火の路 テレビドラマ

火の路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 19:25 UTC 版)

火の路』(ひのみち)は、松本清張の長編推理小説ペルシア人ゾロアスター教徒の飛鳥時代伝来説を描き話題を呼んだ、著者の古代史ミステリーの代表的長編。『火の回路』のタイトルで『朝日新聞』に連載され(1973年6月16日 - 1974年10月13日)、改題の上、1975年11月・12月に文藝春秋から刊行された。革命前、パフラヴィー朝末期のイランが重要な舞台となっている。大胆な仮説に加え、連載開始の前年に高松塚古墳で壁画が発見され、古代史が注目されていたこともあり、話題作となった[1]


  1. ^ a b 松本清張が仰いだ京都の“怪物”序章 一本の電話TJE KYOTO, 2020.09.01
  2. ^ 対談「清張古代史の現在を再検討する」(『松本清張研究』第6号(2005年、北九州市立松本清張記念館編集・発行)に収録)中の森浩一の発言による。
  3. ^ 藤井康栄『松本清張の残像』(2002年、文春新書)118-120頁参照。
  4. ^ 藪田嘉一郎『日本古代文化と宗教』(1976年、平凡社)349頁、清張による同書あとがき「上梓まで」参照。
  5. ^ 『劇と評論』第18巻第1号、「劇と評論」の会、1976年4月5日、27頁。 NDLJP:2223252/18
  6. ^ 栗原小巻 - NHK人物録


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