マリア (ハヤテのごとく!) アニメ

マリア (ハヤテのごとく!)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 18:33 UTC 版)

アニメ

  • 第1期第22話では釣りの場面で田中の演技がキツい性格のキャラっぽくなり、この話ではナギがマリアを「怖い」という表現が追加されている。
  • アニメでは第4期第6話以外すべてに登場しており、ほとんどの話で本編に絡んでいる。
  • 第1期第38話にて誕生日を迎えたため18歳になっているはずだが、それ以降の話でも17歳だと言っている[12]

備考

  • 最初に第1巻のプロフィールで年齢が公開されたとき、上記のような容姿のせいで多くの読者が「まだ17歳だったんですか?」といったような感想を抱き、ファンレターでもそのことが多く書かれた。このネタはアニメ第1期第10話でも使用された。
  • 読切時は現在とは違う性格をしており、ハヤテを好きになったナギを苦悩させるため(マリア自身はそんなナギの姿を楽しむため)に彼を執事として雇ったり、「(ハヤテが)能なしならクビになるだけですし」と言ったりと、サドで腹黒い性格が丸出しな言動をしていたので、本作でも読者に本当は腹黒い性格を隠していると思われてしまうことがある。連載時の設定が変わったためそのような言動はあまり見なくなったが、天の声が「若干腹黒…」と言った時には包丁を突きつける行為を見せたり、オートマチック拳銃を取り出して笑顔でロシアンルーレットをやらせようとしたり[13]と、腹黒さを見せることもある。アニメでは腹黒さが出るシーンが若干強調された。
  • 連載当初は上記のように実年齢より上に見られることや読切時の腹黒いイメージが先行したため人気が無く、ハガキの量は圧倒的に少なかった[14]。一応はナギと共にメインヒロインであるにもかかわらず、女装ハヤテの方が人気が高かったほどである[14]。しかし、キャラクター人気投票では、第1回・第2回とも1位のヒナギクの半分以下の票数ながらもハヤテやナギを抑えて2位を獲得している(ただし第3回では5位と、大幅なランクダウンしている)。秋葉原エンタまつり2007で行われた「ハヤテのごとく!キャラクター人気投票in秋葉原」では3位、2008年4・5月の「ハヤテのごとく!キャラクター人気投票in大阪・日本橋」では4位と安定した人気を保っている。
  • 『ハヤテのごとく!公式ガイドブック』にて作者が「頭がズバ抜けて良いことや白皇の生徒会長をやっていたのは無駄にある設定ではない」と語っている。
  • 第1話から登場しているメインキャラクターだが、現時点では単行本の背表紙に登場していない。
  • ナギがまともになること(外出すること)を望んでいるが、三千院家の屋敷外では出番は少ないため、そのことに悩んでいるようである。アニメ第1期では第3クールに入った際に出番の減少を危惧するようなシーンがある。
  • アニメ『君が主で執事が俺で』では第8話の次回予告にて声優繋がりのネタで出演している。
  • 王族の庭城にある天球の鏡にて、アテネとハヤテが覗き込んだ際、マリアの幼少期と思われる人物が登場しており、ハヤテの発言「誰なんだろうねーアーたん!」から、ハヤテの知っている人では無かったことが分かる。また、その際、マリアはリボンをしており、17巻の裏表紙からアテネのリボンと同じ赤色であることが分かる。
  • 台湾ドラマ版の終盤では、マリアの正体は帝に記憶を封じられた天王州アテネである事が発覚。同時に白皇学院は彼女の生家となった王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)を取り壊して建設された場所であることが明らかになる。更にナギに白皇学院理事長の立場を譲られたマリアは、白皇学院を廃校にし、取り壊させるという復讐を決行する。
  • 第52巻の限定版付属の「ハヤテ大反省会・下」において、連載開始当初ハヤテの異母姉という構想があったことが明かされた。

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ バックステージVol.169 2008年2月6日。原作第161話(第15巻第10話)でハヤテがマリアに対して平成生まれであることを確認(実際は彼女より年下のハヤテですら昭和生まれ)する描写があるが、読者から「マリアさんは昭和生まれ」という指摘や確認のメールがあったとのこと。なお、この場面は単行本収録時に修正されている。
  2. ^ 後に原作で、理事長はアテネで、キリカの実際の職は理事長代理であることが明かされている。
  3. ^ 第1巻プロフィールより。
  4. ^ 第6巻おまけページや第7巻第11話より。
  5. ^ ムラサキノヤカタに家庭菜園を作ったときには、鳥害対策をしておらず、植えたトウモロコシをほとんどハトに啄ばまれているのに気付いていなく、農業については抜けたところがあり完璧ではない。
  6. ^ 13ヶ国語の内訳は不明だが、日本語英語ドイツ語ギリシャ語ポリネシア語、アニメ第45話では中国語をマスターしている描写がある。
  7. ^ ナギの家庭教師に赴任したとき、家庭教師がつくことを嫌がったナギとチェス勝負をし圧勝して以来、ナギはマリアに従うようになり、その流れでマリアはナギのメイドとなった。
  8. ^ ただし初期の頃は、ハヤテへの給料は生活費を差し引いても1億5000万円を稼ぐのに40年かかると提示したり、百数十万円のカシミアのコートを気にかけたり、最近[いつ?]でもナギの大人買いを客観視したりと現実的な面もある。
  9. ^ すべて自作である
  10. ^ 「マラソン自由型」でハヤテとナギに助太刀するためと正体を隠すために変装したマリアの偽名。サキのメイドホワイトマックスハートとのコンビで「メイドマックスハート」(二人でキュアキュア)と称した。登場文句は「弱きを助け 強きをくじく!! 我ら正義の味方!! メイドブラックマックスハート!!」。サングラスを着用している。ナギはかっこいいと思ったようで、2人からサインをもらいたがっているが、マリア自身は「見なかった事にしてほしい」と思っており、また当の発案者のクラウスが氷室にあまりにも男らしくない方法で負けを認めさせたことで変装が何の意味も無かったことが発覚したため、クラウスがナギにクビを言い出された時には賛成に回ったほど嫌であった様子である。また、ナギやハヤテがダンジョンに行っていて構ってもらえなかった際は、この名で一人で「さみしいとやっぱりウサギは死ぬ」という歌を作詞作曲し旧年式のカラオケセットで歌っていた。
  11. ^ 第10巻おまけページより。
  12. ^ 第45話本編、第49話(いずれも第1期)の「マリア十七歳の執事通信」より
  13. ^ オートマチック拳銃では模擬弾を混ぜない限り必ず弾丸が発射されるため、ロシアンルーレットは不可能である。
  14. ^ a b 第2巻おまけページより。


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