巴彦県 巴彦県の概要

巴彦県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 14:13 UTC 版)

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中華人民共和国 哈爾浜市 巴彦県
旧称:巴彦蘇蘇
哈爾浜市中の巴彦県の位置
簡体字 巴彦
繁体字 巴彦
拼音 Bāyàn
カタカナ転写 バーイェン
国家 中華人民共和国
哈爾浜
行政級別
建置 1908年
改制 1913年
面積
総面積 3,137.7 km²
人口
総人口(2004) 70 万人
経済
電話番号 0451
郵便番号 151800
行政区画代碼 230126
公式ウェブサイト http://www.bayan.gov.cn/
中国地名の変遷
建置 1908年
使用状況 巴彦県
巴彦州
中華民国巴彦県
満州国巴彦県
国共内戦期間巴彦県
現代巴彦県

地理

巴彦県は、西部を呼蘭区市轄区)と、北西を綏化市地級市)・北林区(市轄区)と、北東を綏化市・慶安県県級行政区)と、東部を木蘭県(県級行政区)と接し、南部は賓県(県級行政区)との行政区境にアムール川(黒竜江)へと続く松花江が流れている。

歴史

巴彦県の旧称はバヤン・スス(巴彦蘇蘇)である。これはモンゴル語もしくは満洲語で「富庶」を意味する単語を由来とする。また一説ではバヤンとムラン(木蘭)の境界を流れる黄泥河(旧名フテク河[1])附近をフテク・スス(佛特喜蘇蘇)と称し、それが転訛したものとも称される。

清代は黒竜江将軍フラン城守尉の管轄地とされていたが、1862年同治元年)、黒龍江将軍の上奏によりフラン庁が設置、1864年(同治3年)に庁治がフラン城よりバヤン・スス(現在の巴彦鎮)へと移転された。1905年光緒30年)1月29日、フラン庁はフラン府に改編されバヤン地区を管轄した。1908年(光緒34年)になると独立した行政区画として巴彦州を設置、中華民国が成立すると1913年民国2年)に巴彦県に改編され現在に至る。


  1. ^ 漢字表記は佛特庫河


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