カウンターストライク
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リメイク続編版・続編版・アーケード版、および派生作品
リメイク続編版
Counter-Strike: Condition Zero
『カウンターストライク コンディションゼロ』(Counter-Strike: Condition Zero、略称CS:CZ)は度重なる発売延期や3度の開発元変更を乗り越えて2004年3月に発売された『カウンターストライク1.6」のアップデートリメイク版。開発元はTurtle Rock Studios。日本ではカプコンから発売された。
『CS:CZ』では、「Tour of Duty」という決められた武器で相手を倒すというミッションが用意されたキャンペーンモードの追加と、モデリングの一新、ボット機能の追加などがされている。CS1.6より画質がきれいになり、各部がCS1.6より自然なモーションとなった
また、「Deleted Scenes」というオリジナルのシングルプレイゲームが追加されている。これは3度目の開発元変更に伴ってお蔵入りになる予定であった。開発元はRitual Entertainment。
現在『CS:CZ』単体での購入は不可能で、リテール版、Steam版の両方で『CS』または『CS1.6』とのセットで販売されている。
なお、武器のモデルが一部変更された(ベレッタエリート→ベレッタエリート2など)。
Botの難易度
- Easy
- Botは単発撃ちやバースト射撃などを行い、比較的正確に照準を合わせてくるが、撃つ時立った状態で照準を定めてそのまま撃ち始めるため、初弾は正確なものの弾がリコイルで外れやすくなっている。初心者にはインターネットでの試合よりは難易度が低く、LANの状態で戦えるので戦いやすい。また立ち止まるため、ヘッドショットの練習にも適している。
- Normal
- Easyよりも動きはするものの、左右を歩く速度でステップする程度。Easyよりもリコイルコントロールは上手くなっている。Easyで慣れたプレイヤーに適している。また多少動き回るので、リコイルコントロールの練習も行うことが出来る。
- Hard
- Normalとは違い、近・中・遠距離での射撃の正確さが格段に上昇している。また左右ステップも速く、しゃがんでの照準補正・リコイル軽減を行って単発撃ちもしくはバースト射撃を行ってきたり、横方向にジャンプしながら正確に照準を合わせてバースト射撃やフルオート射撃を行ってくる。この難易度で練習し、ある程度敵を倒せるようになれば、非クランサーバである程度戦える。
- Expert
- 更に狙いの正確さが上昇し、マップによってはほぼ遠距離戦を強いられることもしばしば。遠距離戦でも敵がアサルトライフルでヘッドショットなどを狙ってくるので、いかに先に倒すかの技量が求められてくる。スナイパーライフルの命中率も高い。またショットガンまでも中~遠距離で使用してくることもあり、散弾にも関わらず一撃で仕留めてくることも。ただし戦局によって大きく強さが変わり、こちら側が勝っている場合敵の銃の正確さが極端に落ち、また何もしないでその場で隠れていることが度々ある。またHEで味方や自分を殺してしまうこともある。逆にこちら側が負けている場合、敵は出会い頭にヘッドショットを単発で狙ってきたり、遠くからアサルトライフルでヘッドショットを狙ってきたりする。味方にBotがいる場合、変な方向にHEを投げて味方を攻撃してくることもある。クランを組むのであれば、このレベルで日々練習することが望ましい。
Counter-Strike: Source
ジャンル | FPS |
---|---|
対応機種 | Windows |
開発元 | Valve Software |
対象年齢 | ESRB:M(17歳以上) |
デバイス | キーボード・マウス |
エンジン | Source Engine |
『カウンターストライク ソース』(Counter-Strike: Source、略称CS:S)はCS:CZの次に発売された『ハーフライフ2』のゲームエンジン「Source」に『Counter-Strike』を移植リメイクした作品。『ハーフライフ2』に同梱されている。
グラフィックが一新され、MAPのリメイクや公式の追加MAPが行われた「Source」版の『Counter-Strike』となっている。モデルは『CS1.6』と同様にカウンターテロリストとテロリストそれぞれ4種類。ゲームシステムはほぼ同一だがエンジンが違うため、武器やプレイヤーの挙動は旧来のバージョンとは異なる。特に「壁抜きに大幅な制限、しゃがみ連打によるハーフバニング廃止、バニーホップ廃止」の3つが大きな変更点。そのため、『CS』から『CS:S』へプレイヤーが完全移行したわけではなく、『CS』のプレイヤーと『CS:S』のプレイヤーは必ずしも同一ではない。2006年度のアップデートでDynamic Weapon Pricing(通称:DWP)と呼ばれる価格変動システムが追加されたが、日本国内のサーバーでDWPをONにしているサーバーはほとんど存在しない。海外ではDWPが使われているサーバーが存在するが、これによってGlockの値段がマイナスになったり、Desert Eagleの値段が$60,000近くになってしまったりした。これを受けてUSP、GlockとDesert Eagle以外のハンドガンの威力を25%アップすると同時に、値段が一度リセットされた。
2007年度に多くの大会が『CS1.6』から『CS:S』へと移行しており、多くのプロクランもこれに追随。
2012年にはバージョンアップ版ともいえる『CS:GO』が出てしまった為、以降はプレイヤー人口がそちらへ移動している。
リテール版では『カウンターストライク:ソース』(他に『Half Life2 Deathmach』と『Day of Defeat:Source』がプレイ可能)、『Half Life2 Game Of The Year Edition』(『Half Life2』、『Half Life2 Deathmach』、『Half Life:Source』もプレイ可能)の2パッケージに入っており、ダウンロード版は単体、『Source Multiplayer Pack』(リテール版『CS:S』と同内容)、『Source Premier Pack』(『Half Life2』関連商品が全てプレー可能)、『Holiday 2006 Collection』(『Source Premier Pack』から『Day of Defeat:Source』を除いた物)、『Valve Complete Pack』(『Half Life』系全ゲームがプレー可能)という様々なバージョンから選ぶ事が出来る。
シリーズ続編
Counter-Strike: Global Offensive
この節の加筆が望まれています。 |
『カウンターストライク グローバル・オフェンシブ』(Counter-Strike: Global Offensive、略称CS:GO)シリーズ最新作。2012年8月21日にリリースされた[2]。 エンジンは最新のSource Engineが使用されており、既に公開済みのSource Engineを使用した『Counter-Strike: Source』との違いとしてグラフィックの強化、モデルの一新、新武器追加といった点が上げられる。CSSまでのCSシリーズとは大きく異なる点が多い新規続編版である
リリース以降は『CS:S』からのプレイヤー移行や大会での採用などで、『CS:S』とのプレイヤー人口も逆転しており、PC版でのメインストリームとなっている。
2018年12月6日(北米時間)、CS:GOは基本プレイ無料に移行された[3]。同日のアップデートでバトルロイヤルモード Danger Zone も実装されている[4]。
Counter-Strike 2
『カウンターストライク 2』(Counter-Strike 2、略称CS2)2023年9月27日(北米時間)『Counter-Strike: Global Offensive』からの大型アップデートとしてリリース、CS:GOから引き続き、基本プレイ無料にて提供。Source 2エンジンを使用。
アーケード版
Counter-Strike NEO
『カウンターストライク ネオ』(Counter-Strike NEO、略称CSNEO)はナムコの実験店舗LEDZONEで初期稼働していた『カウンターストライク』のアーケード版。
武器以外はすべてオリジナルのものであり、スキンの種類もオリジナルのものより豊富である。基本ルールはほとんどが爆弾解除マップルール。
2003年~2005年まで稼動していたVer.1はWindows 2000ベースのシステムで稼動していたが、2005年8月にLinuxをベースにしたゲーム基板ナムコ・N2システムを採用したVer.2がナムコ直営店で順次展開開始。10月にはそれ以外の店舗でも稼動開始。以後追加マップやバグフィックスなどの配信も随時行なわれていた。2010年2月1日午前1時59分をもってネットワーク接続のサービスを終了し、以降は店内対戦のみがプレイ可能となっている。
Ver.1ではミッションモードが導入されていたが、Ver.2では削除され、純粋なカウンターストライクに近いゲームになっている。
武器バランスは『CS1.6』に近いものになっているが、いわゆるネタ武器を強化するなどしてバランスを整えている。特に公式HPにて初心者向け武器としてM3でなくM1014、MP5だけでなくP90を推薦していることからもそれが伺える。値段もほとんどの武器が引き下げられている。詳しくは上記武器表を参考。
流石に「一般向け」ということで、流血表現は無くなっている。そしてカウンターテロリスト/テロリストという表現を改め、NEO/CSFという陣営になっている。『CS』、『CS:S』では、カウンターテロリスト(防御側)/テロリスト(攻撃側)であったが、『CSNEO』では、超巨大企業「NEO」(防御側)/それに抵抗する特別部隊「CSF」(攻撃側)と入れ替わっており、世界観も大きくアレンジされている。
販促に際しては、その他のカウンターストライクシリーズとは違った世界観を知ることも出来る、後述の『Counter-Strike NEO -WHITE MEMORIES-』というビジュアルノベルも制作された。
派生版
Counter-Strike: Online
この節の加筆が望まれています。 |
『カウンターストライク オンライン』(Counter-Strike: Online、略称CSO)は韓国のゲーム会社「ネクソン」が『カウンターストライク1.6』と『カウンターストライク コンディションゼロ』を元に開発した基本無料、アイテム課金システムのオンラインFPSゲームである。韓国、中国、タイなどアジアの一部の国ごとに違うパブリッシャーが公開しているが、日本バージョンは2019年3月6日の11時を以てサービス終了した。
オンラインならではのコミュニティ機能追加の他、新武器・新マップ・新ゲームモードが追加されている。
ゲームモードに関しては、『CS1.6』で存在した爆破・人質救出の他、サーバー側にプラグインを導入する事でプレイ可能であったデスマッチ・チームデスマッチ・ゾンビモードや、新たにネクソンがオリジナルに作った、ゾンビサバイバル(CO-OP)・ヒューマンシナリオ・ゾンビ連合モード・ファンを標準で実装している。
サーバーは6種に分類されており、誰でも入場可能な「ノーマルサーバー」、動きながら射撃した場合の命中率が高く、弾の当たり判定も若干大きめに設定されている「カジュアルサーバー」、カジュアルサーバーにレベル制限を設けた「ビギナーサーバー」、クラン戦の為に用意された「クラン戦サーバー」、公式大会と同じルールでプレイ可能な「大会サーバー」、チャレンジモード専用の「チャレンジサーバー」が存在する。
また、一つのルームに対し最大32人(カウンターテロリストチーム16人、テロリストチーム16人)というでのプレイが可能で、他のオンラインFPSゲーム(『サドンアタック』、『ペーパーマン』、『クロスファイア』など)と比べると、圧倒的に人数が多い。
ネクソンによる大々的なプロモーションと、ローカライズによってCS1.6では不可能だった日本語チャットやシステムメッセージの日本語化が実現した。
ゲーム内容
デスマッチ
- その名の通りチームの協力はなしで一人のみでルームメンバーと闘う。倒されるとランダムに選ばれたリスポーンから復帰し、違う武器や弾薬の購入等できるメニューが表示される。
2010年12月に新システムが実装され、デスマッチのマップが一部削除となり、使用できる武器もあらかじめ3つセットしないと途中で変えることができない(現在変更は可能)等、多くのユーザーから不評を買っている[要出典]。また、一部の武器のフォームチェンジができなくなっている。
チームデスマッチ
- 上記デスマッチの協力系試合である。 デスマッチとは異なり倒された場合チーム専用のリスポーンから復帰する。
オリジナル
- 『CS1.6』と同様、先に目的を達成したチームが勝利となる。爆弾解除(de_)、人質救出(cs_)、殲滅、VIP警護(as_)の4モードがある。
- このモードが他のFPSゲームと異なる最大の特徴である。ゲームルールはゲーム開始直後、武器を選択、購入し、試合が開始されて20秒後にチームメンバーの数名ランダムに選ばれたチームメンバーの数名(ただし、ルーム参加者の人数によってマザーゾンビに選ばれるプレーヤー人数は左右される)マザーゾンビとなり、ゾンビとなった者はすべての人間を攻撃しゾンビにするのが目的で、人間はすべてのゾンビを支給された銃火器等でゾンビを倒すか、制限時間内まで生き残ることが目的である。ゾンビの所持武器は爪だけなので、ハンデがあり人間と比べ機動力と体力(体力もルームメンバーの人数で左右される)が高い。また暗視スコープが使えるので、暗い場所を移動するには都合が良い。また、課金によりゾンビと同じ機動力が得られる等のゾンビモード専用のアイテムも存在する。ゾンビは人間に攻撃されるとノックバックする。
他にも、プレイヤー同士で協力してボスゾンビ「フォボス」(通常のフォボスとは生体が異なる「プロトタイプフォボス」も存在する)「オベロン」「ディオーネ」を倒す「ゾンビサバイバルモード」や、通常のデスマッチの要領でゾンビと人間が協力して戦う「ゾンビ連合モード」、他にもAIが操作する敵兵士と戦う「ヒューマンシナリオモード」などが追加されている。
BOT 『CS:CZ』のBOTモードとほぼ同様。簡単、少し簡単、普通、少し難しい、難しい、非常に難しい、専門家、エリートがある。
- ^ Inc, Aetas. “「CS:GO」は今日から「Counter-Strike 2」に。マップがオーバーホールされ,独自ゲームエンジンの採用でグラフィックスも大幅に進化”. 4Gamer.net. 2024年2月10日閲覧。
- ^ http://store.steampowered.com/app/730/
- ^ “Welcome to the Danger Zone / CS:GO is now FREE TO PLAY”. Valve Corporation. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “「Counter-Strike: Global Offensive」,基本プレイ料金無料に移行。バトルロイヤルモード「Danger Zone」も実装”. 4gamer.net. 2019年1月6日閲覧。
- ^ http://www1.folha.uol.com.br/folha/informatica/ult124u364924.shtml
- 1 カウンターストライクとは
- 2 カウンターストライクの概要
- 3 主なマップの種類
- 4 大会での設定
- 5 登場する武器
- 6 ゲーム内用語
- 7 リメイク続編版・続編版・アーケード版、および派生作品
- 8 Counter-Strike NEO -WHITE MEMORIES-
- 9 動作環境
固有名詞の分類
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