三省堂 大辞林 |
ほうき はうき 【伯耆】
ほうき はうき 0 1 【▼箒/▼帚】
〔「ははき」の転〕
(1)塵(ちり)やごみを掃く道具。竹・草・棕梠(しゆろ)などで作る。
(2)遊里で、次々に芸妓と関係すること。また、そのような男。浮気者。
「―しちやあいやよ/おかめ笹(荷風)」「―客」
ほうき はう― 1 【芳気】
ほうき はう― 1 【芳紀】
ほうき はう― 1 【邦▼畿】
ほうき 1 【宝器】
ほうき はう― 1 【放棄/▼抛棄】
ほうき はふ― 1 【法規】
ほうき ほふ― 1 【法喜】
ほうき ほふ― 1 【法器】
防府歴史用語辞典 |
隠語大辞典 |
箒
箒
- 多淫の男子をいふ。掃きまはるの義に取る。
- 此処彼処と処定めず色を漁りまはる者を云ふ。
- 片端から女に関係する男のことをいふ。箒は一方から塵芥をはいて行くから。〔情事語〕
- 〔情〕誰彼の別なく手当り次第女に関係する男のこと。「なぎ倒し」と同義。
- 一妓一回主義、春畝公の如きを云ふ。斯の如き主義を採る者は従来花柳界の鼻摘みたる例なりしが、近頃は経済関係の変遷に伴ひ反つて之を歓迎する者多し、嘆くべし。
- 片端から女に関係する男のことをいふ。箒は一方から塵芥をはいて行くから。
- 淡泊な士官や飽き性の水兵が転々相方(さうはう)をかへて行く。
- 誰彼の区別なく片端から自由になる女に関係をする男のことをいふ。
- 片端から女に関係すること。箒で塵を掃くやうに掃き薙でるの意。
- 片端から女に関係を結ぶ男のこと。
- 〔花〕多淫な男のこと、掃き廻るの意。
- 誰彼の区別なく色あさりをする。箒(ほうき)のように片つ端から撫(な)でて行くところから。〔俗〕
箒
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箒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/31 04:36 UTC 版)
(ほうき から転送)
箒(ほうき)は、主に掃除(清掃)に使用する道具の一つで、植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先につけたブラシまたは大型の筆状や刷毛状を呈し、それにより床面や庭などの塵やごみを掃くものである。大きさや材質には種々のものがある。
日本においては、魂を「掃き集める」ことや邪を「払う」ことなどと結びついた民間信仰などがみられる。
目次 |
種類
箒の種類には、主に以下のようなものがある。形状としてみた場合、竹箒とホウキギを用いたものを除き、筆でいう平筆状である。日本以外では、用いられる材質が異なる場合があるが、基本的な構造などは同じである。日本の伝統的な形状のものは和箒(わぼうき)と一括して表現することもある。なお、呼び方は製作元・販売元、あるいは地域によって異なることがある(棕櫚箒を座敷箒の代名詞的に用いたりするなど)。
目的別
- 座敷箒(ざしきぼうき)
- 主に旧来からの畳による座敷の清掃を目的としたものだが、畳でなくとも用いる。室内向け。
- 土間箒(どまぼうき)
- 下記のパームやシダを用いた屋外向けの箒(万年箒)をこのように言うことがある。庭箒の一種ともいえる。外箒や玄関箒ともいう。
- 庭箒(にわぼうき)
- 庭など屋外にて用いるもの。主に地面の上の落ち葉を集めるなどの目的のため、穂先の目の粗い竹箒が用いられる。広義では上の土間箒等も含む。
- 荒神箒(こうじんぼうき)
- 本来は竈(かまど)の周囲などの清掃に用いる小型のものだが、下記の手箒の代名詞的にも用いられる。荒神とは火神であり、かまど神である。そのため、荒神箒で他所を掃くのは忌み嫌われ、罰があたるなどのことも言われた。
形式別
- 手箒(てぼうき)
- 箒の柄が短いもの。または小型なもの。ハンド箒・小箒とも。下記の短柄の箒を手箒ということもある。
- 長箒(ながぼうき)
- 箒の柄が長いもの。主に立ったまま床などを掃けるような長さのもの。長柄と短柄のように区別することもある。長柄は左右両用の平筆状だが、短柄は扇形をしていることが多く、やや腰をかがめて用いなければいけないこともある。短柄は半柄ともいう。
材質(材料)別
- 草箒(くさぼうき)
- 竹箒(たけぼうき)
- タケの枝を束ねたもの。孟宗竹や寒小竹などが用いられる。材質が固いため、主に庭箒として使われる。高箒(たかぼうき)とも慣用される。柄も竹である。竹枝箒ともいう。似たものに枝を密に束ねたササラ箒がある。
- 棕櫚箒・棕呂箒(しゅろぼうき)
- シュロ(ヤシ科)の幹の繊維(シュロ皮・鬼毛)を用いたもの。主に座敷箒・手箒として用いられる。鬼毛箒とも。地域によっては座敷箒の代名詞的に言われる。
- 万年箒・萬年箒(まんねんぼうき)
- 水に強く、耐久性に富むことから万年箒と呼ばれる。土間箒とほぼ同義。下記のもののほか、ポリプロピレンなどのプラスチック素材もよく用いられる。シュロを用いることもある。
特殊なもの
- 自在箒(じざいぼうき)
- ブラシ箒。穂先が付けられている部分が板状になっており、柄にネジで取り付けられているため、その向き(傾き)が自在に変わり、長柄の箒のように掃くことができる。和箒とは仕組みが異なるが、考案したのは日本人である。自由箒ともいう。ポリプロピレンやパーム、シダ、馬の毛などの素材が用いられ、磨り減ったら交換できる。30・45・60センチの幅のものが主に用いられる。床に穂先を押し付けたまま滑らすように掃く。「ほうき型掃除機」などという場合の「ほうき」はこの箒である。なお、ブラシ部分が動かない押し箒というものもある。押し箒、自在箒とも、フロアブラシと呼ばれる。凹凸がある床面には適さない。
そのほか、手箒と表現するのがためらわれるような、机上専用の小さなブラシ状・刷毛状のものなども箒と称することがある。実際に刷毛や筆が清掃用途に転用される場合も見られる。小さなものは洋服ブラシとして使われることがある。天井専用の箒もある。
柄の材質はおおむね竹が用いられることが多いが、木の丸棒、金属パイプなども用いられる。とくに自在箒には伸縮式のものがあり、ヘッドをブラシではなくゴムのスクイジー(ワイパー)に交換できるものもある。
用途が限定される特殊なものとして羽箒(はぼうき・はねぼうき)がある。製図やイラストの製作時、消しゴムのカスなどを払う際に用いる羽ぼうきのほか、茶道具としての羽箒がある。座箒(ざぼうき)や炉箒(ろぼうき)ともいい、インコ、オウム、鶴、鷹などの羽で作る。茶室にて炉から炭の灰が飛び散ったり、少々の茶がこぼれた際、それを払うのに用いる。香道にても用いる。羽箒のことを毛箒(けぼうき)ということもある。
ワラビの茎葉やシュロの葉を束ねて作る葉箒(はぼうき)というものもある。茶道において露地(茶室の庭)にかけられるもので、実際の掃除には用いられない。棕櫚箒や蕨箒(わらびぼうき)と呼ばれる。露地箒(ろじぼうき)と総称される。
伝統的な煤払いの際には、特別にそのための大型の箒が笹や藁などで新調され、役目が終わった箒は川に流されたり小正月のときに燃やされたりする。この際の箒は、天井をはじめとした家屋の構造物、器物の掃除などにハタキのごとく用いられる。
箒の歴史
日本において現存する最古の箒は、古墳時代中期(5世紀後半)のものといわれる。しかしながら、それは小枝を束ねた「箒状のもの」であり、清掃用具として用いられたかどうかは定かではない。
「箒」の語は『古事記』中に「玉箒」や「帚持(ははきもち)」として登場する。ここでいう「玉」は人間の魂(霊魂)のことを指す。「帚持」とは、葬列を組む際に箒を持って加わった人(またはその役目)のことを指す。すなわち、奈良時代における箒は、祭祀用の道具として用いられるなど宗教的な意味があったといえる。
平安時代には、掃き掃除の道具として使用されたことが記録に残っている。室町時代には箒売りという職業が登場するが、ここでいう箒は掃除用具としての箒であり、その需要が高まったことを示唆する。
このときの箒は庭箒や竹箒であるといい、また、庭箒の材質はシュロであったという。江戸末期からはホウキモロコシを用いたものが出てきたとされるが、長らく地域により好んで用いるものが異なっていた。第二次世界大戦ごろまでは、とくに京都以西における座敷箒の材質はシュロであり、ホウキモロコシを用いたものは関東箒、江戸箒、東京箒などと呼ばれた。江戸箒、東京箒などの語は現在でも用いられることがある。
いつごろから竹箒のような丸いものから、今の座敷箒のような平坦な形状になったのかはわかっていない。
現在では、電気掃除機の普及や畳部屋の減少により、屋内で使用されることは少なくなっている。さらに、各種アレルギーとの関連で、ほこりをたてる掃除の方法は推奨されなくなりつつある。座敷箒や庭箒は、浜松市にてその70%が生産されている。
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出典:Wiktionary |
ほうき
出典:『Wiktionary』 (2009/10/13 10:37 UTC 版)
名詞
語源
翻訳
関連語
- ちりとり, はたき, 雑巾, 電気掃除機, モップ, デッキブラシ
- 熟語: 箕帚, 草箒, 棕櫚箒, 毛箒, 羽箒(はぼうき、はねぼうき), 手箒, 竹箒(たかぼうき、たけぼうき), 庭箒, 帚星, 箒星
- 成句: 酒は憂いの玉箒, 愁へを掃う玉帚, 憂えを掃う玉帚, 箕帚を執る, 箕帚を奉ずる
同音異義語
ほうき
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
帚
彗
箒
篲
篲 |
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