ジロ・デ・イタリア・ドンネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/20 12:57 UTC 版)
概要
日本ではかつて、ジロ・デ・イタリア女子（あるいは、女子ジロ・デ・イタリア。イタリア語: Giro d'Italia Femminile）とも呼ばれていたことがある。かつては、グランド・ブークル (La Grande Boucle) 、ツール・ド・ロード・シクリスト・フェミナン (Tour de l'Aude cycliste feminin) とともに、女子ロードレースの3大ステージレースとして位置付けられていたが、前記2レースは現在休止されている。概ね9ないし10ステージ組まれ、覇を競う。
歴代上位入賞者
| 年 | 優勝 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 1988 |  マリア・カニンス (ITA)
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 エリザベス・ヘップル (AUS)
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 ペトラ・ロスナー (GER)
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| 1989 | ロベルタ・ボナノーミ (ITA)
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 アレクサンドラ・コリアセヴァ (URS)
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 テア・ヴィクステット＝ニュマン (FIN)
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| 1990 |  カテリーヌ・マルサル (FRA)
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マリア・カニンス (ITA)
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キャスリン・ワット (AUS)
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| 1993 |  レンカ・イラヴスカー (SVK)
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 ルーツィア・ツベルク (SUI)
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イメルダ・キアッパ (ITA)
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| 1994 | ミケーラ・ファニーニ (ITA)
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キャスリン・ワット (AUS)
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ルーツィア・ツベルク (SUI)
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| 1995 | ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
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ルーツィア・ツベルク (SUI)
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ロベルタ・ボナノーミ (ITA)
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| 1996 | ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
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アレッサンドラ・カッペッロット (ITA)
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イメルダ・キアッパ (ITA)
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| 1997 | ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
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 リンダ・ジャクソン (CAN)
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 エディタ・プチンスカイテー (LTU)
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| 1998 | ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
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リンダ・ジャクソン (CAN)
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バーバラ・ヘープ (SUI)
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| 1999 |  ホアネ・ソマリバ (ESP)
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 スヴェトラナ・ブブネコヴァ (RUS)
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 ダニエラ・ヴェロネージ (SMR)
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| 2000 | ホアネ・ソマリバ (ESP)
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アレッサンドラ・カッペッロット (ITA)
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ヴァレンティナ・ポルハノヴァ (RUS)
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| 2001 | ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
|
ディアナ・ジリウーテー (LTU)
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エディタ・プチンスカイテー (LTU)
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| 2002 | スヴェトラナ・ブブネコヴァ (RUS)
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 ジナイダ・スタルスカヤ (BLR)
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ディアナ・ジリウーテー (LTU)
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| 2003 | ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
|
エディタ・プチンスカイテー (LTU)
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ホアネ・ソマリバ (ESP)
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| 2004 |  ニコール・クック (GBR)
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ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
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プリスカ・ドップマン (SUI)
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| 2005 | ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
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ホアネ・ソマリバ (ESP)
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エディタ・プチンスカイテー (LTU)
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| 2006 | エディタ・プチンスカイテー (LTU)
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ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
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 スザンヌ・ユンスコック (SWE)
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| 2007 | エディタ・プチンスカイテー (LTU)
|
ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
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マリベル・モレノ (ESP)
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| 2008 | ファビアーナ・ルペリーニ (ITA)
|
 アンバー・ネーベン (USA)
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クラウディア・ホイズラー (GER)
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| 2009 | クラウディア・ホイズラー (GER)
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マラ・アボット (USA)
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ニコーレ・ブレンドリ (SUI)
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| 2010 | マラ・アボット (USA)
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ユーディト・アルント (GER)
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タティアナ・グデルツォ (ITA)
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| 2011 |  マリアンヌ・フォス (NED)
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エマ・プーリー (GBR)
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ユーディト・アルント (GER)
|
| 2012 | マリアンヌ・フォス (NED)
|
エマ・プーリー (GBR)
|
エヴェリン・スティーヴンス (USA)
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| 2013 | マラ・アボット (USA)
|
タティアナ・グデルツォ (ITA)
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クラウディア・ホイズラー (GER)
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| 2014 | マリアンヌ・フォス (NED)
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ポーリーヌ・フェラン＝プレヴォ (FRA)
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アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
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| 2015 | アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
|
マラ・アボット (USA)
|
メーガン・グアルナー (USA)
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| 2016 | メーガン・グアルナー (USA)
|
エヴェリン・スティーヴンス (USA)
|
アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
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| 2017 | アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
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エリーザ・ロンゴ・ボルギーニ (ITA)
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アネミック・ファン・フルーテン (NED)
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| 2018 | アネミック・ファン・フルーテン (NED)
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 アシュリー・モールマン (RSA)
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アマンダ・スプラット (AUS)
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| 2019 | アネミック・ファン・フルーテン (NED)
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アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
|
アマンダ・スプラット (AUS)
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| 2020 | アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
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 カタジナ・ニエウィアドーマ (POL)
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エリーザ・ロンゴ・ボルギーニ (ITA)
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| 2021 | アンナ・ファン・デル・ブレッヘン (NED)
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アシュリー・モールマン (RSA)
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デミ・フォレリング (NED)
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| 2022 | アネミック・ファン・フルーテン (NED)
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マルタ・カヴァッリ (ITA)
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マビ・ガルシア (ESP)
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日本人の戦績
- 萩原麻由子 - 2013年、2014年、2015年、2016年完走（最終成績2013年総合66位[2]、2014年総合19位[3]、2015年総合17位[4]、2016年総合36位[5]) 2014年第3ステージ3位[1]、2015年第6ステージ優勝[6]
- 與那嶺恵理 - 2016年、2017年完走（最終成績2016年総合25位[5]、2017年総合29位[7])
- ^ a b “全日本チャンピオン萩原麻由子がジロ・ローザでステージ3位フィニッシュ”. cyclowired. 2015年3月17日閲覧。
- ^ “Abbott seals second Giro Rosa victory Van Dijk takes out final time trial”. cyclingnews.com (2013年7月7日). 2018年2月24日閲覧。
- ^ “萩原麻由子がジロローザを19位で完走。総合優勝はフォス”. Cyclestyle. 2015年3月17日閲覧。
- ^ “ジロ・ローザはファンデルブレッヘンが総合優勝 ステージ優勝の萩原麻由子は総合17位に”. cyclist.sanspo.com (2015年7月15日). 2018年2月24日閲覧。
- ^ a b “萩原麻由子が最終ステージで逃げ切り6位 今大会の自身最高位”. cyclist.sanspo.com (2016年7月11日). 2018年2月24日閲覧。
- ^ “【自転車ロード】萩原麻由子がジロ・ローザ第6ステージで優勝・・・日本女子でこれまでにない快挙”. cyclestyle.net (2015年7月10日). 2015年7月10日閲覧。
- ^ “與那嶺恵理が2度目のジロ・ローザを総合29位で完走 「さらに鍛える必要性」”. cyclist.sanspo.com (2017年7月13日). 2018年2月24日閲覧。
「ジロ・デ・イタリア・ドンネ」の続きの解説一覧
- 1 ジロ・デ・イタリア・ドンネとは
- 2 ジロ・デ・イタリア・ドンネの概要
- 3 参考文献
- ジロ・デ・イタリア・ドンネのページへのリンク
