ブルースワット
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スタッフ
本作品を最後に監督の小西通雄、折田至が引退した他、監督の辻理、蓑輪雅夫、脚本の上原正三、アクション監督の山岡淳二といった、過去のシリーズでも活躍したスタッフがシリーズを離れる一方、本作品より矢島信男に代わって尾上克郎がメタルヒーローシリーズの特撮監督を担当したりと[5]、この時期にはスタッフ間の世代交代が進められることとなった。
劇伴は前作に引き続き、若草恵が担当。シンセサイザーなどが組み込まれたメロディ色の薄いシリアスサウンドは、シリーズの中でも異色である。後半では『世界忍者戦ジライヤ』『特捜ロボ ジャンパーソン』の音楽も多く流用された。
キャラクターデザインは、メタルヒーローシリーズへは『巨獣特捜ジャスピオン』以来の参加となった野口竜が担当[19]。スーツ改造のキャラクターは、企画者104の河野成寛が手掛けた[19]。河野によれば、エイリアンの捉え方が監督・脚本家・プロデューサーがそれぞれ異なったため野口はどうデザインするか苦労していたという[14]。
- プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)、堀長文(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、別冊コロコロコミック、テレビランド
- 脚本:宮下隼一、扇澤延男、鷺山京子、曽田博久、小林靖子、浅香晶、中野睦、酒井直行、鈴木康之、増田貴彦、上原正三、荒川龍、井上一弘
- 音楽:若草恵
- アクション監督:山岡淳二、新堀和男、山田一善(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:辻理、小西通雄、蓑輪雅夫、三ツ村鐵治、石田秀範、折田至
- 撮影:浄空(瀬尾脩)、小泉貴一
- 照明:吉岡伝吉、斉藤久
- 美術:野尻均、安井丸男
- 録音:太田克己、岩田広一
- 編集:菅野順吉、飯塚勝、長田直樹
- 選曲:金成謙二
- 効果:大泉音映
- 操演:羽鳥博幸
- 計測:小泉貴一、岡部正治、田中久之、臼木敏博
- 記録:深沢いづみ、國米美子、栗原節子、安藤豊子
- 造型:前澤範
- キャラクターデザイン:野口竜、河野成寛
- イラスト:薄永俊之、渡辺貞夫、スタジオ・メルファン
- 助監督:石田秀範、諸田敏、加藤弘之、谷口昌史、鈴村展弘、目黒圭一
- 進行主任:東正信、後藤田伸幸
- 製作事務:石垣紘一
- 製作担当:橋本鉄雄
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- 企画協力:企画者104
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:映画工房
- 現像:東映化学
- 技術協力:東通
- カースタント:タケシレーシング
- 装飾:大晃商会
- 協力:MGC、コミネオートセンター、レイバン(ボシュロム・ジャパン)
- 衣装協力:ゴールドウィン
- 車輌協力:スズキ株式会社
- (株)特撮研究所
- 特撮監督:尾上克郎
- 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU
注釈
- ^ 最初期に製造された「DX 電動ブローバック ディクテイター01」においては、中高生から青年の手の大きさに合わせて制作。バレル下部にカバーを装着するバッテリー(乾電池)で駆動する方式をとり、マガジンへの弾薬(弾丸はなく排莢のみ)装填、トリガー操作でブローバックし、動作毎に薬莢の排莢、ホールドオープンも忠実に再現していた。
- ^ 当時バンダイ社員であった野中剛は、開発に苦心したメイン商材である「電動ブローバック ディクテイター」よりも廉価版の「ライト&サウンド ディクテイター」の方が販売実績が良かったと証言している[4]。
- ^ 最終回は「THE END」。
- ^ 読み上げは17話より。
- ^ 『ビーファイター』へのゲスト出演時もジースタッグ(片桐大作)が「知らない」と発言しており(なお、直後にシグが人知れずに戦っていた事実をビーファイターに語っている)。カブトに遊園地でヒーローショーを開催することを提案された際も「どうせ俺たち有名じゃねえし」と自虐的に言っている。
- ^ 第20話で判明。なお、広瀬のコールドスリープ開始日は、1984年6月18日。
- ^ ただし、広瀬剛が生き返ったのではなく人格はシグのままである。
- ^ 第46話ではショウが敵の罠で「大飯食らいでいびきもでかい、掃除も洗濯も大嫌い、走るのは速いが足も臭い」といった悪口を言われた怒りで呼び出されたこともある。
- ^ 幻覚剤の一種であり、これを摂取した地球人は、エイリアンが自分と同じ種族だと錯覚するようになる。
- ^ 11話でのディクテイターの設計図をガバナーのモニターに表示するシーンでも確認できる。
- ^ インヴェードされた人間同士の会話シーンでも、日本語に不気味なSEを被せていた。
- ^ 登場当初は日本語が話せず、インヴェードしたザジの体を経由して肉声を発していた。
- ^ ムッシュ・Jの素体となった男性の素性と本名は不明。
- ^ 書籍『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』では、名称をジスプ(改造)と記述している[13]。
- ^ 死神のキスとも呼ばれている宇宙植物。雄花はエイリアンに有毒な花粉を放つ。地球に100年に一度だけ咲く、雌花の花粉と棘は逆に地球人にとって有毒であるが、互いに中和作用を持つ。スペースマフィアに故郷を滅ぼされた1人のエイリアンが地球に持ち込み、スペースマフィアの手で致命傷を負った後、シグに後を託して絶命。シグはJ-3000を繁殖させて、スペースマフィアを追い出そうとするが、ショウたちに反対されたことと雌花の毒を知ったことから断念する。
- ^ 第20・28話・劇場版以外テロップ表記なし。
- ^ クレジットでは片桐教授。
- ^ 視聴者からの一般公募による出演。
- ^ 視聴者からの一般公募による出演。
- ^ 11月6日は第26回全日本大学駅伝中継のため放送休止。
- ^ 1月1日は各局とも正月特番を放送のため休止。
- ^ 第29話のみ、高校野球中継の影響で未放送。
出典
- ^ a b c 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、214頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
- ^ a b c 特撮全史 2020, p. 65, 「ブルースワット」
- ^ a b c d 最強戦士列伝 2014, pp. 154–155, 「総論『ブルースワット』とは何だったのか? ガンアクションも細かく再現!ブルースワットのリアルな演出」
- ^ a b 宇宙船169 2020, pp. 110–111, 「SUPER MODE OF TOEI METAL SPIRIT 第12回 スーパーゴールドプラチナムとハイパーブルースワット」
- ^ a b c d e 宇宙船169 2020, pp. 112–113, 「[対談]尾上克郎×野中剛」
- ^ 第5話より。
- ^ 46話より。
- ^ 2話より。
- ^ a b c gvsg 2012, p. 65, 「メタルヒーロー クロニクル」
- ^ a b 年代記 2004, pp. 88–89, PLEXインタビュー.
- ^ a b 最強戦士列伝 2014, pp. 152–153, 「ブルースワットが立ち向かう悪の組織とは?」
- ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 211
- ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 212
- ^ a b c d e f g h i j k l 奇怪千蛮 2017, pp. 223–224, 取材・執筆 サマンサ五郎(チェーンソー兄弟)「DESIGNER INTERVIEW_11 河野成寛」
- ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 218
- ^ 奇怪千蛮 2017, p. 213
- ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 214
- ^ a b c d e f g 奇怪千蛮 2017, p. 215
- ^ a b c 奇怪千蛮 2017, p. 210, 「ブルースワット」
- ^ a b c d e f g h 奇怪千蛮 2017, p. 222
- ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 216
- ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 217
- ^ a b c d e f 奇怪千蛮 2017, p. 219
- ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 220
- ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 221
- ^ a b 仮面俳優列伝 2014, pp. 71–80, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 06 竹内康博」
- ^ a b 「スーパー戦隊制作の裏舞台 竹内康博」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀』 vol.14《烈車戦隊トッキュウジャー》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年8月25日、32頁。ISBN 978-4-06-509525-6。
- ^ a b 「スーパー戦隊制作の裏舞台 横山一敏」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1997 電磁戦隊メガレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年6月25日、32頁。ISBN 978-4-06-509610-9。
- ^ a b c 仮面俳優列伝 2014, pp. 81–90, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 07 今井靖彦」
- ^ 宇宙船172 2021, p. 118, 「[対談]橋本恵子×野中剛」.
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