沼野忠之 沼野忠之の概要

沼野忠之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 01:41 UTC 版)

岡山県生まれ。1954年岡山大学教育学部中等四年課程卒業。公立中学校、岡山県教育研修所勤務の後、1959年、岡山大学教育学部助手(化学)。その後、講師(物理学)、助教授(理科教育-地学)を経て、教授(地学)。1979年 9月 広島大学 理学博士 「広島県東城町久代におけるゲーレン石、スパー石スカルンの地質学的および地球化学的研究」。

1987年から3年間、附属中学校長を併任。1997年、定年退官、名誉教授。

2001年10月27日、胃癌のため死去[1]

2005年、岡山県高梁市で発見された新鉱物が、沼野石(numanoite)と命名された。

主な著書

論文

  • 沼野忠之「花崗岩に関する諸問題 (1) 岡山県倉敷市北方の花崗岩について」『岡山大学温泉研究所報告』第19号、岡山大学温泉研究所、1957年9月、1-3頁、ISSN 0369-7142NAID 120006658714 
  • 沼野忠之「岡山県倉敷市北方の花崗岩について」『岡山大学温泉研究所報告』第19号、岡山大学温泉研究所、1957年9月、ISSN 03697142NAID 40017532489 
  • 沼野忠之, 草地功, 逸見吉之助「広島県東城町久代における深成岩体の分化」『日本地質学会学術大会講演要旨』第1970巻、日本地質学会、1970年、303頁、doi:10.14863/geosocabst.1970.0_303ISSN 1348-3935NAID 110003036296 
  • 逸見吉之助, 草地功, 沼野忠之「広島県東城町久代産の接触鉱物:(1) ゲーレン石およびハイドログロッシュラー」『鉱物学雜誌』第10巻第3号、日本鉱物科学会、1971年、160-169頁、doi:10.2465/gkk1952.10.160ISSN 0454-1146NAID 130003623281 
  • 草地功, 沼野忠之, 逸見吉之助「広島県東城町久代産の接触鉱物:(2) スパー石およびティレ―石」『鉱物学雜誌』第10巻第3号、日本鉱物科学会、1971年、170-180頁、doi:10.2465/gkk1952.10.170ISSN 0454-1146NAID 130003623282 
  • 草地功, 沼野忠之, 逸見吉之助「広島県東城町久代産の接触鉱物(3):フォッシャジャイト,ヒレブランド石およびスコータイト」『鉱物学雜誌』第10巻第4号、日本鉱物科学会、1971年、296-304頁、doi:10.2465/gkk1952.10.296ISSN 0454-1146NAID 130004793215 
  • 草地功, 沼野忠之, 逸見吉之助「広島県東城町久代産の接触鉱物(4)クロザクロ石」『鉱物学雜誌』第10巻第5号、日本鉱物科学会、1972年、355-357頁、doi:10.2465/gkk1952.10.355ISSN 0454-1146NAID 130003623288 
  • 沼野忠之「地学教育における標本の活用」『岡山大学教育学部研究集録』第36号、岡山大学教育学部、1973年3月、41-56頁、ISSN 04714008NAID 40000321345 
  • 沼野忠之, 草地功, 花沢稔「岩石鉱物中のフッ素の分析」『岡山大学教育学部研究集録』第45号、岡山大学教育学部、1976年8月、47-55頁、ISSN 04714008NAID 40000321853 
  • 沼野忠之「広島県東城町久代産ベスブ石の格子定数」『岡山大学教育学部研究集録』第49号、岡山大学教育学部、1978年10月、49-60頁、ISSN 04714008NAID 40000321763 

関連項目


  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.473


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