メタルギア 移植版

メタルギア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 04:31 UTC 版)

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 メタルギア 198712221987年12月22日
1988061988年6月
1989031989年3月
ファミリーコンピュータ コナミ コナミ
Ultra Games
コナミ
1メガビット+64キロRAMロムカセット[2] KDS-ME
NES-ME-USA
NES-ME-EEC
2 Metal Gear 1990061990年6月
1990061990年6月
コモドール64
PC/AT互換機
Ultra Software Ultra Games フロッピーディスク -
3 メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス 200403112004年3月11日
2004年
2004年
ゲームキューブ コナミ コナミ 8cm光ディスク DOL-P-GGSJ
DOL-GGSE-USA
DOL-GGSP-EUR
ファミリーコンピュータ版の移植、非売品
4 メタルギア 2004年8月18日[3]
iアプリ
EZアプリ
Vアプリ
コナミ コナミ ダウンロード
(コナミネットDX)
- MSX2版の移植
5 メタルギアソリッド3 サブシスタンス 200512222005年12月22日
200603142006年3月14日
200610062006年10月6日
PlayStation 2 小島プロダクション KDE DVD-ROM2枚組 SLPM-66223
SLUS-21243
MSX2版の移植
6 メタルギア 2006年4月20日[4]
Windows コナミ アイレボ ダウンロード
(i-revo)
- MSX2版の移植
7 メタルギア 2009年12月8日[5][6][7]
Wii コナミ KDE ダウンロード
バーチャルコンソール
- MSX2版の移植
8 メタルギア ソリッド HD エディション 201111082011年11月8日
201111232011年11月23日
201202032012年2月3日
PlayStation 3 小島プロダクション
ブルーポイントゲーム
KDE BD-ROM - MSX2版の移植
9 メタルギア ソリッド HD エディション 201206122012年6月12日
201206282012年6月28日
201206292012年6月29日
PlayStation Vita 小島プロダクション
ブルーポイントゲーム
ARMATURE STUDIO
KDE PS Vitaカード -
10 METAL GEAR SOLID:
MASTER COLLECTION Vol.1
202310242023年10月24日
PlayStation 4
PlayStation 5
Nintendo Switch
Xbox Series X/S
Windows
KDE
エムツー
KDE UHD BD-ROM
Switch専用ゲームカード
ダウンロード
PS4
PPSA-14362
PS5
ELJM-30334
PPSA-14363
PPSA-14364
NSW
HAC-P-BCK4A
HAC-P-BCK5A
XSXS
INT 9NH7DCSM00R2
MSX2、ファミリーコンピュータ、NES版の移植

ファミリーコンピュータ版

1987年12月22日発売。FC(日本国外はNES)への移植は、FC専業チームによって開発され、小島秀夫は全く関与していない。ゲーム冒頭の潜入部分・敵の配置・ビル間のマップ(ビル内部のマップはある程度同じ)がほとんどMSX版と異なり、タイトルにもなっているメタルギアは名前だけで実物が登場しない(代わりに、メタルギアとアウターヘブンを管理するスーパーコンピュータと対峙することになる)。特に敵の配置は、マップが切り替わった瞬間必ず見つかってしまうという致命的なミスが数箇所にわたって発生しており、批判が強い。

敵兵に見つかったときの「!!」がなくなったほか、監視カメラに死角がある、フライングアーミーが飛行しないなど、難易度が下げられている。特に「!!」がなくなったことで敵兵に見つかっても隣の画面に移れば追跡が止むので、わざわざ敵兵に見つからないように移動する必然性が殆ど無くなっている。

小島は、TGSの『MGS』発売前トークショーで「あれはやらないで下さい」と話し、ラジオでは「僕が携っていないFC版『メタルギア』は糞ですよ、糞」と発言している。

北米向けに、NES版だけのオリジナルの続編『Snake's Revenge』が制作される。開発は日本で行われたが、こちらも小島は全く関与していない。その後に小島が書いた企画書をもとに、『メタルギア2 ソリッドスネーク』が制作される。

『ザ・ツインスネークス』のGC同梱版に特典として、ファミコン版を完全移植したGC用ディスクとして復刻されている。なお、復刻版は単体発売はなく非売品となっている。

コモドール64版、PC/AT互換機(MS-DOS)版

NES版の移植。MSX2が発売されていない米国にてホームコンピューター向けに発売された。MSX2が発売されていた欧州では英語にローカライズされたMSX2版が発売されており他機種版は発売されていない。


注釈

  1. ^ メタルギアソリッドV ファントムペイン』では、そのオマージュとしてエンディングで「OPERATION INTRUDE N313」と書かれたカセットテープとMSX2本体が登場する。

出典

  1. ^ ウワーマン (2023年7月13日). “『メタルギア』がMSX2で発売された日。ステルス要素を完全に取り入れた最初のビデオゲームとしてギネス認定もされたMSX2の代表作【今日は何の日?】”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2023年11月8日閲覧。
  2. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、93頁。 
  3. ^ 『メタルギア』の携帯電話版が本日配信開始” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2004年8月18日). 2019年10月27日閲覧。
  4. ^ 若きスネークが活躍!「i-revo」で『MGS』シリーズの原点MSX版『メタルギア』が配信” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2006年4月20日). 2019年10月27日閲覧。
  5. ^ 『メタルギア』がバーチャルコンソールに登場! 配信は12月8日” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2009年11月24日). 2019年10月27日閲覧。
  6. ^ MSX版『メタルギア』がバーチャルコンソールに” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2009年12月8日). 2019年10月27日閲覧。
  7. ^ 冨岡晶 (2009年12月8日). “コナミ、バーチャルコンソールでMSX版『メタルギア』と『イーガー皇帝の逆襲』を配信開始” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年10月27日閲覧。
  8. ^ Kojima_Hideoのツイート(27997421585825792)
  9. ^ 映画「ニューヨーク1997」の監督、似た設定を持つ『メタルギア』の小島監督を訴えなかった理由語る。「彼はいいやつだったから」”. AUTOMATON (2015年10月28日). 2015年11月4日閲覧。
  10. ^ 『METAL GEAR SOLID』訴訟の可能性もあった ― ジョン・カーペンター監督が語る”. インサイド (2015年10月28日). 2015年11月4日閲覧。
  11. ^ a b メタルギア まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月7日閲覧。
  12. ^ Metal Gear for MSX (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月7日閲覧。
  13. ^ Metal Gear for NES (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月7日閲覧。
  14. ^ a b ゾルゲ市蔵「コナミMSX全リスト」『美食倶楽部バカゲー専科外伝 謎のゲーム魔境3』キルタイムコミュニケーション、2002年5月10日、158 - 179頁。ISBN 9784860320218 






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メタルギア」の関連用語

メタルギアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メタルギアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメタルギア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS