りょう‐き〔レウ‐〕【僚機】
りょう‐き〔リヤウ‐〕【涼気】
りょう‐き〔レフ‐〕【漁期】
読み方:りょうき
⇒ぎょき(漁期)
りょう‐き〔レフ‐〕【猟奇】
りょう‐き〔レフ‐〕【猟期】
りょう‐き〔リヤウ‐〕【良器】
りょう‐き〔リヤウ‐〕【良×驥】
りょう‐き〔リヤウ‐〕【量器】
猟奇(りょうき)
1928年(昭3)6月創刊。猟奇社発行。
江戸川乱歩が1926年(大15)に東京に居を移すと共に、「探偵趣味の会」の機関誌「探偵趣味」の発行元が東京の春陽堂に移った。そのため、関西の会員の拠点とするべく、「映画と探偵」「探偵映画」が推薦雑誌になっていたが、廃刊後、同人の春日野緑、山下利三郎、本田緒生、滋岡透(河東茂生)が中心となり京都で発行していた。毒舌寸評が辛辣で、注目を集めた。
1930年(昭5)5月から1931年(昭6)3月まで中絶し、復活してからは猟奇社は京都から大阪に移った。同人は春日野緑、丸尾長顕、村島歸之、滋岡透(河東茂生)、高山義三、一条栄子、一ノ木千代、岡敏江。刑事弁護士高山義三執筆による犯罪研究の記事、夢野久作の猟奇歌が好評を博した。また、「猟奇倶楽部」という会合が大阪、神戸、京都で毎月開催されていた。1932年(昭7)5月廃刊。会計担当者の横領が原因だといわれる。
りょうきと同じ種類の言葉
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