愉快な極道 愉快な極道の概要

愉快な極道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 14:07 UTC 版)

愉快な極道
A Cheerful YAKUZA
監督 山下耕作
脚本 高田宏治
松本功
出演者 若山富三郎
音楽 青山八郎
撮影 赤塚滋
編集 神田忠男
制作会社 東映京都撮影所
製作会社 東映
公開 1976年2月14日
上映時間 89分
製作国 日本
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若山富三郎の当たり役「極道シリーズ」に共通する主人公の名前・島村清吉ではないが[2]、第12作に入れられる場合もある[3]

あらすじ

スタッフ

  • 監督:山下耕作
  • 脚本:高田宏治、松本功
  • 企画:松平乗道、上阪久和、大西卓夫
  • 撮影:赤塚滋
  • 音楽:青山八郎
  • 美術:雨森義允
  • 編集:神田忠男
  • 録音:溝口正義
  • 編集:神田忠男
  • スチール:木村武司
  • 助監督:藤原敏之
  • 照明:増田悦章

出演

製作

"打倒寅さん"を長年の悲願として挙げた岡田茂東映社長は[4][5][6]トラック野郎シリーズの大ヒットで絶好のチャンスが到来したことから[7][8]、「寅さん」を追い潰すために、なりふり構わず体当たりを決意し[7]関西の東映館主会からの要望を踏まえ[8]、1976年上半期に悪名高き"健全喜劇・スポーツ映画路線"を敷いた[8][9][10]、本作はその第一弾に当たる[7][9]

キャッチコピー

足を洗った大親分―ドスのかわりにハンドルにぎり無理につくった笑顔で走る[7]

映像ソフト

同時上映

外部リンク


  1. ^ シネマ紀行 京都ものがたり 作品解説2 ラピュタ阿佐ヶ谷
  2. ^ 今度は普通の人情喜劇! 若山の円熟味を味わえる ――春日太一の木曜邦画劇場 『愉快な極道』”. 文春オンライン. 2022年11月22日閲覧。
  3. ^ 極道シリーズ”. 日本映画製作者連盟. 2022年11月23日閲覧。
  4. ^ 「'76正月興行の話題を探る東映」『月刊ビデオ&ミュージック』1975年11月号、東京映音、 45–46頁。
  5. ^ 「邦画3社正月5週間の揃い踏み' /再び邦高洋低で活気づく日本映画界 ―意欲的な邦画各社の製作・営業方針― 興行資料」『月刊ビデオ&ミュージック』1976年1月号、東京映音、 13、20–22頁。
  6. ^ 「巻返しを計る各社の表情を探る 洋高邦低の声に必死の努力を続ける」『映画時報』1976年4月号、映画時報社、 13頁。
  7. ^ a b c d 「ジャック110番 『愉快な極道』」『月刊ビデオ&ミュージック』1976年4月号、東京映音、 34頁。
  8. ^ a b c 「〔ショウタウン 映画・芝居・音楽げいのう街〕」『週刊朝日』1976年1月23日号、朝日新聞社、 36頁。
  9. ^ a b 川崎宏 『狂おしい夢 不良性感度の日本映画 東映三角マークになぜ惚れた!? 青心社、2003年、50-51頁。ISBN 978-4-87892-266-4 
  10. ^ 黒井和男「興行価値 日本映画 東映・松竹激突」『キネマ旬報』1976年1月上旬号、キネマ旬報社、 198–199頁。「邦画界トピックス」『ロードショー』1976年10月号、集英社、 175頁。山根貞男「〈東映映画特集〉 東映の監督たち」『シナリオ』1977年7月号、日本シナリオ作家協会、 29頁。


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