THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 逸話

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 09:40 UTC 版)

逸話

バンド名

チバの友人(結成当時のベーシスト)が、ダムドのアルバム『マシンガン・エチケット: Machine Gun Etiquette)』の筆記体で記述されたアルバムタイトルを読み違えたものを、そのまま採用したことが由来[13]。「THEE」はイギリスのバンド、ヘッドコーツ(Thee Headcoats)から拝借したもの。「THEE」については曖昧であり、「ジ」と発音したりしなかったり、「ジ」が表記されていたりされていなかったり、「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と間違われたり、メンバー自身も「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と名乗ることもあった。また、アルバム『ギヤ・ブルーズ』以前は小文字表記の『thee michelle gun elephant』をグループ名として使用していた[14]

ファンクラブ

かつての公式ファンクラブ名は「rockin' blues」であった。

t.A.T.u事件

2003年6月27日[15]、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に初出演[16]。同回の目玉とされていたt.A.T.u.が、オープニングの顔見せに登場したものの、歌の出番になっても登場しないという放送事故が発生[17]。放送終了まで残り7分で、司会者のタモリが視聴者に状況を伝え、すでに演奏済みだったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがもう1曲演奏することになり、「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を披露[18]

この一件について、タモリは後に「あれこそが生放送で、音楽が作られる場を目撃すると言うことになると思う。だから、むしろありがたいと思っています。生放送はそういうハプニングがないとダメですよ」と語っている[19]

交友関係

BLANKEY JET CITYとは同時期に活動していたこともあり、交友関係にあった。2000年のフジロックフェスティバルでは日本を代表するロックバンドとして共にヘッドライナーを務め、BLANKEY JET CITYの解散を見送った。


  1. ^ a b c d e THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ザ・ミッシェル・ガン・エレファント)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年6月14日閲覧。
  2. ^ a b c d Spano, Charles. Thee Michelle Gun Elephant | Biography & History - オールミュージック. 2021年6月14日閲覧。
  3. ^ ミッシェル・ガン・エレファント - プロフィール”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年6月14日閲覧。
  4. ^ a b rockin' blues.com. “rockin' blues.com”. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT公式ウェブサイト. 2008年2月1日閲覧。
  5. ^ 【訃報】モッズスーツ「洋服の並木」店主が逝去”. FASHIONSNAP [ファッションスナップ] (2011年5月14日). 2016年8月23日閲覧。
  6. ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、1997年。 
  7. ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、395頁。ISBN 4947599812 
  8. ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、188-190頁。ISBN 4947599812 
  9. ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演”. 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
    横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。
  10. ^ 「出たくねえ」t.A.T.u.がボイコットした伝説のMステ”. エキサイトニュース (2015年7月23日). 2023年3月8日閲覧。
  11. ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ”. BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
  12. ^ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT SEASON LIMITED WEB SITE”. thee.asia. 2023年3月8日閲覧。
  13. ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、388頁。ISBN 4947599812 
  14. ^ チバユウスケ『ROCKIN'ON JAPAN』1998年2月号、ロッキング・オン、1998年2月。 
  15. ^ 出演者ラインナップ”. ミュージックステーション. テレビ朝日. 2021年10月1日閲覧。
  16. ^ 『Mステ』30年目の今、聴き返してみたい5曲”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2015年9月28日). 2021年10月1日閲覧。
  17. ^ 禁断!〈歌番組の放送事故〉一挙公開!<Mステ、その他篇>タモリが「あいつら逃げやがった」憤慨コンビ”. アサ芸プラス. 徳間書店 (2021年5月23日). 2021年10月1日閲覧。
  18. ^ ミュージックステーション 2020/08/21(金)20:00 の放送内容”. TVでた蔵. 株式会社ワイヤーアクション. 2021年10月1日閲覧。
  19. ^ (インタビュー)「タモリ『Mステ』生放送の意義を語る「音楽が創られる現場を目撃してもらいたい」」『テレビドガッチ』、TVer、2015年9月11日https://plus.tver.jp/news/35156/detail/2021年10月1日閲覧 
  20. ^ 深く潜れ~八犬伝2001~”. テレビドラマデータベース. 2022年12月9日閲覧。
  21. ^ a b c 【コラム】ミッシェルの曲に揺さぶられる、儚くて残酷な青春映画『青い春』”. OTOTOY (2022年7月17日). 2022年12月9日閲覧。
  22. ^ 三浦春馬さんが金髪を披露...主題歌も歌った映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』を無料配信中”. トレンドニュース (2021年5月7日). 2023年1月23日閲覧。
  23. ^ 『ガキの使い』大晦日SPのCMで流れていた曲は?”. CDJournal リサーチ (2009年1月7日). 2023年1月11日閲覧。
  24. ^ モテキ”. テレビドラマデータベース. 2023年1月3日閲覧。
  25. ^ THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『ミッドナイト・クラクション・ベイビー』がエンディングテーマに起用!”. rockin'blues. 2024年3月12日閲覧。
  26. ^ むむむ 2009/09/02 01:19 at the Wayback Machine (archived 2009-09-18)
  27. ^ 後藤正文『ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK』ぴあ、2006年3月17日。ISBN 978-4835616131 
  28. ^ 椎名宗之、9mm Parabellum BulletWeb版バックナンバー」『Rooftop』2007年5月号、有限会社ルーフトップ、2007年5月、2010年10月11日閲覧 
  29. ^ 【ACIDMAN】Relaxing, and Reminding|MUSICSHELF at Archive.is (archived 2013-07-02)
  30. ^ おだか”. ランクヘッドBLOG (2010年10月25日). 2023年3月8日閲覧。
  31. ^ かりゆし58 » プロフィール at Archive.is (archived 2010年10月7日)
  32. ^ 2009/7/22*卓郎”. 9mm Parabellum Bullet | Blog. 2023年3月8日閲覧。
  33. ^ 特集 コンドルズ × jealkb|MUSICSHELF at the Wayback Machine (archived 2016-03-06)
  34. ^ [1]WWD JAPANのインタビューより2019年2月5日
  35. ^ THANK YOU ROCKERS - WORDS - STRAIGHTENER.NET at the Wayback Machine (archived 2007-08-17)
  36. ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
  37. ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。
  38. ^ 石井亮輔 Official Twitter”. 2015年6月27日閲覧。
  39. ^ まゆゆ、スペシャ特番第2弾で再びTMGEを熱く語る”. 2012年12月6日閲覧。



thee michelle gun elephant

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/20 05:55 UTC 版)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本ロックバンド。俗称として『ミッシェル』や『TMGE』が用いられる。1960年代から1970年代のパンク・ロックパブロックガレージロックからの影響を濃く見受けられるサウンドが特徴。1991年に結成され、2003年に解散した。




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  1. ^ 1997年5月6日放送「ミュージックスクエア (NHK-FM)」ゲスト出演時におけるウエノの発言より。
  2. ^ チバユウスケ『ROCKIN'ON JAPAN』1998年2月号、ロッキング・オン、1998年2月。
  3. ^ a b c rockin' blues.com. “rockin' blues.com” (日本語). THEE MICHELLE GUN ELEPHANT公式ウェブサイト. 2008年2月1日閲覧。
  4. ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、1997年。
  5. ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演” (日本語). 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
    横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。
  6. ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
  7. ^ プロジェクト特設サイト
  8. ^ [1]2009年9月2日付の日記より
  9. ^ 後藤正文 『ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK』 ぴあ、2006年3月17日。ISBN 978-4835616131
  10. ^ 椎名宗之、9mm Parabellum BulletWeb版バックナンバー」『Rooftop』2007年5月号、有限会社ルーフトップ、2007年5月、2010年10月11日閲覧。
  11. ^ 梶原有紀子; the pillows (2004年11月4日). “勢いとポップセンスが同居!『GOOD DREAMS』特集【インタヴュー】” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
  12. ^ [2]ランクヘッドBLOG 2010年10月25日
  13. ^ [3]公式サイトのプロフィール欄より
  14. ^ [4]9mm Parabellum Bulletブログ 2009年7月22日
  15. ^ [5]
  16. ^ [6] 公式サイトの「DIARY」より 2003年10月14日
  17. ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
  18. ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。


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