2006 ワールド・ベースボール・クラシック・カナダ代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/26 13:46 UTC 版)
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MLBトロント・ブルージェイズでベンチコーチを務めるアーニー・ウィットが、2004年のアテネ五輪に続いて今大会でも指揮を執った。
マイナーリーガーやメジャーの若手選手を中心に構成されており、「やや迫力不足」と評価する声もあったが、アメリカ合衆国に勝利するなど健闘した。しかし最終戦で9失点してしまったため、失点率が悪化し、1次リーグで敗退した。
最終成績
1次リーグ敗退(大会通算成績:2勝1敗)
1次リーグ
POOL Bで2勝1敗。アメリカ合衆国、メキシコと並んだが、失点率でカナダが敗退。
- 3月7日:南アフリカ戦(スコッツデール・スタジアム / 3時間38分 / 5,829人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E カナダ(1勝) 0 0 0 0 3 0 4 0 4 11 12 2 南アフリカ(1敗) 0 0 0 0 4 0 1 3 0 8 9 3
- 勝:クリス・リーツマ(1勝) S:ジェシー・クレイン(1S) 敗:ジャレッド・エラリオ(1敗)
- 本塁打:[カナダ] コーリー・コスキー1号(2ラン、タイロン・レモント)
- 5回表に3点を先制したカナダだったが、すぐその裏に4点を奪われ逆転を許す。8回終了時で7-8とリードされていたが、9回表に相手のミスにつけこみ4点を奪い再逆転した。カナダがシーソーゲームをものにしてWBC白星スタート。
- 3月8日:アメリカ合衆国戦(チェイス・フィールド / 3時間2分 / 16,993人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E カナダ(2勝) 1 1 3 2 1 0 0 0 0 8 13 1 アメリカ合衆国(1勝1敗) 0 0 0 0 6 0 0 0 0 6 9 0
- 勝:アダム・ローウェン(1勝) S:スティーブ・グリーン(1S) 敗:ドントレル・ウィリス(1敗)
- 本塁打:[カナダ] アダム・スターン1号(ソロ、ゲーリー・マジュースキー) [アメリカ合衆国] ジェイソン・バリテック1号(満塁、エリック・カー)
- 初回に1点を先制したカナダは、その後も着実に得点を重ねる。5回裏に一挙6点を奪われ、2点差まで追い上げられたが、リリーフ陣がリードを守りきった。カナダは連勝で2次リーグ進出に王手をかけた。
- 3月9日:メキシコ戦(チェイス・フィールド / 3時間 / 15,744人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E メキシコ(2勝1敗) 4 2 0 2 0 1 0 0 0 9 14 0 カナダ(2勝1敗) 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 4 2
- 勝:エステバン・ロアイザ(1勝) 敗:ジェフ・フランシス(1敗)
- 本塁打:[メキシコ] ホルヘ・カントゥ2号(2ラン、ジェフ・フランシス) マリオ・バレンズエラ1号(ソロ、マイク・マイヤーズ)
- カナダ投手陣がメキシコ打線に打ち込まれ、計9失点。カナダは大敗を喫した。翌10日にアメリカ合衆国が南アフリカに勝ったため、失点率の差でカナダの1次リーグ敗退が決定した。
出場メンバー
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- 2 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・カナダ代表の概要
- 3 関連項目
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