金雲母 金雲母の概要

金雲母

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 08:25 UTC 版)

金雲母
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 KMg3AlSi3O10(OH)2
結晶系 単斜晶系
へき開 一方向に完全
モース硬度 2 - 2.5
光沢 真珠光沢
黄色、褐色
条痕 白色、淡褐色、金色
比重 2.8 - 3.0
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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化学組成は KMg3AlSi3O10(OH)2で、Mg が Fe2+ に置換した雲母が鉄雲母(annite)。金雲母と鉄雲母は連続固溶体をつくり、その系列名「黒雲母」は、フィールド名として使われる。マグネシウムを多く含むものは黄色っぽいが、が多くなると黒っぽくなる。

単斜晶系比重 2.8~3.0。モース硬度 2~2.5。他の雲母と同じように、のように一方向にはがれる。

キンキラというのは金雲母(雲母=きら、きらら)からきた修飾語で刃物を砥ぐのに適した砥石になり、刃物の仕上がりの美麗性をキンキラ(キン)と称したのがこのキンキラの語源といわれている。この派生語にコンピラ、キンピラなどが位置付けられるという。

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