プロ野球チップス スナック

プロ野球チップス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 12:50 UTC 版)

スナック

1973年販売当初はポテトチップスではなくサッポロポテトの「プロ野球スナック」であった[5]。また、ポテトチップスがコンソメ味の時期もあった。

1995年1996年Jリーグ人気の影響もあってJリーグチップスが通年で発売されたため、プロ野球チップスは発売されなかった。しかしこの時期にはカルビーの関連企業である東京スナックから、初期と同じ名称の「プロ野球スナック」(中身はポップコーンだが、1995年は東京都埼玉県限定のチョコスナック)が発売されており、そのおまけとして付属したカードが「カルビープロ野球カード」とみなされている。

2000年初頭にジャガイモの不作が全国を騒がせた時期があった。当然ジャガイモを原料とするポテトチップスが満足に作れない状況にあった。それを打開すべく、期間限定で「プロ野球スナック」と題し、ポテトチップスの代わりに同社の人気商品でもあるかっぱえびせんにおまけのカードを付けて販売したことがある。

サブセット

通常のレギュラーカード以外にも、1997年以降は以下のサブセットが発行されている。

  • チェックリスト(1997-)
  • ジャイアンツスペシャル(1998)
    • 巨人の選手を扱ったもの。地域限定ではない。
  • イーストスペシャル(1998)
  • ウエストスペシャル(1998)
  • タイトルホルダーカード(1999-2005、2007、2011-2013、2016、2017、2019〜2021)
    • 前年度のタイトルホルダーを扱ったもの。2007年まではインサート枠だった。タイトルを取った翌年にその選手が国内の他球団に移籍した場合、2004年までは第2弾において移籍先のユニフォーム姿で発行されていたが、2005年以降は、第1弾において移籍先のユニフォーム姿で発行される(2007年の小笠原道大、2019年の丸佳浩など)。またタイトルを取った選手が翌年海外の球団に移籍した場合は、その選手のカードは発行されない(2007年の井川慶、2016年の前田健太など)。「プレイヤー・オブ・グローリーカード」と称した年もある。上記に入っていない年は後述するスペシャルボックス限定となっている。
  • ベストナインカード(2000、2001、2003、2005、2009)
  • ONカード(2000)
    • 王貞治長嶋茂雄の現役時代に発行されたカードを厳選して復刻されたもの。
  • ニューフェイスカード(2000、2002)
    • 4月中に初出場した新人選手・新外国人選手を扱ったもの。
  • 五輪代表チームカード(2001)
  • 日本シリーズカード(2001、2004-2011、2014)
  • エース&スラッガーカード(2002)
  • 30周年記念復刻カード(2002)
    • 当時の各球団の監督・主力2選手のファーストカードの復刻版。なお西武監督・伊原春樹は現役時代にカルビーからカードが発行されなかったため、西武に関しては主力3選手(松井稼頭央西口文也伊東勤)のファーストカードが復刻された。
  • 開幕戦カード(2002-2009、2021)
    • 2007年の名称は「開幕ビクトリーカード」。
  • サヨナラホームランカード(2002)
  • Be Excited!カード(2002)
    • 注目の試合を扱ったもの。
  • THE RIVALSカード(2002)
    • 2枚1組。
  • 記録達成カード(2003、2007)
  • 若手イチ押しカード(2003)
  • オールスターカード(2003-2009、2011-2014)
    • オールスターゲームに出場した選手を扱ったもの。2003年は全選手(阪神・伊良部秀輝を除く)、2004年・2006年はファン投票選出選手、2005年は試合ごとのMVPと優秀選手。なお、以前はレギュラーカードの中に含まれていた。
  • 月間MVPカード(2004、2007)
  • 1st HOMERUN(2004)
    • その年のチーム第1号本塁打を放った選手を扱ったもの。
  • プレーオフカード(2005)
    • 2004年度から導入されたプレーオフで、試合ごとに活躍した選手を扱ったもの。
  • 交流戦カード(2005、2007、2021)
  • チームスタッツカード(2006、2008)
    • 前年度に1軍の試合に出場した全選手の成績。
  • リーグ優勝カード(2007-2011、2014)
  • RISING POWERカード(2007)
    • 期待のかかる若手選手を扱ったもの。2003年の「若手イチ押しカード」と同様と言える。
  • 開幕投手・開幕四番カード(2007、2008、2012、2014、2021)
    • 2012年と2014年は開幕投手のみ
  • クライマックスシリーズカード(2008-2010、2014)
  • ありがとう王監督カード(2009第1弾)
  • 清原選手引退記念スペシャルカード(2009第1弾)
  • 40周年記念復刻カード(2012)
    • ONカードと、当時の各球団の監督・コーチ・選手カードの復刻版。2002年の時と違い、ファーストカードの復刻とは限らない。なおヤクルト監督・小川淳司は現役時代にカルビーからカードが発行されなかったため、現役当時の写真を使って新たにレギュラーカード(ヤクルトの定員は小川選手分1名追加)が作られる。
  • ドラフト1位カード(2011、2013、2017、2018)
  • メンバー表カード(2015、2018)
    • 表面は当時の監督の写真。
  • エキサイティングシーンカード(2015、2016、2018)
    • 2002年の「Be Excited!」以来13年ぶりに復活した枠。
  • 初勝利カード(2016)

また、カルビーのオンラインショップ限定で発売されるスペシャルボックスにしか封入されないカードも存在する。2011年と2012年はオンラインショップが一時閉鎖したため行われなかった。

  • スラッガーカード(2004・第1弾、2007・第1弾)
  • エースピッチャーカード(2004・第2弾、2007・第3弾)
  • ハードヒッターカード(2004・第3弾)
  • オーバー30HRカード(2005・第1弾)
  • リードオフマンカード(2005・第2弾)
  • クローザーカード(2005・第3弾、2014・第3弾)
    • 2014年の名称は守護神カード
  • タイトルホルダーカード(2006・第1弾、2008・第1弾、2009・第1弾、2010・第1弾、2014・第1弾、2015・第1弾)
  • ベテランカード(2006・第2弾)
  • バッティングリーダーカード(2006・第3弾)
  • スピードスターカード(2007・第2弾、2013・第2弾)
  • HITS LEADERカード(2010・第2弾)
  • 遊撃手カード(2010・第3弾)
  • ベストナインカード(2013・第1弾)
  • チーム最多奪三振カード(2013・第3弾、2019・第1弾)
  • アベレージリーダーカード(2014・第2弾、2016・第3弾、2018・第1弾)
    • 2016年の名称はチーム打率トップカード
  • チーム最多勝カード(2015・第2弾、2016・第2弾、2018・第2弾)
    • 2015年の名称はWINS LEADERカード
  • 通算安打カード(2015・第3弾)
  • チーム打点王カード(2016・第1弾、2018・第3弾)
  • クラッチヒッターカード(2017・第1弾)
  • 開幕投手カード(2017・第2弾)

インサート

1998年からは表面にラメを用いたインサート(レア)カードが発行されるようになった。インサートには色違いやラメの模様違いなどのパラレル版も存在する。

  • スターカード(1998-)
    • 「トッププレーヤーカード」(2011まで)と称したカードもある。基本的に全ての弾で各球団2選手ずつ発行される。
  • レジェンド引退選手カード(2014-)

  1. ^ 50周年「プロ野球チップス」野球カード 9月第3弾では松井秀喜氏、松坂大輔氏らレジェンド登場”. 日刊スポーツ (2022年8月13日). 2022年8月14日閲覧。
  2. ^ a b ホームランソーセージ 4/20(水)新発売、共同通信PRワイヤー(日本ハム)、2016年3月24日 14時5分。
  3. ^ 商品について、日本ハム - 2020年3月8日閲覧。
  4. ^ ニュース - ホームランシリーズ、日本ハム - 2020年3月8日閲覧。
  5. ^ a b c d e f FLASH 2012年9月25日号






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