国立循環器病研究センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 14:51 UTC 版)
国立循環器病研究センター病院 | |
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情報 | |
英語名称 | National Cerebral and Cardiovascular Center Hospital |
許可病床数 |
550床 一般病床:550床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver6.0 |
開設者 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
管理者 | 飯原 弘二(病院長) |
開設年月日 | 1977年7月 |
所在地 |
〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号 |
位置 | 北緯34度46分45秒 東経135度32分26秒 / 北緯34.77917度 東経135.54056度座標: 北緯34度46分45秒 東経135度32分26秒 / 北緯34.77917度 東経135.54056度 |
二次医療圏 | 豊能 |
法人番号 | 3120905003033 |
PJ 医療機関 |
循環器病に関しての診断及び治療、調査及び研究並びに技術者の研修を行う。
名のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関であると同時に、循環器病を専門とする医学研究機関でもある。
日本有数の心臓移植実施施設である。
病院は特定機能病院に位置づけられている。大学付属病院と防衛医科大学校付属病院以外で特定機能病院として認められているのは、当センターと国立がん研究センター、大阪国際がんセンター(旧大阪府立成人病センター)及びがん研究会有明病院、国立国際医療研究センター病院、静岡県立静岡がんセンターのみである(2017年現在)。日本国内のみならず、日本国外からも患者が訪れる。
組織と特徴
センターは「病院」「研究所」「研究開発基盤センター」の3部門からなり、これら3部門を一体として運営していることが大きな特徴。病院は、「心臓血管部門」と「脳血管部門」が併設され、連携して最先端の医療を提供している世界的にも稀有な施設である。2019年4月に設立された「オープンイノベーションセンター」は、臨床研究と疫学調査の推進、知的資産の活用など複合領域の研究を推進している。
沿革
- 1977年 開設式典を挙行、診療開始
- 1999年 国内2例目の心臓移植を行う
- 2010年 独立行政法人へ移行
- 2015年 国立研究開発法人に移行
- 2017年 心臓移植100例目を達成
- 2018年 大阪府北部を震源とする地震により、施設の一部が被災した[1][2]。
- 2019年7月1日 吹田市岸部新町へ移転
- ^ “大阪府北部を震源とする地震に係る被害状況等について” (PDF). 内閣府 (2018年6月18日). 2018年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月19日閲覧。
- ^ “国立循環器病センター混乱 入院患者40人を他院へ搬送”. 朝日新聞. (2018年6月18日). 2018-6-18. オリジナルの2018年6月19日時点におけるアーカイブ。 2018年6月19日閲覧。
- ^ 国立循環器病研究センター跡 アーク不動産が購入 千里最後の大規模再開発『日本経済新聞』朝刊2018年1月26日(関西経済面)
- 1 国立循環器病研究センターとは
- 2 国立循環器病研究センターの概要
- 3 シンボルマーク
- 4 特徴
- 5 近隣施設
固有名詞の分類
研究所 |
プリンストン高等研究所 リンカーン研究所 国立循環器病研究センター ロスアラモス国立研究所 未来ロボット技術研究センター |
日本の独立行政法人 |
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 農業・食品産業技術総合研究機構 国立循環器病研究センター 新エネルギー・産業技術総合開発機構 国際交流基金 |
大阪府の医療機関 |
関西医科大学附属滝井病院 府中病院 国立循環器病研究センター 大阪労災病院 大阪中央病院 |
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