1951年全仏選手権 (テニス)
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1951年 全仏選手権(1951ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1951)に関する記事。フランス・パリにある「ローランギャロス・スタジアム」にて開催。
大会の流れ
- 男子シングルスは「92名」の選手による7回戦制で行われ、36名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。例年とは異なり、本年度のみシード選手の番号がついておらず、抽選表における“Bye”の位置もあちこちに散らばっている。
- 女子シングルスは「45名」の選手による6回戦制で行われ、シード選手は8名であった。ただし、女子の抽選表にも例年にない相違点が1ヶ所あり、1人だけ3回戦から出場した選手がいた(第1シードのドリス・ハートと対戦)。シード選手では、第3・第5・第6シードが1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
男子シングルス
(本年度のみ順位記録がないため、第1・第2シードのみ記載)
バッジ・パティー (4回戦)
フランク・セッジマン (ベスト4)
女子シングルス
ドリス・ハート (準優勝)
マーガレット・オズボーン・デュポン (ベスト4)
シャーリー・フライ (初優勝)
ジーン・ウォーカー・スミス (ベスト4)
ベバリー・ベーカー (ベスト8)
テルマ・コイン・ロング (ベスト8)
ネリー・アダムソン・ランドリー (ベスト8)
ジョイ・モットラム (3回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
ケン・マグレガー vs.
レナート・ベルゲリン 9-7, 9-7, 6-1
エリック・スタージェス vs.
メルビン・ローズ 11-9, 4-6, 6-3, 6-3
ヤロスラフ・ドロブニー vs.
ディック・サビット 1-6, 6-8, 6-4, 8-6, 6-3
フランク・セッジマン vs.
ストレート・クラーク 6-4, 6-4, 6-3
準決勝
エリック・スタージェス vs.
ケン・マグレガー 10-8, 7-9, 8-6, 5-7, 9-7
ヤロスラフ・ドロブニー vs.
フランク・セッジマン 6-0, 6-3, 6-1
女子シングルス
準々決勝
ドリス・ハート vs.
アーレット・ド・カザレー 6-0, 6-4
ジーン・ウォーカー・スミス vs.
ベバリー・ベーカー 3-6, 6-4, 6-1
シャーリー・フライ vs.
テルマ・コイン・ロング 12-10, 6-1
マーガレット・オズボーン・デュポン vs.
ネリー・アダムソン・ランドリー 8-6, 1-6, 6-1
準決勝
ドリス・ハート vs.
ジーン・ウォーカー・スミス 6-2, 6-1
シャーリー・フライ vs.
マーガレット・オズボーン・デュポン 6-2, 9-7
決勝戦の結果
- 男子シングルス:
ヤロスラフ・ドロブニー vs.
エリック・スタージェス 6-3, 6-3, 6-3
- 女子シングルス:
シャーリー・フライ vs.
ドリス・ハート 6-3, 3-6, 6-3
- 男子ダブルス:
フランク・セッジマン&
ケン・マグレガー vs.
ガードナー・ムロイ&
ディック・サビット 6-2, 2-6, 9-7, 7-5
- 女子ダブルス:
ドリス・ハート&
シャーリー・フライ vs.
バーバラ・スコフィールド&
ベリル・バートレット 10-8, 6-3
- 混合ダブルス:
フランク・セッジマン&
ドリス・ハート vs.
メルビン・ローズ&
テルマ・コイン・ロング 7-5, 6-2
外部リンク
先代 1951年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1951年 |
次代 1951年ウィンブルドン選手権 |
先代 1950年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープン 1951年 |
次代 1952年全仏選手権 (テニス) |
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