おお

デジタル大辞泉

おお

［感］

１ 物事に感動したときに発する語。「—、きれいだ」

２ 意外なことに驚いたり不審に感じたりしたときに発する語。「—、驚いた」

３ 急に思い出したり思い当たったりしたときに発する語。「—、そうだ」

４ 承諾したり力強く応答したりするときに発する語。「—、合点だ」

５ 神事で霊を迎えたり送ったりするときに祭官の発する語。また、神楽で、曲の終わったときに唱える語。

おお〔おほ〕【^▽凡】

読み方：おお

［形動ナリ］《「おぼ」とも》

１ 事物の形状や人の心情などが、はっきりしないさま。ぼんやりしているさま。いいかげん。

「佐保山を—に見しかど今見れば山なつかしも風吹くなゆめ」〈万・一三三三〉

２ 事物の状態などが、他と比べて特に際立っていないさま。普通。

「吹く風も—には吹かず立つ波も和(のど)には立たぬ」〈万・三三三九〉

おお〔おほ〕【大】

読み方：おお

［形動ナリ］大きいさま。たっぷりしたさま。

「夏影のつま屋の下に衣裁(きぬた)つ我妹(わぎも)裏設(うらま)けてあがため裁たばやや—に裁て」〈万・一二七八〉

［接頭］名詞に付く。

１ 大きい、広い、数量が多い、などの意を表す。「—男」「—海原」「—人数」

２ 物事の程度がはなはだしい意を表す。「—急ぎ」「—地震」

３ 極限・根本などの意を表す。「—みそか」「—もと」

４ 序列が上位・年長であることを表す。「—先生」「—番頭」「—旦那」「—女将(おかみ)」

５ おおよそ・大体の意を表す。「—ざっぱ」「—づかみ」

６ 尊敬・賛美の意を表す。「—御所」「—江戸」

大阪弁

おお

大阪弁	訳語	解説
おお	やあ、よう Hi 哈口羅	人に会って初めに声を掛けるときに使う。主に男性が使う。おお、来たか。おお、久しぶり。など。

JMnedict

呉

姓	読み方
呉	おお

大

姓	読み方
大	おお

太

姓	読み方
太	おお

多

姓	読み方
多	おお

於保

姓	読み方
於保	おお

翁

姓	読み方
翁	おお

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おお

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:54 UTC 版)

感動詞

おお

1. 意外で驚いたときなどに発する語。
2. 急に思い出したとき、ものを見つけたとき、人に出くわしたときなどに発する語。
3. 強い勢いで応答する際に発する語。
4. 感動したときに発する語
5. 神事で、霊を送迎するときに祭主が発する声。
6. 神楽で、曲の終わりに言う語。

関連語

• わあ
• ああ

接頭辞

おお-【大-】

1. (名詞について)
   1. 根源を表す。
      • おおもと
   2. 大きいさまや広いさまを表す。
      • 大広間
   3. 大体の意を表す。
      • おおざっぱ
   4. 位や能力が上であることを表す。
      • おおおかみ、大御所
   5. 程度が尋常でないさまを表す。
      • 大騒ぎ、大泣き、大地震
   6. 最後であるさまを表す。
      • 大晦日、大トリ

対義語

• こ

関連語

• もと

Weblio日本語例文用例辞書

「おお」の例文・使い方・用例・文例

• おおい，その船
• おおよその数は1,200である
• 病院は駅からおおよそ5マイルです
• 新しい病院ができて私たちはおおいに恩恵を受けた
• 父の助言からおおいに得るところがあった
• すっかり逃げおおす
• 我々の見解はその点でおおいに異なる
• この機械のおかげでつらい労力がおおいに省ける
• 大部分は，おおいに
• その美しい眺めを見ておおいに楽しんだ
• 庭は雑草でおおわれている
• おおいに知恵のあるところを示す
• おお!それはすごい!
• おお神よ
• 彼が父親の事業を引き継ぐことはおおいにあり得る
• 生活様式はここ数年でおおいに変わった
• 人々は大統領の政策をおおいに買っている
• 彼らが無事と知りおおいに安心した
• 暗い表情が彼の顔をおおった
• 富士山は一面の雪でおおわれている