鈴商・スパッセ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/16 10:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動鈴商・スパッセ | |
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販売期間 | 2004年 - 2011年 |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | フルオープン2シーター |
エンジン |
日産・SR20DE 2.0 L 直4 DOHC 160 ps /19.2 kgm |
駆動方式 | FR |
変速機 | 5MT/6MT(オプション) |
サスペンション | ダブルウィッシュボーン式 |
全長 | 3550mm |
全幅 | 1680mm |
全高 | 1030mm |
ホイールベース | 2250mm |
車両重量 | 570kg |
-自動車のスペック表- |
概要
2004年、鈴商が正式に国土交通省から自動車メーカーとして認可され、同年より発売を開始したのがこのスパッセである。社長の鈴木敏夫の「スポーツカーを町中で走らせたい」という思いから開発が始まった。また、サーキットでの走行も視野にいれて開発されているため、公道のみならず、サーキットでも高いポテンシャルを発揮する。
車体をCADを用いてゼロから設計し、ほとんど国内製造もしくは国産の部品が使用されている。また、部品の一部を自社開発しており、特にスパッセ用に新開発したサスペンションは、商品化まで4年を費やしたという。
スタイリングはフルオープン2シーターのスポーツカーで、車体に前後8点式ロールバーとトラス鋼管を採用し、車体剛性と安全性を高めている。ボディには錆びにくいステンレス・アルミ・FRPを主に使用し、長く使えるよう考慮されている。
エンジンは日産・シルビアなどに搭載されていた2.0 L 直列4気筒DOHCのSR20DE型エンジンを流用し、5速マニュアルトランスミッション(MT)もシルビアのそれを使っている。最高出力は118 kW(160 ps)/6,400 rpm 、最大トルクは188 N・m(19.2 kg・m)/4,800rpm。このパワートレインのスパッセへの搭載にあたり、最低地上高を確保するため、エンジンのオイルパンが極端に薄いものに代えられており、エンジンオイルの総量が減っている。
ラインナップは基本グレードと上級グレード「C」の2種で構成されている。また、オプションで、220 ps エンジンや6速MTの搭載、フォーミュラカー用メーターとデータロガーシステムの装備も可能。
販売元の鈴商が2011年7月をもって休業中のため,現在は生産されていない.
関連項目
外部リンク
- SUPASSE 公式サイト - ウェイバックマシン(2010年5月7日アーカイブ分)
- 鈴商・スパッセのページへのリンク