thee michelle gun elephant
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/20 05:55 UTC 版)
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT | |
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基本情報 | |
別名 | ミッシェル、TMGE |
出身地 | ![]() |
ジャンル | パブロック ガレージロック ブルースロック パンク・ロック ハード・ロック ロカビリー ロックンロール |
活動期間 | 1991年 - 2003年 |
レーベル | 日本コロムビア (1996年 - 2002年) ユニバーサルミュージック (2002年 - 2003年) |
事務所 | BAD MUSIC GROUP TRIPPIN' ELEPHANT RECORDS base |
影響 | ドクター・フィールグッド ダムド ルースターズなど |
公式サイト | rockin'blues |
メンバー | |
チバユウスケ (ボーカル) アベフトシ (ギター) ウエノコウジ (ベース) クハラカズユキ (ドラムス) |
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旧メンバー | |
シガケイイチ (ギター) ほか |
目次 |
概要
メンバーはチバユウスケ、アベフトシ、ウエノコウジ、クハラカズユキの4人。脱退したメンバーにシガケイイチがいる。リーダーについては、チバ→クハラとなっていた[1]。全員、細身のモッズスーツを衣装とし、ライブにおいてはほぼ欠かさず着用している。また、楽曲制作の際は基本的にチバが作詞し、曲はメンバーのセッションの中で練り上げられていくことが多い。曲のきっかけに明確な決まりは無く、チバが1コーラスだけ作ってメンバーに披露して作り始めることもあれば、アベやウエノが何気なく弾いたリフ、クハラのフィルなどからセッションが始まることもある。以降、メンバーが在籍する別バンドでも同様の楽曲制作手順が貫かれている。インディーズ時代に参加したアルバム「SPIRITS OF1993 下北沢屋根裏7th ANNIVERSARY」では、楽曲の作詞・作曲がチバ名義になっている。詳細は後述のメンバーの節を参照のこと。
1991年に明治学院大学内にて結成。当時のメンバーはチバ以外異なるものであったが、1994年までに現行メンバーが揃った。1996年にシングル「世界の終わり」にて日本コロムビアよりメジャー・デビュー。2002年にユニバーサルミュージックに移籍し、翌年の10月11日に解散した。解散までに総計してシングルを16作、オリジナル・アルバムを8作リリースした。詳細は後述の来歴、作品の節をそれぞれ参照のこと。
ガレージロックやパブロックを筆頭に、パンク・ロック、ブルースロック、ロカビリーなどのジャンルで括られる。
主にライブでの活動に重点を置き、1回のツアーで全国40~60か所のライブハウスやホールを回る。ライブ活動が多いことについてウエノコウジは、「レコード作ってその後もうやることが無いので、ツアーやるのが仕事」と「ミュージックステーション」で発言していた。 ライジング・サン・ロックフェスティバルやフジ・ロック・フェスティバルなどのロック・フェスティバルにもメイン・アクトとして幾度か出演していた。ライブツアーについての詳細は、後述のツアーデータの節を参照のこと。
『THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』というバンド名の由来は、チバの友人がダムドのアルバム『マシンガン・エチケット - Machine Gun Etiquette』の筆記体で記述されたアルバムタイトルを読み違えたものをそのまま採用したことに起因する。「THEE」はヘッドコーツ(Thee Headcoats)から拝借したもの。ヘッドコーツ同様、「THEE」は発音せず、「ミッシェル・ガン・エレファント」と読む。しかし、「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と間違って呼ばれることがあまりに多いため、メンバー自身も自虐的に「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と名乗ることもあった。また、アルバム『ギヤ・ブルーズ』以前は小文字表記の『thee michelle gun elephant』をグループ名として使用していた[2]。
BLANKEY JET CITYとは同時期に活動していたこともあり、仲が良かった。
かつての公式ファンクラブ名は「rockin' blues」であった。
メンバー
※メンバー個人についての詳細は各個人項目を参照のこと。
- チバユウスケ
- ボーカル担当。楽曲によってはギターやタンブリン、マラカス、ハーモニカなどの楽器も使用する。また、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの全楽曲の作詞も務める。結成当時から在籍。解散後はROSSOのボーカルとして活動。2006年に活動を休止するものの、クハラと共にThe Birthdayを結成し活動を継続している。
- クハラカズユキ
- ドラムス担当。結成直後に加入。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのリーダー。解散後、うつみようこ&YOKOLOCO BANDや、M.J.Qなどさまざまなバンドのメンバーとして活動し、2006年からチバと共にThe Birthdayを結成し活動を開始した。
- ウエノコウジ
- ベース担当。結成直後に加入。解散後はメンバー中最も早く、Radio Carolineのベースとして音楽活動を再開させた。現在はthe HIATUSのメンバーとしても活動している。
- アベフトシ
- ギター担当。1994年より加入[3]。解散後、長期の休養に入る。後にKOOLOGIに参加するも脱退、CARRIEを結成するが数本のライブで解散。2009年7月22日未明、急性硬膜外血腫により急逝。
旧メンバー
- 上記の他にも、結成時に在籍し、直後に脱退した旧メンバーが2名挙げられるが、氏名が公表されていないのでここでは割愛する。なお、上記の一名はアルバム『MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!』に氏名が掲載されている。
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- ^ 1997年5月6日放送「ミュージックスクエア (NHK-FM)」ゲスト出演時におけるウエノの発言より。
- ^ チバユウスケ『ROCKIN'ON JAPAN』1998年2月号、ロッキング・オン、1998年2月。
- ^ a b c rockin' blues.com. “rockin' blues.com” (日本語). THEE MICHELLE GUN ELEPHANT公式ウェブサイト. 2008年2月1日閲覧。
- ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、1997年。
- ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演” (日本語). 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。 - ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
- ^ プロジェクト特設サイト
- ^ [1]2009年9月2日付の日記より
- ^ 後藤正文 『ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK』 ぴあ、2006年3月17日。ISBN 978-4835616131。
- ^ 椎名宗之、9mm Parabellum Bullet「Web版バックナンバー」『Rooftop』2007年5月号、有限会社ルーフトップ、2007年5月、2010年10月11日閲覧。
- ^ 梶原有紀子; the pillows (2004年11月4日). “勢いとポップセンスが同居!『GOOD DREAMS』特集【インタヴュー】” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
- ^ [2]ランクヘッドBLOG 2010年10月25日
- ^ [3]公式サイトのプロフィール欄より
- ^ [4]9mm Parabellum Bulletブログ 2009年7月22日
- ^ [5]
- ^ [6] 公式サイトの「DIARY」より 2003年10月14日
- ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
- ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。
- 1 thee michelle gun elephantとは
- 2 thee michelle gun elephantの概要
- 3 来歴
- 4 作品
- 5 ツアーデータ
- 6 備考
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本の4人組ロックバンドである[3]。主な略称は、ミッシェル、TMGE。1996年にデビュー、2003年に解散。
- ^ a b c d e “THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ザ・ミッシェル・ガン・エレファント)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年6月14日閲覧。
- ^ a b c d Spano, Charles. Thee Michelle Gun Elephant | Biography & History - オールミュージック. 2021年6月14日閲覧。
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- ^ “【訃報】モッズスーツ「洋服の並木」店主が逝去”. FASHIONSNAP [ファッションスナップ] (2011年5月14日). 2016年8月23日閲覧。
- ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、1997年。
- ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、395頁。ISBN 4947599812。
- ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、188-190頁。ISBN 4947599812。
- ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演”. 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。 - ^ “「出たくねえ」t.A.T.u.がボイコットした伝説のMステ”. エキサイトニュース (2015年7月23日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ”. BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
- ^ “THEE MICHELLE GUN ELEPHANT SEASON LIMITED WEB SITE”. thee.asia. 2023年3月8日閲覧。
- ^ 『ミッシェル・ガン・エレファント』ロッキング・オン、2000年4月28日、388頁。ISBN 4947599812。
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- ^ “『Mステ』30年目の今、聴き返してみたい5曲”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2015年9月28日). 2021年10月1日閲覧。
- ^ “禁断!〈歌番組の放送事故〉一挙公開!<Mステ、その他篇>タモリが「あいつら逃げやがった」憤慨コンビ”. アサ芸プラス. 徳間書店 (2021年5月23日). 2021年10月1日閲覧。
- ^ “ミュージックステーション 2020/08/21(金)20:00 の放送内容”. TVでた蔵. 株式会社ワイヤーアクション. 2021年10月1日閲覧。
- ^ タモリ『Mステ』生放送の意義を語る「音楽が創られる現場を目撃してもらいたい」. (インタビュー). TVer. (2015年9月11日). テレビドガッチ. 2021年10月1日閲覧。
- ^ “深く潜れ~八犬伝2001~”. テレビドラマデータベース. 2022年12月9日閲覧。
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- ^ “三浦春馬さんが金髪を披露...主題歌も歌った映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』を無料配信中”. トレンドニュース (2021年5月7日). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “『ガキの使い』大晦日SPのCMで流れていた曲は?”. CDJournal リサーチ (2009年1月7日). 2023年1月11日閲覧。
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- ^ むむむ 2009/09/02 01:19 at the Wayback Machine (archived 2009-09-18)
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- ^ “おだか”. ランクヘッドBLOG (2010年10月25日). 2023年3月8日閲覧。
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- ^ 特集 コンドルズ × jealkb|MUSICSHELF at the Wayback Machine (archived 2016-03-06)
- ^ [1]WWD JAPANのインタビューより2019年2月5日
- ^ THANK YOU ROCKERS - WORDS - STRAIGHTENER.NET at the Wayback Machine (archived 2007-08-17)
- ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
- ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。
- ^ “石井亮輔 Official Twitter”. 2015年6月27日閲覧。
- ^ “まゆゆ、スペシャ特番第2弾で再びTMGEを熱く語る”. 2012年12月6日閲覧。
- 1 THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとは
- 2 THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの概要
- 3 メンバー
- 4 バンドの特徴
- 5 来歴
- 6 逸話
- 7 作品
- 8 ミュージックビデオ
- 9 タイアップ一覧
- 10 ヘビーローテーション/パワープレイ
- 11 出演
- 12 脚注
固有名詞の分類
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