国立循環器病研究センター 特徴

国立循環器病研究センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 14:51 UTC 版)

特徴

  • 「心臓血管部門」と「脳血管部門」を併設し、「心臓」と「脳」のそれぞれの専門家が連携して治療にあたる。
  • 「病院」「研究所」が一体化し、医療現場での課題を研究によって解決することや、逆に研究での成果を医療現場に直結することができる。
  • 臨床と研究をより強く結びつけるため2010年に研究開発基盤センターを設立。臨床研究、疫学調査の推進、知的資産の活用等に取り組む。
  • 脳と心臓に特化した病院であり、それ以外の診療はほとんど行っていない(専門外来・禁煙外来などのみ)
  • 国立循環器病センターはナショナルセンターと呼ばれ、他のナショナルセンター(当センター含め全国に6か所ある専門病院である)との人事交流も盛んである。
  • 国立病院機構近畿グループとも事務方の人材交流を行っており、当センターで事務職として勤務する場合は国立病院機構近畿グループの採用試験を受験する必要がある。(常勤のみ)
  • 年間手術件数は3000件を超える。手術室のスタッフは24時間365日体制で交代勤務している。
  • 職員総数は約1800名。うち医師が約300名、看護師が約800名、事務部門が270名、コメディカルや研究員などが勤務している。
  • 全国各地から「レジデント」「専門修練医」などの医師を受け入れている。彼らは当センターで研修をした後、全国へ散らばって拠点病院の専門医として活躍する
  • 意見箱という患者用投書箱がある。患者の意見を投書することで、院内の医療サービス委員会で審議される。場合によっては投書した本人に連絡がくることもある。
  • 専門性と高さと待遇の良さから看護学校の学生からも人気がある。新採用で働く看護師の出身校は国立看護大学校が一番多いと言われている。

  1. ^ 大阪府北部を震源とする地震に係る被害状況等について” (PDF). 内閣府 (2018年6月18日). 2018年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月19日閲覧。
  2. ^ “国立循環器病センター混乱 入院患者40人を他院へ搬送”. 朝日新聞. (2018年6月18日). 2018-6-18. オリジナルの2018年6月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180618153129/https://www.asahi.com/articles/ASL6L5D13L6LPLBJ009.html 2018年6月19日閲覧。 
  3. ^ 国立循環器病研究センター跡 アーク不動産が購入 千里最後の大規模再開発『日本経済新聞』朝刊2018年1月26日(関西経済面)






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