docomo PRIME series docomo PRIME seriesの概要

docomo PRIME series

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:14 UTC 版)

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同時期に発表されたコンセプトには、ほかにdocomo STYLE seriesdocomo SMART seriesdocomo PRO seriesがある。

概要

NTTドコモでは、それまで高機能型の製品群には「90xi」、デザイン重視の製品群には「70xi」と、型番で区別する方法を採っていた。 しかし、「70xi」シリーズの機能が次第に向上し、中には「90xi」とあまり変わらないものまで現れるようになった。 そのため、従来の型番設定ルールを抜本的に見直した結果、2008年11月に生まれたシリーズの一つである。

「PRIME」は最新機能の豊富さを重視したもの(旧「90xi」相当)となっている。このため、価格も1台6万円前後となり、外観のデザインを重視した「STYLE」(特に706ieシリーズ後継の「シンプルデザインケータイ」系)に比べ、やや高めに設定されている。

コンセプトカラーはプライムイエロー。メディア広告のキャラクターには、松山ケンイチが起用されていた(2010年4月まで)。

2011年9月8日NTTドコモは2011年夏モデルを最後に「docomo PRIME series」の廃止を発表した。2011年冬モデル以降従来の「PRIME」に相当する端末は、「STYLE」で発売される。

機種

機種 個別ブランド 発売日 メーカ 備考
2008年-2009年 冬モデル
F-01A ハイスペック×防水ケータイ 2008年11月19日 富士通
P-01A VIERAケータイ パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
2WAYキー採用
SH-01A AQUOSケータイ 2008年11月20日 シャープ
N-01A Newスタイルケータイ 2008年11月21日 日本電気
SH-03A 2008年12月19日 シャープ
L-01A 2008年12月26日 LGエレクトロニクス
・ジャパン
F-03A スライドタッチケータイ 2009年1月24日 富士通
2009年 夏モデル[1]
N-06A 8.1メガカメラ&Wi-Fi搭載の
タッチパネルケータイ
2009年5月22日 日本電気 無線LAN対応
P-07A トリニティースタイルVIERAケータイ パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
F-09A スライドヨコモーション 2009年6月10日 富士通
SH-06A AQUOS SHOT 2009年6月11日 シャープ 派生機種
SH-06A NERV[2]
N-07A SPORTS EDITION 2009年7月10日 日本電気 佐藤可士和監修
L-06A LGジャパンモデル 2009年9月9日 LGエレクトロニクス
・ジャパン
HSUPA対応
2009年冬 - 2010年春モデル
SH-01B AQUOS SHOT 2009年11月20日 シャープ
F-01B ハイスペック防水ケータイ 富士通
P-01B VIERAケータイ 2009年11月27日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
HSUPA(2Mbps)対応
N-02B 瞬撮ケータイ 2009年12月11日 日本電気 無線LAN、
HSUPA対応
F-04B セパレートスタイルケータイ 2010年3月26日 富士通 2010年9月10日に新色発売
2010年 夏モデル
P-04B VIERAケータイ 2010年5月26日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
HSUPA(2Mbps)対応
N-04B 瞬撮ケータイ 2010年5月27日 NECカシオモバイル
コミュニケーションズ

(NECブランド)
HSUPA対応
SH-07B AQUOS SHOT 2010年5月28日 シャープ
F-06B 防水スライドヨコモーション 2010年6月12日[3] 富士通
2010年冬 - 2011年春モデル
SH-01C AQUOS SHOT 2010年11月19日 シャープ 無線LAN、
HSUPA対応
F-01C ハイスペックスリム防水ケータイ 富士通
P-03C LUMIX Phone 2010年12月16日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
無線LAN、
HSUPA(2Mbps)対応
N-03C トリプルタフネスケータイ 2011年1月8日 NECカシオモバイル
コミュニケーションズ
(NECブランド)
HSUPA対応
2011年 夏モデル
SH-10C AQUOS SHOT 2011年5月27日 シャープ 無線LAN、
HSUPA対応
F-09C 3Dハイスペック防水ヨコモーション 2011年6月24日 富士通
P-05C LUMIX Phone 2011年7月15日 パナソニック モバイル
コミュニケーションズ
無線LAN、
HSUPA(2Mbps)対応
CA-01C EXILIMケータイ 2011年7月16日 NECカシオモバイル
コミュニケーションズ
カシオ[4]ブランド)
無線LAN、
HSUPA対応
docomo PRIME series最終機種

NTTドコモは、2009年度HSUPA規格に対応した新機種を投入することを以前から表明していたが、2009年4月28日、東京都の特別区エリアで同年6月に開始する予定であることを正式に発表した[5]

コンシューマーモデルにおいては、このシリーズが高機能であり、各社とも最初の機種投入から半年近く経つことから、まずこのシリーズの2009年夏モデルであるL-06Aから対応する。なお、シリーズ全機種がHSDPAで7.2Mbps対応となっている。


  1. ^ 報道発表資料 : 2009年夏モデルに18機種を開発および一部機種を発売”. NTTドコモ (2009年5月19日). 2009年5月19日閲覧。
  2. ^ なお、SH-06A NERVはコンセプトモデルとして扱われており、PRIME seriesの機種として位置付けられていない。
  3. ^ 当初は6月9日発売予定だったが、延期になった。
  4. ^ ただし、実質NEC。
  5. ^ 報道発表資料 : 2009年度のお客様満足度の向上やCSRなどの取組みについて”. NTTドコモ (2009年4月28日). 2009年5月1日閲覧。


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