1996年全仏オープン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 22:39 UTC 版)
みどころ
- エフゲニー・カフェルニコフが男子シングルス・男子ダブルスの単複2冠を獲得し、ロシアのテニス選手として最初の4大大会優勝者に輝いた。男子シングルス準優勝者のミヒャエル・シュティヒは、ドイツの男子テニス選手として1937年のヘンナー・ヘンケル(1915年 - 1942年)以来59年ぶりの全仏優勝を逃した。
- 女子シングルス決勝は、2年連続でシュテフィ・グラフとアランチャ・サンチェス・ビカリオの顔合わせになった。試合時間「3時間4分」は全仏テニスの女子シングルス部門で史上最長記録。これでグラフの4大大会優勝回数は「19勝」(全豪オープン4勝+全仏オープン5勝+ウィンブルドン6勝+全米オープン4勝=総計19勝)となり、往年の名選手ヘレン・ウィルス・ムーディ(1905年 - 1998年)に並んで(当時の)女子歴代2位タイに躍進した。
- ピート・サンプラスが全仏オープン初のベスト4に進出。また彼が全仏で4回戦以上に進出したのはこれが最後となる。
外部リンク
先代 1996年全豪オープン |
テニス4大大会 1996年 |
次代 1996年ウィンブルドン選手権 |
先代 1995年全仏オープン |
全仏オープン 1996年 |
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