ハイザック
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ハイザック (HIZACK / HI-ZACK) は、「ガンダムシリーズ」のうち宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1985年に放送されたテレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』。
注釈
- ^ 一年戦争終結からグリプス戦役までに開発された機体群は既存機体の改修や応用が多く、本格的な量産がなされたものはなかった[10]。
- ^ 実際には不可能ではないが、ライフル側のエネルギー再充填の際にサーベルを使った場合、武器側のブレーカーが作動して兵装の使用がおこなえなくなる危険性を持っている[10]。なお、ジェネレーター関連の騒動については、当初からタキム社製ジェネレーターを搭載予定だったが、AE社の働きかけにより急遽AE製に変更したことがトラブルの原因になり、連邦軍内で連邦系技術を推す技術者が不信感を募らせて純連邦系技術のMS開発を後押しさせ、のちのガンダムMk-IIの開発およびジムIIの新規増産につながった[14]。最終的にハイザックのメインジェネレーターには、量産段階でタキム社製のものが用いられている[15]。
- ^ 作中設定において先行量産機にもその問題があるかは言及されていない。また、電撃ホビーマガジン2005年10月号付録設定資料集12Pの英字武装一覧では非ビーム兵器が記載されていない。先行量産型にも同様の問題があることについて言及しているのは『総解説ガンダム事典Ver.1.5』のみである。
- ^ 「機動戦士Zガンダム」テレビ版第14話「アムロ再び」及び劇場版第1部の、アウドムラを巡る戦闘を再現したもの。
- ^ ミノフスキー粒子散布下でも存分にその機能を発揮するという資料もある[42]。
- ^ レーダー・アンテナと目標識別アンテナが背中合わせに内蔵されているとされる[46]。早期警戒管制機#機上レーダーも参照。
- ^ 一部ゲーム作品では、トリモチとダミーバルーンを装備している。
- ^ 型式番号の法則は『総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』355頁などの資料による。
出典
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- ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』バンダイ、1989年3月、36-37頁・42頁。(ISBN 978-4891890186)
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- ^ 「A.O.Z Re-Boot Vol.07」『電撃ホビーマガジン』2014年7月号、KADOKAWA。
- ^ トレーディングカードゲーム『ガンダムウォー エクステンションブースター2』など。
- ^ 「ジ・オフィシャルアート・オブ・Ζガンダム」『月刊ニュータイプ』創刊号、角川書店、1985年3月。
- ^ [1]A.O.Z Re-Boot 42
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- ^ 出渕裕『出渕裕メカニカルデザインワークス (1)』ムービック、2000年8月、19頁。ISBN 978-4896014907。
- ^ a b c d e 『電撃ホビーマガジン』2015年4月号、メディアワークス、11-14頁。
- ^ 『機動戦士Ζガンダム Define』第1巻、角川書店、2011年11月、179頁。(ISBN 978-4041200674)
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