南硫黄島原生自然環境保全地域
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脚注
参考文献
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以上の参考文献のうち、『小笠原研究』33収載の諸論文は首都大学東京の機関リポジトリより閲覧が可能である。
関連項目
注釈
- ^ 南硫黄島の形成史は調査が進んでいないこともあって、年代等まだはっきりしたことがわかっていない。ここでは中野(2008) において「大局的な火山体構造の区分としては誤っていない」と評価された福山博之「南硫黄島及びその周辺の地質と地形」(環境庁自然保護局編『南硫黄島の自然』、1983)の記述に従う。
- ^ 1983年発行の「南硫黄島の自然」では、エダウチムニンヘゴ、ナガバコウラボシ、ウミノサチスゲ、ナンカイシュスランの4種が南硫黄島固有種としているが、2008年の「南硫黄島自然環境調査報告書」では南硫黄島の固有種についての説明はなく、ナガバコウラボシ、ホソバチケシダ、オオトキイヌビワ、ムニンカラスウリ、ムニンホオズキ、ナンカイシダの6種が日本全国の個体数の5割を越えるとの説明がなされている。ここでは直近の南硫黄島自然環境報告書の記述に従う。
- ^ オガサワラオオコウモリの現在の生息地域については、母島と硫黄島では確認されていないとの資料もあるが、中央環境審議会野生生物部会 (2009) に基づき、母島、硫黄島でも生息しているとの記述とした。
- ^ 千葉(2008) は、南硫黄島と比較的似通った環境下にある北硫黄島の陸産貝類相が貧弱なのは、明治時代以降に行われた開墾の影響によって北硫黄島の陸産貝類が打撃を受けた可能性を指摘している。
- ^ 橋本(2009) によれば、面積 10 ha 以上の小笠原諸島内のこれまで調査が行われた島の中でクマネズミの侵入がなかったことが確認されているのは南硫黄島のみで、北之島、西之島は不明としている。ここでは環境庁 (2010) の記述に従い、南硫黄島、北之島、西之島にはネズミ類の生息が見られないという記述とする。
出典
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