なめしとは? わかりやすく解説

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なめ・し【無礼し】

読み方:なめし

[形ク]無礼である。無作法である。

「文ことば—・き人こそいと憎けれ」〈・二六二〉

[補説] シク活用の例が近世以降認められる

いとなめしけれど、病間(ま)にて対面せんとて此間(ま)へ通す」〈一葉日記


な‐めし【菜飯】

読み方:なめし

刻んだ青菜炊き込んだ飯。また、さっと湯に通して塩を加えた青菜をまぜた飯。《 春》「さみどりの—が出来てかぐはしや/虚子


なめし【×鞣】

読み方:なめし

皮をなめすこと。また、なめした皮革


鞣し

読み方:なめし

サ行五段活用動詞鞣す」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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なめし

作者佐伯一麦

収載図書まぼろしの夏 その他
出版社講談社
刊行年月2000.9

収載図書文学 2001
出版社講談社
刊行年月2001.5


なめし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:10 UTC 版)

皮革」の記事における「なめし」の解説

en:Tanning (leather)」も参照 皮には高温多湿環境では腐るという大きな欠点があるため、これを腐らなくする加工鞣し(なめし)である。 皮のコラーゲン線維原線維組織内水分中でペプチド結合により結合した3本鎖のらせん構造になっている鞣し(なめし)とは、皮のアミノ酸でできたコラーゲン線維に鞣剤を作用させることで、水分がない状態でもコラーゲン繊維癒着せず、らせん構造維持する状態に変化させることをいう。鞣し(なめし)のプロセス理論的に解明されたのは18世紀のことである。 タンニンなめし 切り口コバ)が茶褐色、型崩れしにくく丈夫、染色しやすい(染料吸収がよい)、吸湿性に富む、使い込むほど艶や馴染みがでる、などがある。反面タンニンでなめす場合タンニンを革の中心部分に浸透させるために、タンニン濃度徐々に上げ必要がある濃度が高いと表面にだけタンニン結合し後で浸透しなくなる)。よって工程数が多くなり、30上の工程を踏む必要があり、高コストになる。よく皮革製品で「飴色になる」と表現されるが、それはこのタンニンなめしよるものである。手縫い用いるような鞄等にはタンニンなめし材料用いられるクロムなめし通称:Wet-Blue(ウェットブルー)) 切り口青白色伸縮性良い柔軟でソフト感がある、吸水性低くはじきやすい、耐久力がある、比較的熱に強い、などがある。衣料用にはクロムなめし用いられる事がほとんど。タンニンなめし比べて工程省力化からコスト抑えられる反面、なめし工程上で使うクロム焼却により化学反応酸化)を起こし人体有害な6価クロム変化するので処分の際は注意が必要である。 コンビネーションなめし タンニンなめしクロムなめし組み合わせたもの。 アルデヒドなめし(通称:Wet-White(ウェットホワイト)) 環境問題からタンニンなめしの革と同様にクロムメタルフリーの革として普及してきている。クロムなめし比べてややコスト高めになる。 油脂鞣し 日本古来伝わる古いなめし法で特に播磨特産で、延喜式造皮の項にも類似のなめし方法載っている。原皮を川で洗いバクテリア働き鞣すとことに特徴があり白い革に仕上がる。近年白なめしとも言われる。 熏(ふす)べ革 日本古来伝わる古いなめし法で煙に含まれるアルデヒド類の鞣作用利用している。延喜式造皮の項にも載っている。同名着色目的の燻染法とは無関係

※この「なめし」の解説は、「皮革」の解説の一部です。
「なめし」を含む「皮革」の記事については、「皮革」の概要を参照ください。

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「なめし」の例文・使い方・用例・文例

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