1926年全仏選手権 (テニス)
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1926年 全仏選手権(1926ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1926)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
- 男子シングルスは「75名」の選手による7回戦制で行われた。11人の選手を絞り落とすため、1回戦は11試合を実施し、他の53名は2回戦から出場した。
- 男子シングルスのシード選手は16名であったが、第5シード・第11シード・第12シードの3人は1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退した場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で行われ、シード選手は8名であった。1926年に関しては、人数調整は不要で(32名=2の5乗)1回戦不戦勝はない。
シード選手
男子シングルス
ビンセント・リチャーズ (ベスト4)
ルネ・ラコステ (準優勝)
ハワード・キンゼイ (ベスト8)
アンリ・コシェ (優勝、2年ぶり2度目:国際大会化後の初優勝)
ジャン・ワッシャー (ベスト8)
ジャン・ボロトラ (ベスト4)
シャルル・エシュリマン (4回戦)
アタール・アリ・ファイジー (2回戦=初戦)
ベラ・フォン・ケーリング (ベスト8)
ニコラス・ミシュー (ベスト8)
ヘンドリク・ティマー (2回戦)
ヤン・コジェルフ (4回戦)
ホセ・マリア・テハダ (4回戦)
レオンス・アスラングール (4回戦)
ギレルモ・ロブソン (4回戦)
コリン・グレゴリー (4回戦)
女子シングルス
スザンヌ・ランラン (優勝、国際大会化前から数えて6度目)
ヘレン・ウィルス (2回戦)
メアリー・ブラウン (準優勝)
エリザベス・ライアン (ベスト8)
ジョーン・フライ (ベスト4)
キティ・マッケイン (ベスト8)
ジュリー・ブラスト (1回戦)
イボンヌ・ブルジョワ (1回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
ビンセント・リチャーズ vs.
ベラ・フォン・ケーリング 6-1, 6-3, 6-3
アンリ・コシェ vs.
ジャン・ワッシャー 6-4, 3-6, 7-5, 6-4
ジャン・ボロトラ vs.
ハワード・キンゼイ 2-6, 6-4, 6-1, 3-6, 7-5
ルネ・ラコステ vs.
ニコラス・ミシュー 14-12, 6-1, 6-1
準決勝
アンリ・コシェ vs.
ビンセント・リチャーズ 6-1, 6-4, 6-4
ルネ・ラコステ vs.
ジャン・ボロトラ 8-6, 3-6, 6-2, 6-4
女子シングルス
準々決勝
スザンヌ・ランラン vs.
シモーヌ・マチュー 6-0, 6-0
ジョーン・フライ vs.
エリザベス・ライアン 7-5, 3-6, 11-9
メアリー・ブラウン vs.
キティ・ゴッドフリー 7-5, 6-0
コルネリア・ボウマン vs.
S・ルカロン 6-2, 7-9, 8-6
準決勝
スザンヌ・ランラン vs.
ジョーン・フライ 6-2 6-1
メアリー・ブラウン vs.
コルネリア・ボウマン 8-6, 6-2
決勝戦の結果
- 男子シングルス:
アンリ・コシェ vs.
ルネ・ラコステ 6-2, 6-4, 6-3
- 女子シングルス:
スザンヌ・ランラン vs.
メアリー・ブラウン 6-1, 6-0
- 男子ダブルス:
ビンセント・リチャーズ&
ハワード・キンゼイ vs.
アンリ・コシェ&
ジャック・ブルニョン 6-4, 6-1, 4-6, 6-4
- 女子ダブルス:
スザンヌ・ランラン&
ジュリー・ブラスト vs.
キティ・ゴッドフリー&
イブリン・コリヤー 6-1, 6-1
- 混合ダブルス:
ジャック・ブルニョン&
スザンヌ・ランラン vs.
ジャン・ボロトラ&
スザンヌ・ルベスネレ 6-4, 6-3
外部リンク
先代 1926年オーストラレーシアン選手権 |
テニス4大大会 1926年 |
次代 1926年ウィンブルドン選手権 |
先代 1925年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープンテニス 1926年 |
次代 1927年全仏選手権 (テニス) |
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