オオマシコ オオマシコの概要

オオマシコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 07:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
オオマシコ
オオマシコ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: アトリ科 Fringillidae
: マシコ属 Carpodacus
: オオマシコ C. roseus
学名
Carpodacus roseus
(Pallas, 1776)
和名
オオマシコ
英名
Rosefinch
オオマシコの卵

分布

中央シベリアから東シベリアにかけての亜寒帯の地域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島に渡り越冬する。

日本では、冬鳥として本州中部以北に渡来するが、数はそれほど多くない。

形態

体長約17cm。日本産のマシコ類では大き目の体である。V字型の尾は他のマシコ類に比べるとやや短い。

雄成鳥は、頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色であり、額と喉に銀白色がはいる。また背と肩羽に黒い縦斑がある。雌は全体に淡褐色で、頭部、背中、胸、腹が淡く紅色がかっている。喉から胸のあたりまで細い褐色の縦斑がある。

生態

平地から山地の林、林縁の草地、農耕地などに生息する。 の実などを好む。

地鳴きは「チーッ」、「フィッ」など。

参考文献

  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社
  • 『日本の鳥 550 山野の鳥』、文一総合出版

関連項目




「オオマシコ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オオマシコ」の関連用語

オオマシコのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オオマシコのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオオマシコ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS