたりする。故郷はボヤッキーと同じ会津若松市で、同様に「会津若松のおハナちゃん」がたまに言及される。ムージョから「あたしとさくらどっちが美人か」と質問され最初はムージョを立てるが、最後につい本音を出していつもムージョを怒らせている。また、サイバンマシーンの適当な判決の犠牲になる事が3人の中で一番多い。一人称はボヤッキーと同じく「アタシ」または「ボクちゃん」(ただし、真剣になった際には一人称が「俺」になることがある)でこれまたオカマ口調。口癖は「ディボっとな」「今週の脱線転覆大作戦〜」。ドンジューローからは「トボやん」と呼ばれる。メカレス実況の際に登場するトボ山タケオは容姿が似ているが別人である。 ドンジューロー 声 - たてかべ和也 アクダマンの力仕事担当の怪力男。30歳。フルネームはナニワヤ・ドンジューロー。ギャグはボケ。元プロレスラーや歌舞伎役者をやっていたが、身体を壊して引退し、その後ムージョにスカウトされた。その経歴から、度々見得を切る癖がある。余り態度に表さないが、ムージョに好意を持っており、命のもとを手に入れた暁には歌舞伎役者にカムバックし、ムージョと結婚しようと思っている(ただし、日頃の怨みもある為かサイバンマシーンでムージョがお仕置きされる場合はトボッケーとともに積極的にお仕置きに協力する)。また裁判マシーンからは「台詞が少ない」「出番がなかった」と他の二人に比べ、理不尽な理由でお仕置きを受けることもある。ヤッターマンのトンズラーと同じく関西(大阪)弁で話す。一人称はトンズラーと同じく「ワイ」。メカレス実況の際に登場するドンノ十郎は容姿が似ているが別人である。インチキのときの女装や変装することもある。 ニャラボルタ 声 - 池田勝 アクダマンと行動を共にする猫。人語を話し、一人称は「我輩」で語尾に「ニャー」を付ける。体色はピンク色。資金不足に陥っていたアクダマンの前に突如現れ、小判が詰まった千両箱を差し出して資金援助を行った。普段はムージョの忠実な下僕で、ムージョが気分を害する発言をされたとき(ほとんどがトボッケー)に相手の顔を「縦掻き横掻き斜め掻き」の3連続で引っかいている。しかし、裁判メカの判決でムージョが処罰された際にはトボッケーやドンジューローの場合と同様、他人事のように笑って見ている。ただ、ドンジューローが傷心した時に体を摺り寄せて慰めたこともある。最終話(第52話)で命のもとを水で薄めながら3000年も飲み続けて現在まで生き延びていた化け猫であった事が紋者博士の口から明かされた。本性は大変狡猾で、第51話でアクダマンが奪った命のもとが入ったタンクにあらかじめ仕掛けていた爆薬で穴を開けて漏出させ、自分の分は竹筒に入れて独り占めしつつ、タンクが空になるようにタイムトンネルを操作して遠回りをさせていた。全てが露見した事に怒り、メカを乗っ取って攻撃するも修理を終えていたゼンダゴリラに一蹴されて敗れた上に、竹筒をアクダマンに奪われ、中身を飲み干されたために命のもとの効果が切れ、干乾びたかのように一気に老衰して死亡した。猫のモデルはペルシャネコとされる。
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