クライ【cry】
くら‐い〔‐ゐ〕【位】
読み方:くらい
《「座(くら)」に「居る」意から》
㋐皇帝・国王などの地位。皇位。王位。帝位。「—に即(つ)く」「—を譲る」
㋑官職などにおける身分の段階。等級。「三位(さんみ)の—」→位階
4 十進法での数の段階。また、その位置の名。「十の位」「百の位」などという。表は位の名の一例であるが、恒河沙から無量大数までを八桁とびにする説もある。
[補説] 数の位の名称(「塵劫記」より)
1068 | 無量大数 |
1064 | 不可思議 |
1060 | 那由他(なゆた) |
1056 | 阿僧祇(あそうぎ) |
1052 | 恒河沙(ごうがしゃ) |
1048 | 極(ごく) |
1044 | 載(さい) |
1040 | 正(せい) |
1036 | 澗(かん) |
1032 | 溝(こう) |
1028 | 穣(じょう) |
1024 | 𥝱(じょ) |
1020 | 垓(がい) |
1016 | 京(けい) |
1012 | 兆 |
108 | 億 |
104 | 万 |
103 | 千 |
102 | 百 |
10 | 十 |
1 | 一 |
10−1 | 分(ぶ) |
10−2 | 厘(りん) |
10−3 | 毛(もう) |
10−4 | 糸(し) |
10−5 | 忽(こつ) |
10−6 | 微(び) |
10−7 | 繊(せん) |
10−8 | 沙(しゃ) |
10−9 | 塵(じん) |
10−10 | 埃(あい) |
(※𥝱は秭(し)の記載誤りとも)
くらい〔くらゐ〕【位】
読み方:くらい
[副助]《名詞「くらい(位)」から。中世以降の語。「ぐらい」とも》名詞、および活用語の連体形に付く。
1 おおよその分量・程度を表す。ほど。ばかり。「一〇歳—の男の子」「その—で十分だ」
2 おおよその基準となる事柄を表す。「声も出ない—びっくりした」「犬—人間に忠実な動物はいない」「目に見えない—小さい」
3 (多く「くらいなら」の形で)事実・状態を示して、程度を軽いもの、または重いものとして強く主張する意を表す。「簡単に否決される—なら、提案しなければよかった」
くら・い【暗い/×昏い/▽冥い/▽闇い】
読み方:くらい
[形][文]くら・し[ク]
1 光が弱い。光が少なくて、物がよく見えない。「辺りが—・い」「—・い夜道」⇔明るい。
2 色彩が黒みがかった感じである。くすんでいる。「—・い緑色」⇔明るい。
3 気持ちが晴れ晴れせず、沈み込んでいる。また、人にそのような印象を与えるさま。「—・い気分」「—・い世相」「表情が—・い」⇔明るい。
4 不幸な感じである。また、人に触れられたくない事情がある。「—・い過去をもつ」
5 その事について希望がもてない。期待できない。「見通しが—・い」⇔明るい。
6 その方面・分野のことに知識が乏しい。不案内である。「地理に—・い」「事情に—・い」⇔明るい。
「—・き人の、人をはかりて、その智を知れりと思はん、さらに当たるべからず」〈徒然・一九三〉
「時—・きに鍾(あた)れり」〈神武紀〉
9 不足している。不十分である。
「我が韃靼(だったん)は大国にて、七珍万宝—・からずと申せども」〈浄・国性爺〉
[派生] くらさ[名]
食らい
位
くらい
出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 05:57 UTC 版)
形容詞
くらい【暗 い】
- 光の量がすくないこと。光がさえぎられている状態。
- 色の明度が低い。明るさがない。
- 行動に快活さがない。後ろ向きな考えである。気分が落ち込む。
- わたしは暗いといわれる。
- 上手く行きそうにない。先行きが悪い。心配だ。
- くわしくない。よくしらない。うとい。
活用
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 仮定形 | 命令形 | 活用型 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
くら | かろ | かっ く | い | い | けれ | ○ | 口語 |
語源
対義語
派生語
翻訳
- イタリア語: oscuro (it), tenebroso (it)
- 英語: dark (en), gloomy (en)
- エスペラント: malhela (eo), malluma (eo)
- スペイン語: oscuro (es), sombrío (es), tenebroso (es)
- 中国語: 黑 (zh),暗 (zh)/闇 (zh),黑暗 (zh), 暗黑 (zh)
- ドイツ語: dunkel (de), finster (de)
- ハンガリー語: sötét (hu)
- フランス語: obscur (fr), 女性/フランス語, ténébreux (fr)
- ポーランド語: mroczny (pl)
- ポルトガル語: obsucuro (pt), sombrio (pt), tenebroso (pt)
- ルーマニア語: întunecos (ro)
- ロシア語: мрачный (ru), тёмный (ru)
- タガログ語: madilim (tgl)
- トキポナ: pimeja
漢字
名詞
くらい【位】
訳語
- 数の段階
関連語
助詞
副助詞
くらい、ぐらい【位】
- それに相当する事物や様態を示してものごとのおおよその程度、度合いを表す。ほど。ばかり。
- 数量などを含む語句について、おおよそのところを表す。ほど。ばかり。前後。
- 程度の軽いこと、大したものでないこと、少ないことなどを強調する。
- (否定語を伴って)それ以上のものがないことを示す。ほど。
- (「くらいなら」などの形で)したくないこと、すべきでないことを強調する。
訳語
位
位 |
儚
冥
幽
幽 |
懜
昏
昧
昬
晻
暗
暗 |
暝
曖
曚
溟
眊
眛
眜
睧
瞑
瞑 |
瞢
矒
窈
「くらい」の例文・使い方・用例・文例
- 許容範囲内の放射能とはどのくらいか
- 彼女の髪は腰まで届きそうなくらいだ
- 彼は30歳から40歳くらいだ
- ロビンソン夫人はあなたのお母さんとほぼ同じくらいの年齢だ
- 彼女の顔は暗やみの中でかろうじて見えるくらいだった
- 彼女は私が日本に来てどのくらいになるのかと尋ねた
- 食費がどのくらいになるか計算しなくては
- そんなことができるくらい回復したなら,私のために仕事をしてほしいんだが
- ガソリン10リットルでどのくらい行けるでしょうか
- この瓶はどのくらい入りますか
- その橋の建設にどれくらいかかったのですか
- その井戸の深さはどれくらいですか
- この湖はどのくらいの深さですか
- ロサンゼルスからサンフランシスコまでの距離はどれくらいですか
- 彼女はご主人の不満を言いに来てうんざりするくらい話していった
- 2人の少年は同じくらい高く跳べる
- 彼はうれしそうで,狂喜に近いくらいだった
- 正確なところ,彼の収入はどれくらいだろう
- どれくらい遠くまで走らなくてはならないかわかって私はやる気をなくした
- 「彼女の身長はどれくらいなの?」「5フィート3インチだよ」
くらいと同じ種類の言葉
品詞の分類
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