筑波大学附属中学校・高等学校
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卒業生
著名な出身者
同窓会
卒業生の集まりとして、旧制中学時代の1890年(明治23年)に設立された校友会「桐陰会」に名前の由来を持つ「桐陰同窓会」があり、毎年6月頃に東京丸の内の銀行会館において総会が行われる。2017年は銀行会館が改装工事中のため、東京神田の学士会館で行われた。
2005年11月7日号の『AERA』の特集記事「大学より高校力」において、全国の高校同窓会の中でも、戦後の人材の輩出力において、日本有数と紹介されている。また、月刊『文藝春秋』2005年5月号のビジネス臨時増刊号において、同誌の同級生交歓コーナーの登場人物の出身校別ランキングで、筑波大学附属駒場高校と併せ1位になった。
施設
- 施設は主に高校校舎・中学校舎、体育館、運動場・コート面、プール、武道館、桐陰会館などからなる。
- 中学校舎は、中庭と育鳳館を囲むL字型の3階建てとなっている。
- 高校校舎は、噴水のある中庭を持ったコの字型の3階建てとなっている。また、2003年度に情報実習室完成・空調設備設置。2005年度に校舎のバリアフリー化として多機能付トイレやスロープ、エレベーターを設置した。
- 敷地内(体育館前)に標高27.47mの三等三角点を持つ。
最寄駅
関連校
注釈
- ^ 「附」の漢字表記について。一部の私立大学の附属学校が正式名称として「付属」の表記を採用しているが、本校は他の国立大学附属学校と同様に「附属」の表記が正しい。また、「附」は常用漢字に含まれるが、日本新聞協会の新聞用語懇談会が不使用を決めているため、新聞記事などでは固有名詞であるにもかかわらず「筑波大付属」などと表記されることが多い。
- ^ 「附属」の略称について。本校および筑波大附属小は日本初の「附属学校」として明治時代に設立され、当時「附属」といえばすなわち(旧制)東京高師附属小・中(つまり現在の筑波大附属小・中・高)のことを指した。その名残で、他に様々な大学の附属学校が存在する今でも本校のことを「附属」と略する呼び方が残っている。
出典
- ^ 佐々木元太郎、平川祐弘『特別科学組 - 東京高師附属中学の場合 <もう一つの終戦秘話>』大修館書店、1995年。
- ^ a b 2006国立学校フォーラム 筑波大学附属高等学校生徒によるHP (PDF)
- ^ 院戦(対学習院総合定期戦) | 筑波大学附属高等学校
- ^ 第67回 総合定期戦(附属戦)が行われました | 学習院女子中・高等科
- ^ 院戦(ボート)結果 | 筑波大学附属高等学校
- ^ 開成レース | 筑波大学附属高等学校
- ^ “勝敗数一覧 (開成レース)”. 筑波大学附属高校端艇部 Fuzoku-Rowing
- ^ 湘南戦 | 筑波大学附属高等学校
- ^ 第67回附属・湘南サッカー定期戦(湘南戦) | 筑波大学附属高等学校
- ^ 『創立百年史-筑波大学附属中学校・高等学校』より
- ^ 桐陰会会歌
- ^ [1]
- ^ 三浦馨『「甲子園の土」ものがたり』明治書院、2009年。
- ^ 「悠仁さまのご進学『大変光栄』筑波大学長 警備強化も」『産経新聞』2022年2月24日
固有名詞の分類
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