宮原直樹 宮原直樹の概要

宮原直樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 23:12 UTC 版)

略歴・人物

幼少期から絵に親しんでおり、小学2年生頃からはコマを割った漫画も描いていた。高校時代は美術部に所属。[2]

高校卒業後上京し、東京デザイナー学院のアニメーション科へ進学。[2]

1986年、東映動画(現在の東映アニメーション)に第2期研修生として入社[3]。作画アニメーターとしてキャリアをスタート。

ドラゴンボールZ」で作画監督、「デジモンアドベンチャー」では総作画監督を務めた。

入社15年目の2000年、自ら志願し当時立ち上がったばかりのデジタル映像部へと異動。以降CG制作に携わるようになる。[2]

2008年、フルCG短編シリーズ「ロボディーズ -RoboDz- 風雲編」にキャラクターデザイナーとして携わった後、2009年フレッシュプリキュア!」からプリキュアシリーズに参加。EDダンス映像のCGディレクターを務めた。2011年には全国のイベント会場で上映されたフルCGダンスムービー『プリキュアオールスターズDX 3Dシアター』で初監督を務め、2016年には自身の誕生日でもある12月23日に東映アニメーション60周年記念映画「ポッピンQ」にて映画監督デビューを果たした。

2017年、短編映画「Petit(プチ)☆ドリームスターズ!レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!」で監督を務める。プリキュアシリーズの劇場版で初の監督を務めた。

人物・エピソード

  • 「ドラゴンボールZ」は、西尾大介の手がけた映画に衝撃を受けた宮原が自ら社内のツテを使い志願し、スタッフに混ぜてもらったという。[2]
  • 自身が監督を務めた「ポッピンQ」関連では、ファンミーティング等のイベントに自ら積極的に参加するなど、ファンとの交流にも力を入れている。
  • 西武ライオンズのファンである。
  • 東映アニメーションの同期には稲上晃爲我井克美などがいる。

参加作品

テレビアニメ

劇場アニメ

イベント会場用作品


注釈

  1. ^ 159話、199話、280話、289話
  2. ^ 252話、267話
  3. ^ 6話、64話
  4. ^ 1話
  5. ^ 37話、44話、46話
  6. ^ 20話、24話

出典

  1. ^ 作画もCGも、"アニメをつくる"ということに変わりはない。『ポッピンQ』で映画監督デビューをはたした宮原直樹のアニメ演出術 | インタビュー | CGWORLD.jp”. CG・映像の専門情報サイト | CGWORLD.jp. 2020年1月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e 本日公開「ポッピンQ」は「ドラゴンボール」と「プリキュア」の血を受け継いでいる。宮原監督を直撃”. エキサイトニュース. 2020年2月2日閲覧。
  3. ^ 『ポッピンQ』特別インタビュー連載 「GO TO POP IN Q」vol.3宮原直樹監督に聞く 「ナマの女の子たちの葛藤を描きたかった」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2020年2月4日閲覧。
  4. ^ a b c 15歳女子の成長をダンスで描く『ポッピンQ』宮原監督インタビュー | アニメイトタイムズ”. 15歳女子の成長をダンスで描く『ポッピンQ』宮原監督インタビュー | アニメイトタイムズ. 2020年1月31日閲覧。
  5. ^ おジャ魔女どれみ# : 作品情報”. 映画.com. 2021年11月1日閲覧。
  6. ^ (日本語) 映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)【2022年秋公開】, https://www.youtube.com/watch?v=RGEdQv95PgY 2021年8月18日閲覧。 
  7. ^ https://twitter.com/tanakarion/status/1703419387490062578?s=46&t=Z9EH7fApRPwdGrC9nItizg”. X (formerly Twitter). 2023年9月17日閲覧。


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