水森かおり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 07:57 UTC 版)
水森 かおり | |
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出生名 |
大出 弓紀子 おおで ゆきこ |
生誕 | 1973年8月31日(50歳) |
出身地 | 東京都北区 |
学歴 | 城西大学女子短期大学部卒業 |
ジャンル | 演歌 |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1995年 - |
レーベル |
徳間ジャパン(ミノルフォン) (1995年 - 現在) |
事務所 | 長良プロダクション |
公式サイト | 水森かおりオフィシャルサイト |
水森 かおり | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2022年4月3日 - |
ジャンル | エンターテイメント |
登録者数 | 2.71万人 |
総再生回数 | 389万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年5月13日時点。 |
来歴・人物
本名は大出 弓紀子(おおで ゆきこ)。血液型はB型。未婚。ニックネームは「みもりん」。持ち歌には様々な土地を舞台にした作品が多く「ご当地ソングの女王」の異名をとる。城西大学女子短期大学部(現城西短期大学)卒業。短大在学中は秘書についての勉強をし、アメリカへの留学経験もある。
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョー・マッキンタイアに憧れ、アメリカ留学中に勝手に失恋した後、ホストファミリーのファミリーパーティで歌を披露した際にファミリーが喜んでくれたことから歌手になりたいと決意し、帰国後オーディションを受けた[2]。
1995年(平成7年)に「おしろい花」でデビュー。2002年(平成14年)に「東尋坊」がカラオケファンの支持を受けてメジャー歌手への足掛かりをつかむ。2003年(平成15年)「鳥取砂丘」が大ヒットしてブレークし『NHK紅白歌合戦』には19年連続出場中。また2005年(平成17年)には第47回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。2006年(平成18年)には「熊野古道」、2007年(平成19年)には「ひとり薩摩路」でベストヒット歌謡祭演歌・歌謡曲部門グランプリを2年連続で受賞した。2008年(平成20年)2月8日には東京都北区のイメージアップを図ることを目的とした「北区アンバサダー」を委嘱された[3]。
「鳥取砂丘」のロング・ヒット以降の水森は「ご当地ソングの女王」と呼ばれ、彼女の元には地方自治体などから「地元に因んだ曲を歌って欲しい」という依頼が毎年殺到している。ファンを失望させないためにも、営業で初めて訪れる地方については、事前にかなり勉強をするという。
ステージではほとんどロングドレスを着ているため一見長身に見えるが身長は153cmであり、15cmのハイヒールを履いていることを衣装で隠している。
2000年(平成12年)を過ぎた頃から、CDジャケットでは、ノースリーブか肩を大きく露出した衣裳が多くなっている。
酒が呑めない体質であるが、演歌の歌詞に酒が多く登場することも手伝い"演歌歌手は酒を嗜む"と思われがちで、ことあるごとに酒を勧められて困ることがよくある[2]。
プロ野球・読売ジャイアンツファンである。エレファントカシマシの大ファンで、ファンクラブにも入っていたことがある[4]。
人気
シングル「熊野古道」が2006年(平成18年)4月5日に発売され、第1週の売上が1万9千枚となり、オリコン週間シングルチャートで総合5位に初登場。2004年(平成16年)4月発売の「釧路湿原」(最高位5位)、2005年(平成17年)4月発売の「五能線」(同8位)に続き、3作連続初登場TOP10入りを果たした。女性演歌歌手によるシングル3作連続TOP10入りは史上初の快挙となる。これまで女性演歌歌手のシングル連続初登場TOP10入りの記録は、城之内早苗と藤あや子の2作連続が最高だった(藤あや子は、3作連続TOP10入りしているが、3作目は、初登場ではなく3週目にTOP10入り)。
本作は、水森かおりにとって、「竜飛岬」(1999年)、「尾道水道」(2000年)、「東尋坊」(2002年)、「鳥取砂丘」(2003年)、「釧路湿原」(2004年)、「五能線」(2005年)に続く、自身7作目のご当地ソング。本作では、2004年に世界遺産として登録された和歌山県の「熊野古道」を歌った。
「熊野古道」以降のシングルもすべてオリコン週間シングルチャートで初登場TOP10入りを果たしている。その記録は2010年(平成22年)リリースの「松島紀行」で7作連続に達し、藤圭子の6作連続を抜き女性演歌歌手としての最高記録を更新した。
2011年、シングル「庄内平野 風の中」で八代亜紀が樹立した「通算シングルTOP10獲得作品数」の女性演歌歌手歴代1位記録を塗り替えた[5]。現在も記録更新中である。
出典
- ^ “水森かおり、本日わたくし誕生日☆”. 水森かおりオフィシャルブログ. Powered by Ameba (2021年8月31日). 2024年5月13日閲覧。
- ^ a b ライオンのごきげんよう(フジテレビ系)2009年9月18日放映分にて本人談
- ^ ご当地ソングの女王・水森かおりが“北区大使”に! 産経ニュース
- ^ 「演歌歌手・水森かおり エレカシの紅白初出場を喜ぶワケ - エキサイトニュース」『』。2018年10月29日閲覧。
- ^ 水森かおり、女性演歌歌手記録を31年ぶり更新、ORICON STYLE、2011年6月7日。
- ^ “水森かおりの作品”. ORICON NEWS. オリコン. 2024年4月3日閲覧。
注釈
- 1 水森かおりとは
- 2 水森かおりの概要
- 3 ディスコグラフィ
- 4 就任観光大使
- 5 出演
- 6 脚注
固有名詞の分類
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