一条栄子とは? わかりやすく解説

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一条栄子(いちじょう・えいこ)

本名丹羽栄子旧姓北本1903年(明36)、京都府生まれ
1925年(大14)、オルツィをもじった小流智尼名義で「探偵趣味の会」に参加
1925年(大14)、「映画と探偵」に小流智尼名義で「丘の家」を発表
1926年(大15)、第一回サンデー毎日大衆文芸短編部門乙種)に小流智尼名義で「そばかす三次」が入選
1927年(大16)、一条栄子名義で、「戻れ、弁三」を発表
1928年(昭3)、「猟奇」に参加
丹羽賢結婚後は筆を折り京都商工会議所婦人副部長となる。
1977年(昭52)、死去



一条栄子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 08:10 UTC 版)

(いちじょう えいこ、1903年2月28日 - 1977年6月30日)は日本の探偵作家。デビュー当初はバロネス・オルツィをもじった(おるちに)の筆名を用いていた。本名は丹羽栄子(旧姓は北本)。日本の女性探偵作家の草分けの一人であるが、約3年半の間に短編10編を発表しただけで、家庭の事情で筆を折った。


注釈

  1. ^ ミステリー文学資料館編『「探偵趣味」傑作選』(光文社文庫、2000年)に再録。
  2. ^ a b c 『創元推理』第19号に再録。
  3. ^ ミステリー文学資料館編『「探偵」傑作選』(光文社文庫、2002年)に再録。
  4. ^ ミステリー文学資料館編『「猟奇」傑作選』(光文社文庫、2001年)に再録。

出典

  1. ^ a b 鮎川 1999, p. 6.
  2. ^ 鮎川 1999, p. 111.
  3. ^ a b 新保 1999, p. 47.
  4. ^ a b c 新保 1999, p. 48.
  5. ^ 細川 2004, p. 30.
  6. ^ a b 新保 1999, p. 49.
  7. ^ 鮎川 1999, pp. 6–8.
  8. ^ 鮎川 1999, p. 7.
  9. ^ 鮎川 1999, p. 10.
  10. ^ 新保 1999, p. 46.
  11. ^ 鮎川 1999, pp. 5–6.
  12. ^ 鮎川 1999, p. 5.
  13. ^ a b 細川 2004, p. 17.
  14. ^ 細川 2004, p. 34.
  15. ^ 細川 2004, p. 33.
  16. ^ 細川 2004, p. 27.
  17. ^ 細川 2004, pp. 31–32.


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