アルバート・リー アルバート・リーの概要

アルバート・リー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/29 20:10 UTC 版)

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アルバート・リー
アルバート・リー(2005年)
基本情報
別名 Guitar Player's Guitar Player
生誕 (1943-12-21) 1943年12月21日(75歳)
出身地 イングランド
ジャンル カントリー・ミュージック
R&B
ロック
職業 ギタリスト歌手
担当楽器 ギターピアノ
活動期間 1959年-
レーベル A&Mレコード
MCAレコード
シュガーヒル・レコード
共同作業者 クリス・ファーロウ
ヘッズ・ハンズ&フィート
エミルー・ハリス
エリック・クラプトン
ホーガンズ・ヒーローズ
ビル・ワイマン
公式サイト Albertlee.co.uk
著名使用楽器
フェンダー・テレキャスター
アーニー・ボール/ミュージックマン シグネイチャー・モデル
ギブソン・J-200

来歴

アルバートの父はピアノアコーディオンを弾き、アルバートも7歳でピアノを始めるが、その後バディ・ホリーに影響を受けてギターに転向し、16歳でプロとしての活動を開始。

1960年代には、ニール・クリスチャンのバック・バンドにジミー・ペイジの後任として加入した後、クリス・ファーロウ(後にコロシアムアトミック・ルースターで活動するシンガー)のバック・バンドであるサンダーバーズの一員として名を高める。サンダーバーズには、カール・パーマーも一時在籍していた[2]

1970年にヘッズ・ハンズ&フィートというカントリー・ロック・バンドを結成。また、1970年にはグリーン・ブルフロッグという覆面セッション・バンドに参加し、1971年に同名のアルバムが発表される。グリーン・ブルフロッグにはリッチー・ブラックモアビッグ・ジム・サリヴァンイアン・ペイス等も名を連ねていた[3]

ヘッズ・ハンズ&フィート解散後の1974年アメリカ合衆国カリフォルニア州に渡る。同地でもセッション・ギタリストとして高く評価され、ジョー・コッカーエミルー・ハリス等と共演。また、ソロ・アーティストとしてA&Mレコードとの契約を得る。

1979年エリック・クラプトンのバック・バンドに加入。同年、A&Mから初のソロ・アルバム『ハイディング』を発表。同作収録曲「カントリー・ボーイ」は、1984年にリッキー・スキャッグスにカバーされ、翌年にはリッキーのシングル・バージョンがビルボード誌のカントリー・チャートで1位となった。クラプトンのライブ・アルバム『ジャスト・ワン・ナイト〜エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館〜』でも、『ハイディング』収録曲「セッティング・ミー・アップ」(ダイアー・ストレイツのカバー)でアルバートのリード・ボーカルが聴ける。

1983年エヴァリー・ブラザーズの再結成コンサートでバックを務める。1990年代以降は、ホーガンズ・ヒーローズや、ビル・ワイマン率いるリズム・キングスで活動。2002年ジョージ・ハリスンの追悼コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」に出演。

ディスコグラフィ

ソロ・アルバム

※はAlbert Lee & Hogan Heroes名義。

  • Hiding(1979年)
  • Albert Lee(1982年)
  • Speechless(1987年)
  • Gagged But Not Bound(1988年)
  • In Full Flight: Live At Montreux(1994年、※)
  • Tear It Up(2002年、※)
  • Heartbreak Hill(2003年)
  • Live In Paris(2004年、※)
  • Road Runner(2006年)
  • In Between The Cracks(2007年、※)
  • Live At The New Morning(2007年、※)
  • Like This(2008年、※)

ヘッズ・ハンズ&フィート

  • Heads Hands & Feet(1971年)
  • Tracks(1972年)
  • Old Soldiers Never Die(1973年)



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