ジロラモ・サヴォナローラ 遺産

ジロラモ・サヴォナローラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 13:51 UTC 版)

遺産

彼はウィクリフヤン・フスとともに宗教改革の先駆者と見なされる[9]。宗教改革者ルターは、「その時、反キリスト[10]は、この偉大な人物の記憶が消え去り、また呪われることを願った。しかしながら、見よ、彼は生きており、その記憶は祝福されている」と言った[11]

著書

  • 説教(1495年) 神愛兄弟会会則(1497年)沢田和夫訳.宗教改革著作集 第13巻 (カトリック改革).教文館,1994.4.
  • 『ルネサンス・フィレンツェ統治論―説教と論文』須藤祐孝編訳 無限社,1998年
  • 『クリスト信徒の質素な生き方』
  • 『天啓大要』
  • 『〈出家〉をめぐる詩と手紙―ルネサンス・イタリアにおける〈政治的〉修道士の胎動―』須藤祐孝編訳 フィリッポ・ミニーニ(協力) 無限社,2010年

参考文献

  • 『サヴォナローラ略伝』 田中達訳.警醒社,1893
  • 『宗教界の三偉人』 加藤直士 警醒社,1905
  • 『サボナローラ』 青芳勝久 日本基督教興文協会,1922
  • 『サヴォナローラ』(波多野茂弥訳) ロマン・ロラン全集. 第12 (戯曲集)みすず書房,1962.
  • 『サヴォナローラ イタリア・ルネサンスの政治と宗教』 エンツォ・グアラッツィ 秋本典子訳.中央公論社,1987.4.
  • 「ルネサンス・フィレンツェ,イタリア,ヨーロッパ サヴォナローラ,マキャヴェッリの時代,生涯 読む年表・年譜」須藤祐孝,油木兵衛編著.無限社,2002.3.
  • 高階秀爾『フィレンツェ: 初期ルネサンス美術の運命』 118巻(35版)、中央公論社〈中公新書〉、1996年10月30日。ISBN 9784121001184NCID BN01898705 
  • アンドルー・ペティグリー『印刷という革命――ルネサンスの本と日常生活――』白水社、2015年。

関連項目

先代
ピエロ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチ
フィレンツェの支配者
1494年 - 1498年
次代
ピエロ・ソデリーニ

  1. ^ Girolamo Savonarola Italian preacher Encyclopædia Britannica
  2. ^ 高階 1996, p. 51.
  3. ^ 高階 1996, pp. 51–52.
  4. ^ a b 高階 1996, p. 52.
  5. ^ アンドルー・ペティグリー『印刷という革命――ルネサンスの本と日常生活――』(白水社、2015年)95頁。ペティグリーはこの点において、サヴォナローラをマルティン・ルターの宗教改革を先取りする存在であると位置づけている。
  6. ^ ヤマザキマリ『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』集英社、2015年、54頁。ISBN 978-4-08-720815-3 
  7. ^ 『ルネサンス・フィレンツェ統治論―説教と論文』
  8. ^ 尾形守『リバイバルの源流を辿る』
  9. ^ ケアンズ『基督教全史』
  10. ^ この場合はローマ法王を指している
  11. ^ 前出『リバイバルの源流を辿る』


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