野鳥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 00:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動「野生の鳥」の意味で、野山に棲む鳥はもちろん、水鳥や海鳥も含まれる。身近すぎてあまり意識しにくいが、スズメやカラスなどの鳥も飼育下にないという意味では野鳥に入る。 "Wild Bird"に対応する語として、中西悟堂が「野鳥」の言葉を造語した。
日本鳥学会の鳥類目録では「自然分布種」と「外来種」を分けて掲載している。一方、中西悟堂が創立した日本野鳥の会の「フィールドガイド日本の野鳥」では「野生状態で記録された鳥」を掲載しているが掲載対象は「自然分布種」であり、外来種などの「野生化した飼鳥」(ドバトなど)は、それとは別に扱っている。このように「野鳥」の定義は定まっていない。つまり野山で観察されても、それは(狭義の)「野鳥」(つまり在来種)とは限らない。
分類
一年中その土地にとどまっているものを「留鳥(りゅうちょう)」、その土地に春に来て夏を過ごす「夏鳥」、秋に来て冬を過ごす「冬鳥」、渡りの途中で日本を通過していく際に見られる「旅鳥」、台風や悪天候などの影響で迷い込んだ鳥「迷鳥(めいちょう)」などがある。
関連項目
地域別野鳥一覧
8つの生物地理区 (Ecozone) および、区内の地域の野鳥一覧。
他の鳥類関連項目
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- 1 野鳥とは
- 2 野鳥の概要
野鳥と同じ種類の言葉
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