スモルゴストータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 17:34 UTC 版)
同様の料理をエストニアではエストニア語: võileivatort、フィンランドではフィンランド語: voileipäkakku、アイスランドではアイスランド語: brauðtertaと呼んでいる。
概要
スモルゴス(スウェーデン語: smörgås)はサンドイッチ(オープンサンドイッチ)を意味し、トータ(スウェーデン語: tårta)はケーキを意味する[3][6]。
スウェーデンではもてなしの料理として、誕生日や何らかの記念日、祝祭日のランチやフィーカでよく食される[1][3]。
通常はパン1斤分を使って作られることが多いが、小さいサイズのものも市販されている[3]。
日本サンドイッチ協会は日本風のアレンジを加え、ケーキイッチ(ケーキ+サンドイッチの意)という名称を2015年より提唱している[7][8]。
作り方
- 数種類の具からなる3層から4層のサンドイッチを作る[1]。
- サワークリームやチーズ、デコレーション用生クリームなどを混ぜサンドイッチ全体に塗る[1][3]。
- サーモン、ゆで卵、甘エビ、ディルなどでデコレーションする[1]。
土台となるサンドイッチは作成してから一晩寝かせてパンと具材を馴染ませると、より美味くなる[1][3]。
参考書籍
- 日本サンドイッチ協会 『北欧生まれのおもてなしサンドイッチ ケーキイッチ』パルコ出版、2016年。ISBN 978-4865061925。
- ^ a b c d e f 「麗しの国。特別な日のサンドイッチケーキ!」『dancyu』2018年1月号、プレジデント社、 104頁。
- ^ “スモルゴストータ (スウェーデンのサンドイッチケーキ)”. ヤマサ醤油. 2017年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e f 見瀬理恵子. “Smörgåstårta(スモルゴストータ)サンドイッチケーキ”. スウェーデンハウス. 2017年12月25日閲覧。
- ^ a b ““甘くないケーキ” や“食べる宝石”など、初夏のおもてなし料理がママたちの間で話題に”. レタスクラブ (2017年5月10日). 2017年12月27日閲覧。
- ^ a b “[SNSでじわじわ人気]見ても食べても楽しめる「サンドイッチケーキ」を作ろう!”. 毎日新聞クックパッドニュース (2017年8月12日). 2018年12月4日閲覧。
- ^ a b mico (2017年12月24日). “クリスマスにつくりたい!スウェーデンのサンドイッチケーキ「スモーガストルタ」”. おうちごはん. 2018年12月4日閲覧。
- ^ “ケーキ+サンドイッチ=ケーキイッチ!? 北欧生まれの新しいサンドイッチレシピ”. ダ・ヴィンチ (2016年10月23日). 2021年10月19日閲覧。
- ^ “話題のケーキイッチ、神戸で初料理教室”. 京阪神エルマガジン社 (2016年2月18日). 2017年12月27日閲覧。
- 1 スモルゴストータとは
- 2 スモルゴストータの概要
- 3 外部リンク
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