第一序文での例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 07:15 UTC 版)
「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」の記事における「第一序文での例」の解説
第一序文7節 現在の出来事の大部分だけでなく、未来の出来事の大部分もまた、何者をも傷つけることがないようにと、私は沈黙し放置したかった。なぜなら体制も党派も宗教も、現在の視点で見れば正反対のものに変化するだろうから。そしてまた、王国の人々や、党派、宗教、信仰の人々が、彼らの聞き及んでいた幻想に到底一致しえないと考えるであろう未来を私が語ったならば、今後数世紀にわたって人々が目撃するであろうものを打ち棄ててしまうのだろう。 これはノストラダムスが未来の政治体制の変化を的確に見通していたとして信奉者たちが評価することがあるくだりだが、実際には『ミラビリス・リベル』に再録されていたジロラモ・サヴォナローラのラテン語の著作『天啓大要』(1497年)を、フランス語に訳して抜粋しただけに過ぎない。サヴォナローラからの抜粋は、これ以外にも多く見られる。
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